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酵母の保存法

準備するもの

  • 1.5mLマイクロチューブ、あるいはPCRチューブ
  • タフスポット シートタイプ(チューブ用のラベル)
  • 油性マジック、あるいはレーザープリンタ
  • グリセロール
  • 滅菌済みの爪楊枝
  • ボルテックスミキサー

手順の例

  1. マイクロチューブに滅菌した15%グリセロール液を分注する。
  2. 平板培地の菌体を爪楊枝で集めて釣菌(ちょうきん)する。
  3. ボルテックスミキサーで懸濁液にする。
  4. ラベルに通し番号を記し、チューブの蓋に貼る。
  5. -80℃で保存する。

※液体培地の場合4℃で数週間、平板培地の場合シャーレにビニルテープかパラフィルムで封をすると4℃で数ヶ月は保存できる。上記の方法で-80℃で保存をすれば、ほぼ永久に長期保存できる。(-30℃では氷の成長がおこるため半年も保たない。)

記録の方法の例
  • スプレッドシートに、菌株の通し番号(チューブラベルと対応)、備考(検索タグとして)、実施者名、日付を記録する。
  • A4用紙に、1菌株に対して1枚、その菌株の由来、操作内容などを記録して、ファイリングする。

※廃棄する場合は、オートクレーブにかけた後、適切に処理する。