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plateculture.md

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酵母の培養方法:平板培地での培養

準備するもの

  • 試料(採取物)
  • 滅菌水をいれた滅菌した容器
  • 滅菌済みディスポーザブルシャーレ(直径9cmが一般的)
  • ピペット、チップ
  • 滅菌済みコニカルチューブ
  • ゴム手袋
  • 消毒用アルコールスプレー
  • スプレッター
  • クリーンベンチ
  • インキュベータ
  • ごみ袋

手順の例

  1. ゴム手袋を装着し、手をアルコール消毒する。クリーンベンチ内をアルコールでふく。

  2. 滅菌済みディスポーザブルシャーレの入った袋、試料の入った容器、滅菌水をいれた容器、スプレッター(包装のまま)、ピペット、ピペットチップを、アルコールスプレーで消毒してから、クリーンベンチの中に入れる。

  3. 滅菌水をいれた容器に試料を10%(90mLに10gの分量。10倍希釈液)になるように投下してよく懸濁する。これをピペットで取り、9倍の滅菌水を加えて懸濁すると100倍希釈液ができる。同様に繰り返せばさらに希釈できる。

  4. 希釈液をピペットで1mL取り、YPD平板培地にまいて、スプレッタで全体に行き渡るように回転しながら培地に刷り込み、蓋をする。

  5. インキュベータを30℃に設定して、平板培地を逆さにした状態で静置し、培養する。

  6. コロニーが目視で確認できたら、4℃設定の冷蔵庫に移すと生育が遅くなる。