- バレイショ 200g
- 水道水 1,000mL
- ブドウ糖 20g 2 w/v%(100mLに2g)
- 粉末寒天 15g 1.5 w/v%(100mLに1.5g)
- こし布、あるいはお茶パック
- アルミホイル
- コンロ
- やかん
- はかり
- 耐熱計量カップ
- 大型の耐熱容器
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バレイショの皮をむき、1〜2cm角の角切りにして、はかりで重量を計る。
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やかんに水道水をいれてコンロにかけ、お茶パックに入れたバレイショを投入してから20分程度煮沸する。あるいは、60℃一定で1時間程度煮る(※1)。この時、やかんの口を二重にしたアルミホイルで覆う。
※煮沸の場合はふきこぼれることもあるので注意。 -
耐熱計量カップ等で計量して、 大型の耐熱容器に入れる。計量した全量に対して適量のブドウ糖と粉末寒天を加える。よく混ぜてやかんにもどす。
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自然に60〜70℃程度まで冷ましてから、無菌操作でシャーレに注ぐ。 使うシャーレを10枚程度重ねておき、一番下から順に、シャーレのふたを持ち上げながら注ぐ。注ぐ量の目安としては、9cmシャーレの場合、大体1枚あたり約30mL程度。
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培地をまいて数日は水蒸気が出てふたに水滴がつくことが多いため、ある程度乾燥するまではクリーンベンチや机の上に置いておく。
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乾燥したら、シャーレの裏にマジックペンで情報を記入し、ふたを下にして保存する。
- 他の方法:準備するものは、グルコース 2.0%、寒天 2.0%、ジャガイモエキス 23mL、蒸留水 77mL。ジャガイモエキスは、皮をむいたジャガイモ100gを300mLの水にすりおろし、冷蔵庫内に一夜置いた後にガーゼ数枚を重ねてこし、濾液を(オートクレーブで)殺菌して保存する(※2)。