From 8066d62845fb6d03220f3f7d5173427c5bcc7d53 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: mayuhamada Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:18 +0000 Subject: [PATCH 01/62] Translate cmt.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/cmt.html | 91 +++++++++++++++++-------------------- 1 file changed, 41 insertions(+), 50 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/cmt.html b/publishing/ja/epub/cmt.html index 1db73177..ed338e04 100644 --- a/publishing/ja/epub/cmt.html +++ b/publishing/ja/epub/cmt.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + コア メディア タイプ @@ -55,13 +55,13 @@ -

EPUB 仕様では、コア メディア タイプと呼ばれる一連のファイル形式が定義されています。これは、作成者が、EPUB コンテンツ ドキュメントに、フォールバックを必要とせずに含めることができるファイル形式です。

+

EPUB仕様では、コアメディアタイプと呼ばれる一連のファイル形式が定義されています。これは、コンテンツ製作者が、EPUBコンテンツドキュメントに、フォールバックを必要とせずに含めることができるファイル形式です。

リーディングシステムは、必要なレンダリングをサポートしている限り、これらの形式をサポートする必要があります(たとえば、テキストのみを読み上げるリーディングシステムは CSS または画像形式をサポートする必要はありませんが、視覚的な表示を備えたリーディングシステムはサポートする必要があります)。

-

EPUB 出版物でコア メディア タイプのみを使用すると、どのリーディングシステムを使ってもその出版物を読めるように保障できます。

+

どのリーディングシステムでもその出版物を読めるようにするには、EPUB出版物でコアメディアタイプのみを使用してください。

-

EPUB の各バージョンでは、サポートされているメディア タイプの完全なリストが提供されます。

+

EPUBの各バージョンでは、サポートされているメディアタイプの完全なリストが提供されます。

-

このような場合、作成者は任意の形式を指定できますが、リーディングシステムがその形式のレンダリングをサポートするという保証はありません。

+

このような場合、コンテンツ製作者はいずれの形式も指定できますが、リーディングシステムがこれらの形式のレンダリングをサポートする保証はありません。

@@ -187,7 +187,7 @@
manifestフォールバック

manifest内の画像フォールバック

HTML

-
<img src="rainbow.webp" alt="Rainbow over wheat fields"/>
+
<img src="rainbow.webp" alt="麦畑にかかる虹"/>

パッケージドキュメント

<manifest>
    <item id="img01"
@@ -204,7 +204,7 @@ 
manifestフォールバック

EPUB2で他に選択肢がない場合を除いて、画像のmanifestフォールバックは避けるのが最善です。manifestフォールバックは十分にサポートされていません。

-
非推奨のフォールバック手法
+
廃止されたフォールバック手法

EPUBには、使用が推奨されなくなった2つのフォールバック手法があります。

From 74e3e9166fac4292e97f1b9f8ca22ddc5c792556 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:20 +0000 Subject: [PATCH 03/62] Translate cover.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/cover.html | 15 +++++++-------- 1 file changed, 7 insertions(+), 8 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/cover.html b/publishing/ja/epub/cover.html index e091091e..361bf207 100644 --- a/publishing/ja/epub/cover.html +++ b/publishing/ja/epub/cover.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + 表紙 @@ -20,7 +20,7 @@

要約

-

表紙画像にある情報の説明を含めます。

+

表紙画像に含まれる関連する情報の説明を加えるようにしましょう。

@@ -81,7 +81,7 @@

よくある質問

-
代替テキストに「表紙:」と付ける必要がありますか?
+
代替テキストに「cover:」と前置きする必要がありますか?

これは、画像が表紙であることを識別するのに便利な従来の方法ですが、現在は doc-coverロールを使用できるようになったため、必須ではなくなりました。また場合によっては重複した情報を提供してしまうことになります。
支援技術はこのロールがある場合に、画像が表紙であることを認識するべきですが、このロールのサポートはまだ広く普及していないため、この方法を引き続き使用することは許容されます。

@@ -91,9 +91,9 @@

よくある質問

解説

-

表紙画像は、タイトルや著者だけでなく、出版物に関する重要な情報を伝えることがよくあります。表紙は、出版物と他の作品との関係など、追加のコンテキストを提供する場合もあります。また、出版物の表紙画像が、その本を識別するのにつかわれることもあります (たとえば、教授は教科書の表紙の主要な特徴を参照することがよくあります)。

+

表紙画像はタイトルや著者だけでなく、出版物に関する重要な情報を伝えることがよくあります。表紙は、出版物と他の作品との関係など、追加のコンテキストを提供する場合もあります。また、出版物の表紙画像が、その本を識別するのに使われることもあります (たとえば、教授は表紙の主要な特徴で教科書を参照することがよくあります)。

-

表紙画像は重要であるにもかかわらず、役に立たない代替テキスト「表紙画像」のみで説明されていることが依然としてよくあります。そうすると、画像を見られないユーザーは、出版物が口語的な説明と一致しているかどうかを判断できないため、不利益になります。

+

表紙画像の重要さにもかかわらず、「表紙画像」のみのような役に立たない代替テキストで説明されているのをしばしば見かけます。このような場合、画像を見られないユーザーは出版物が口語的な説明と一致しているかどうかが判断できないため、不利益を被ります。

このため、代替テキストには、表紙に関する関連情報をできるだけ多く含めることをお勧めします。画像に表示されているテキストを含めることは良い出発点ですが、必要に応じて、表紙画像自体の短い説明も含めます (たとえば、一部の表紙には画像が含まれず、単色のみの場合があります)。

@@ -116,7 +116,7 @@

EPUB 2

この場合、 content属性は画像のマニフェストitemの ID を参照します。(この方法は EPUB 2 仕様の正式な一部ではありませんが、EPUB 2 リーディングシステムでは認識されます。)

-

EPUB 3 と同様に、著者がこれらの画像をアクセシブルにする方法はありません。

+

EPUB 3 と同様に、コンテンツ製作者がこれらの画像をアクセシブルにする方法はありません。

@@ -124,8 +124,7 @@

EPUB 2

関連リンク

From 3395a5fcd3bcc43d753dba87ff341589801ccc6e Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:21 +0000 Subject: [PATCH 04/62] Translate dir.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/dir.html | 21 +++++++++------------ 1 file changed, 9 insertions(+), 12 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/dir.html b/publishing/ja/epub/dir.html index 52e60f76..e872ce29 100644 --- a/publishing/ja/epub/dir.html +++ b/publishing/ja/epub/dir.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + テキストの進行方向 @@ -18,15 +18,14 @@

要約

-

パッケージ ドキュメント内のメタデータの基本方向を設定して、正しくレンダリングされるようにします。

+

パッケージ ドキュメント内のメタデータに基本方向を設定して、正しくレンダリングされるようにします。

テクニック

    -
  • -package要素にdir属性を設定する[[WCAG-1.3.2]]
  • +
  • package要素にdir属性を設定する[[WCAG-1.3.2]]
  • 基本方向が変わるたびに、 meta要素にdir属性を設定する[[WCAG-1.3.2]]
@@ -62,9 +61,9 @@

よくある質問

-
代わりにテキストの言語を設定できますか?
+
テキストの言語の設定を代わりに利用できますか?
-

いいえ。言語の宣言は表示の方向性には影響しません。言語の設定は、テキスト読み上げのレンダリングにとって重要です。

+

いいえ。言語の設定はテキスト表示の方向には影響しません。言語の設定は、テキスト読み上げのレンダリングにとって重要です。

EPUB 3 ではデフォルトの左から右の基本方向を宣言する必要があるのに、HTML では宣言する必要がないのはなぜですか?
@@ -88,7 +87,7 @@

よくある質問

解説

-

パッケージ ドキュメント内のテキストの基本方向を設定することは、テキストがリーディングシステムによって適切に表示され、支援技術によって適切に読み取られることを保証するために重要です。

+

パッケージ ドキュメント内のテキストの基本方向を設定することは、テキストがリーディングシステムによって適切に表示され、支援技術によって適切に読み取られることを保証するのに重要です。

注記

@@ -118,7 +117,7 @@

解説

注記

-

EPUB 2 はパッケージ ドキュメント内のdir属性をサポートしていないため、この手法は適用されません。

+

EPUB 2 はパッケージ ドキュメント内のdir属性をサポートしていないため、この手法は適用できません。

@@ -133,10 +132,8 @@

解説

関連リンク

From ddf082daf70cb111420552c2ddd5fc115f93d97b Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: mayuhamada Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:22 +0000 Subject: [PATCH 05/62] Translate dir.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/dir.html | 10 +++++----- 1 file changed, 5 insertions(+), 5 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/dir.html b/publishing/ja/epub/dir.html index e872ce29..6276ca5d 100644 --- a/publishing/ja/epub/dir.html +++ b/publishing/ja/epub/dir.html @@ -75,11 +75,11 @@

よくある質問

基本方向が指定されていない場合、リーディングシステムはデフォルトで Unicode Bidi アルゴリズムを使用してそれを決定すると予想されます。 当初はデフォルトの基本方向がなかったため、属性の要件が改善されたときに基本方向を追加できませんでした。 ローカルの基本方向が適用されることを前提として作成された出版物が多すぎました。

-
EPUB 3.3 で属性が「実装不足」とラベル付けされているのはなぜですか?
+
EPUB 3.3で属性が「実装が不十分」とラベル付けされているのはなぜですか?
-

ほとんどのリーディングシステムは、単一のデフォルトのテキスト方向の表示のみをサポートしているため、方向の違うテキストがあった場合にユーザーに誤って表示されます。このような機能は通常、W3C 標準から削除する必要がありますが、この属性は国際化にとって重要であるため、今後サポート状況が改善されることが期待されます。

+

ほとんどのリーディングシステムは、単一のデフォルトのテキスト方向の表示のみをサポートしているため、方向の違うテキストがあった場合にユーザーに誤って表示されます。このような機能は通常、W3C標準から削除する必要がありますが、この属性は国際化にとって重要であるため、今後サポート状況が改善されることが期待されます。

-

W3C は、最低限のサポートしきい値を満たしていない既存の EPUB 機能については、必須の機能が提供され、「実装不足」とマークされている限り、保持することを許可しました。将来サポートが強化されると、このラベルは削除されます。

+

W3Cは、必須の機能が提供されており、「実装が不十分」とマークされているならば、最低限のサポートしきい値を満たしていなくても現行のEPUB機能として認めています。将来的にサポートが増えれば、このラベルは削除されるでしょう。

@@ -105,7 +105,7 @@

解説

注記

-

EPUB 2 はパッケージ ドキュメント内のdir属性をサポートしていないため、この手法は適用されません。

+

EPUB 2はパッケージ ドキュメント内のdir属性をサポートしていないため、この手法は適用できません。

@@ -123,7 +123,7 @@

解説

インライン
-

パッケージ ドキュメント内の基本方向のインライン変更を識別することはできません。基本方向を設定するにはマークアップを使用することをお勧めしますが、このような場合は、Unicode 制御文字を使用して変更を識別できます。制御文字の概要とその使用方法については、W3C の記事「How to use Unicode controls for bidi text」を参照してください。

+

パッケージ ドキュメント内の基本方向のインライン変更を識別することはできません。基本方向を設定するにはマークアップを使用することをお勧めしますが、このような場合は、Unicode制御文字を使用して変更を識別できます。制御文字の概要とその使用方法については、W3Cの記事「How to use Unicode controls for bidi text」を参照してください。

From bd1acd47ec9f5f81f6ceac1686887ed7d8da6642 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:24 +0000 Subject: [PATCH 06/62] Translate language.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/language.html | 46 ++++++++++++++++---------------- 1 file changed, 23 insertions(+), 23 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/language.html b/publishing/ja/epub/language.html index aeb97c76..a0c9ff9b 100644 --- a/publishing/ja/epub/language.html +++ b/publishing/ja/epub/language.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + 言語の設定 @@ -26,7 +26,7 @@

要約

-

言語を設定すると、支援技術がテキストを正しく解釈して処理できるようになり、また、ユーザーはリーディングシステムの言語拡張機能を利用できるようになる。

+

言語を設定すると、支援技術によってテキストを正しく解釈してレンダリングできるようになり、また、ユーザーはリーディングシステムの言語拡張機能を利用できるようになります。

@@ -34,22 +34,22 @@

テクニック

  • -

    package要素のxml:lang属性を使用して、パッケージドキュメントのデフォルトの言語を設定する。[[WCAG-3.1.1]]

    +

    パッケージドキュメントのデフォルトの言語をpackage要素のxml:lang属性を用いて設定します。

  • -

    デフォルトの言語が変更されるたびに、パッケージドキュメント要素にxml:lang属性を設定する。[[WCAG-3.1.2]]

    +

    デフォルトの言語とは異なる言語を用いる場合には、パッケージドキュメントの要素にxml:lang属性を設定します。

  • -

    パッケージドキュメントのメタデータセクションのdc:language要素で出版物の主な言語を記述する。[[WCAG-3.1.1]]

    +

    パッケージドキュメントのメタデータセクションのdc:language要素に出版物の主な言語を記述します。[[WCAG-3.1.1]]

  • -

    EPUBコンテンツドキュメントのデフォルト言語を設定する。[[WCAG-3.1.1]]

    +

    EPUBコンテンツドキュメントのデフォルト言語を設定します。[[WCAG-3.1.1]]

  • -

    EPUBコンテンツドキュメント内の言語の変更を記述する。[[WCAG-3.1.2]]

    +

    EPUBコンテンツドキュメント内で言語の変更を記述します。[[WCAG-3.1.2]]

  • -

    言語コードがBCP 47に準拠していることを確認する。[[WCAG-3.1.1]]

    +

    言語コードがBCP 47に準拠していることを確認します。[[WCAG-3.1.1]]

@@ -60,7 +60,7 @@

例1 — パッケージドキュメントでの言語の宣言
-

こちらの例では、英語の文書に対して、 package要素のxml:lang属性が英語に指定されている。
言語を正しく設定することで、パッケージ内のメタデータが正しく解釈される。

+

こちらの例では、英語の文書に対して、パッケージ内のメタデータが正しく解釈されるように、package要素のxml:lang属性を英語に指定しています。

<package … xml:lang="en">
@@ -68,7 +68,7 @@

例 2 — デフォルトのパッケージドキュメント言語を上書きする
-

次の例では、xml:lang属性が、著者名が日本語であることを示すために使用されている。

+

次の例では、xml:lang属性が、著者名が日本語であることを示すために使用されています。

<package … xml:lang="en">
    <metadata xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
@@ -83,7 +83,7 @@ 

例3 — 出版物の主な言語の指定
-

次の例では、dc:language要素が、コンテンツの主要言語がフランス語と英語であることを示すために使用されている。

+

次の例では、dc:language要素が、コンテンツの主要言語がフランス語と英語であることを示すために使用されています。

<metadata xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
      …
@@ -126,7 +126,7 @@ 

解説

言語タグとは何か

-

言語の設定方法の説明に入る前に、まず何を設定するかを理解することが重要です。言語は、言語、地域、文字などを識別するハイフンで区切られたコードである言語タグを使用して宣言されます。

+

言語の設定方法の説明に入る前に、まず何を設定するかを理解することが重要です。言語は、言語、地域、スクリプトなどを識別するハイフンで区切られたコードである言語タグを使用して宣言されます。

少なくとも、各言語タグは、主要言語を識別する 2 文字または 3 文字のコードで構成されます。

@@ -167,7 +167,7 @@

言語タグとは何か

多くの言語では、主な言語コードのみを指定します。ただし、地域的な方言を持つ言語の場合は、より正確に指定するために地域サブタグを追加できます。

-

たとえば、アメリカとイギリスの発音は大きく異なる場合がありますが、「 en 」というコードでは、必要な個所でどちらを適用すればよいか支援技術に通知されません (たとえば、登場人物が地方の方言で話すアメリカまたはイギリスの小説の場合)。地域を追加すると、支援技術がより適切な音声を選択して再生できるようになるため、この問題は解決されます。

+

たとえば、アメリカとイギリスでは発音が大きく異なる場合があります。「 en 」というコードだけでは、必要な個所でどちらを適用すればよいか支援技術に通知されません (たとえば、登場人物が地方の方言で話すアメリカまたはイギリスの小説の場合など)。地域を追加すると、支援技術がより適切な音声を選択して再生できるようになるため、この問題は解消します。

地域サブタグはハイフンを使用して言語に追加されます。たとえば、「en-US」は、テキストが米国で話されている英語であることを示します。

@@ -200,9 +200,9 @@

言語タグとは何か

-

地域タグを大文字で表記するのが一般的な慣例ですが、これは必須ではありません。言語タグは大文字と小文字を区別せずに処理されます。

+

一般的な慣習として地域タグは大文字で表記しますが、これは必須ではありません。言語タグは大文字と小文字を区別せずに処理されます。

-

文字 サブタグを使用して、テキストが記述されている文字を指定することもできます。たとえば、簡体字中国語と繁体字中国語は、「zh-Hans」と「zh-Hant」文字 タグを使用して区別できます。文字 サブタグは、文書全体が複数種類の文字で記述される場合にのみ使用してください。

+

スクリプトサブタグを使用して、テキストを記述している文字を指定できます。たとえば、簡体字中国語と繁体字中国語は、「zh-Hans」と「zh-Hant」スクリプトタグを使用して区別できます。スクリプトサブタグは、文書全体が複数種類のスクリプトで表現しうる場合にのみ使用してください。

言語タグの詳細な説明については、W3C の記事「 HTML および XML の言語タグ」を参照してください。

@@ -219,7 +219,7 @@

言語の指定方法

… </html>
-

言語情報は継承されるため、ルート要素に属性を設定すると、文書内のすべての要素とテキストの言語が自動的に宣言されます。

+

言語情報は継承されるため、ルート要素に属性を設定すると、文書内のすべての要素とテキストの言語を自動的に宣言したことになります。

@@ -227,7 +227,7 @@

複数の言語が使われる場合

すべての出版物が単一の言語で書かれているわけではありません。多言語出版物では言語が頻繁に切り替わる場合があり、他の出版物では別の言語の短いフレーズや単語が含まれる場合もあります。

-

言語の変更を示すには、外国語のテキストを囲むタグで新しい言語を宣言するだけです。次の例に示すように、言語の変更はそのタグ内でのみ適用されます。

+

言語の変更を示すには、外国語のテキストを囲むタグで新しい言語を宣言するだけです。次の例に示すように、言語の変更はそのタグ内にのみ適用されます。

<p xml:lang="en">
     This is in English
@@ -252,15 +252,15 @@ 

複数の言語が使われる場合

English </p>
-

主要言語が変更されたときにそれを通知することは、テキスト読み上げエンジン(TTS)が外国語のフレーズを正しく発音できるようにするために重要です。正しい言語情報がない場合、テキスト読み上げエンジンはデフォルト言語のルールに従ってテキストを発音しようとします。

+

主要言語が変更されたときにそれを明示するのは、テキスト読み上げエンジン(TTS)が外国語のフレーズを正しく発音するのに重要です。正しい言語情報がない場合、テキスト読み上げエンジンはデフォルト言語のルールに従ってテキストを発音しようとします。

-

ただし、デフォルト言語の一部となった用語やフレーズについては、言語の変更を示す必要はありません。「café」や「coup d'état」などの単語は、フランス語に由来していますが、現在では一般的な英語のフレーズと見なされています。テキスト読み上げエンジンは、通常、これらの単語を英語として処理できます。

+

ただし、すでにデフォルト言語の一部となっている用語やフレーズについては、言語の変更を明示する必要はありません。「café」や「coup d'état」などの単語は、フランス語に由来していますが、現在では一般的な英語のフレーズと見なされています。英語のテキスト読み上げエンジンは、通常、これらの単語を英語として処理できます。

パッケージドキュメントの言語の設定

-

EPUB 出版物には複数の文書が含まれるため、コンテンツの言語を指定する必要がある場所は複数あります。最初に確認するのはパッケージ ドキュメントです。

+

EPUB 出版物には複数の文書が含まれるため、コンテンツの言語を指定する必要がある場所は複数あります。最初に確認すべきなのはパッケージ ドキュメントです。

パッケージ ドキュメントは、作品に関するメタデータ、作品に属するリソース、およびそれらのリソースを読む順番の情報が含まれた、EPUB 出版物の中心的な文書です。お察しのとおり、パッケージ ドキュメントにはタイトルや著者名などのメタデータが含まれているため、この情報がどの言語で書かれているかをリーディングシステムに伝えることは重要です。

@@ -276,11 +276,11 @@

パッケージドキュメントの言語の設定

EPUB 2 では、 package要素のxml:lang属性を使用したグローバル言語宣言は許可されていません。すべてのメタデータ タグでxml:lang属性を宣言する必要があります。

-

package要素にグローバル言語宣言がある場合は、メタデータが別の言語で記述されている場合にのみ、その宣言を上書きする必要があります。たとえば、書籍が翻訳版である場合は、 dc:creatorタグに言語宣言を追加することで、著者名の言語を示すことができます。

+

package要素にグローバル言語宣言があり、メタデータが別の言語で記述されている場合には、その宣言を上書きする必要があります。たとえば、書籍が翻訳版である場合は、 dc:creatorタグに言語宣言を追加すると、著者名の言語を明示できます。

<dc:creator xml:lang="fr">Albert Camus</dc:creator>
-

パッケージ ドキュメント メタデータの 1 つの制限は、メタデータ タグ内のテキストの言語を上書きできないことです。たとえば、外国語の用語や語句を含むタイトルがある場合、そのテキストが別の言語であるかどうかは識別できません。タグの既定の言語で読み取る必要があります。

+

パッケージ ドキュメント メタデータには、メタデータ タグ内のテキストの言語を上書きできないという一つの制限があります。たとえば、外国語の用語や語句を含むタイトルがあり、その部分が別の言語であることは明示できません。そのタグのデフォルトの言語で読み取る必要があります。

パッケージ ドキュメントのメタデータで地域コード (たとえば、アメリカ英語の場合は「-US」を追加) を使用することはほとんど役に立ちません。通常、ユーザーは、メタデータが自分の好みの地域の方言でアナウンスされることを期待します。

@@ -340,7 +340,7 @@

コンテンツの言語を設定する

lang属性
-

XHTML および SVG ドキュメントではxml:lang属性の使用は必須ですが、 lang属性も追加することをお勧めします。その場合、 xml:lang属性とlang属性で表現される言語タグが一致している必要があります。例:

+

XHTMLおよびSVGドキュメントではxml:lang属性の使用は必須ですが、lang属性の追加もお勧めします。この場合、 xml:lang属性とlang属性で表現される言語タグは一致していなければなりません。例:

<html … xml:lang="en-US" lang="en-US">
From d9aeefd2bf61b60a34990c6f1cb1d85f94e4901c Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: mayuhamada Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:24 +0000 Subject: [PATCH 07/62] Translate language.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/language.html | 40 ++++++++++++++++---------------- 1 file changed, 20 insertions(+), 20 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/language.html b/publishing/ja/epub/language.html index a0c9ff9b..1f572e65 100644 --- a/publishing/ja/epub/language.html +++ b/publishing/ja/epub/language.html @@ -96,7 +96,7 @@

例4 — XHTMLおよびSVGコンテンツドキュメントの言語の設定
-

xml:lang属性は XHTML や SVG などの XML 文法の言語を設定しますが、同じ値を持つlang属性を含めることもお勧めします。詳細についてはlang属性の設定に関するセクションを参照してください。

+

xml:lang属性はXHTMLやSVGなどのXML文法の言語を設定しますが、同じ値を持つlang属性を含めることもお勧めします。詳細についてはlang属性の設定に関するセクションを参照してください。

<html … xml:lang="en" lang="en">
    …
@@ -119,7 +119,7 @@ 

よくある質問

解説

-

出版物の言語を設定することは、支援技術がテキストを正しく発音するのに役立つため、アクセシビリティを確保するための重要なステップです。言語宣言がないと、支援技術はユーザーのデフォルト言語でテキストを読み上げます。これにより、テキスト全体が誤って発音されたり (出版物が別の言語である場合)、個々の語句が誤って読み上げられたりする (文章内に外国語の語句が含まれる場合) 可能性があります。

+

出版物の言語を設定することは、支援技術がテキストを正しく発音するのに役立つため、アクセシビリティを確保するための重要なステップです。言語宣言がないと、支援技術はユーザーのデフォルト言語でテキストを読み上げます。これにより、テキスト全体が誤って発音されたり (出版物が別の言語である場合)、個々の語句が誤って読み上げられたりする(文章内に外国語の語句が含まれる場合)可能性があります。

このチュートリアルでは、支援技術やリーディングシステムで情報を利用できるように、EPUB パッケージ ドキュメント、XHTML および SVG コンテンツ ドキュメントの言語を設定する方法について説明します。

@@ -128,7 +128,7 @@

言語タグとは何か

言語の設定方法の説明に入る前に、まず何を設定するかを理解することが重要です。言語は、言語、地域、スクリプトなどを識別するハイフンで区切られたコードである言語タグを使用して宣言されます。

-

少なくとも、各言語タグは、主要言語を識別する 2 文字または 3 文字のコードで構成されます。

+

少なくとも、各言語タグは、主要言語を識別する二文字または三文字のコードで構成されます。

次の表に、言語コードをいくつか示します。

@@ -204,14 +204,14 @@

言語タグとは何か

スクリプトサブタグを使用して、テキストを記述している文字を指定できます。たとえば、簡体字中国語と繁体字中国語は、「zh-Hans」と「zh-Hant」スクリプトタグを使用して区別できます。スクリプトサブタグは、文書全体が複数種類のスクリプトで表現しうる場合にのみ使用してください。

-

言語タグの詳細な説明については、W3C の記事「 HTML および XML の言語タグ」を参照してください。

+

言語タグの詳細な説明については、W3Cの記事「HTMLおよびXMLの言語タグ」を参照してください。

言語の指定方法

言語タグが何であるかを理解したところで、次はそれらのタグをマークアップ言語で表現する方法に移りましょう。

-

XHTML、SVG、EPUB パッケージ ドキュメントなどの XML ベースのマークアップ言語では、テキストの言語を宣言するための標準的な方法はxml:lang属性であり、この属性の値は言語タグです。

+

XHTML、SVG、EPUB パッケージ ドキュメントなどのXMLベースのマークアップ言語では、テキストの言語を宣言するための標準的な方法はxml:lang属性であり、この属性の値は言語タグです。

一番良い方法は、常にルート要素 (つまり、他のすべてのマークアップを含む要素) で言語を宣言することです。たとえば、XHTMLドキュメントの言語は次のように指定できます。

@@ -237,7 +237,7 @@

複数の言語が使われる場合

注記

-

わかりやすくするために、これらの XHTML の例ではlang属性は省略されています。この属性を含めることがなぜ便利なのかについては、XHTML および SVG のlangに関するセクションを参照してください。

+

わかりやすくするために、これらの XHTML の例ではlang属性は省略されています。この属性を含めることがなぜ便利なのかについては、XHTMLおよびSVGのlangに関するセクションを参照してください。

マークアップ ドキュメントのテキストは、言語宣言を持つ最も近い祖先タグの言語を常に継承するため、言語を変更できる回数に制限はありません。

@@ -262,7 +262,7 @@

パッケージドキュメントの言語の設定

EPUB 出版物には複数の文書が含まれるため、コンテンツの言語を指定する必要がある場所は複数あります。最初に確認すべきなのはパッケージ ドキュメントです。

-

パッケージ ドキュメントは、作品に関するメタデータ、作品に属するリソース、およびそれらのリソースを読む順番の情報が含まれた、EPUB 出版物の中心的な文書です。お察しのとおり、パッケージ ドキュメントにはタイトルや著者名などのメタデータが含まれているため、この情報がどの言語で書かれているかをリーディングシステムに伝えることは重要です。

+

パッケージ ドキュメントは、作品に関するメタデータ、作品に属するリソース、およびそれらのリソースを読む順番の情報が含まれた、EPUB出版物の中心的な文書です。お察しのとおり、パッケージ ドキュメントにはタイトルや著者名などのメタデータが含まれているため、この情報がどの言語で書かれているかをリーディングシステムに伝えることは重要です。

最も一般的な方法は、次の例のように、 package要素に言語タグを宣言することです。

@@ -273,7 +273,7 @@

パッケージドキュメントの言語の設定

注記

-

EPUB 2 では、 package要素のxml:lang属性を使用したグローバル言語宣言は許可されていません。すべてのメタデータ タグでxml:lang属性を宣言する必要があります。

+

EPUB2では、 package要素のxml:lang属性を使用したグローバル言語宣言は許可されていません。すべてのメタデータ タグでxml:lang属性を宣言する必要があります。

package要素にグローバル言語宣言があり、メタデータが別の言語で記述されている場合には、その宣言を上書きする必要があります。たとえば、書籍が翻訳版である場合は、 dc:creatorタグに言語宣言を追加すると、著者名の言語を明示できます。

@@ -282,19 +282,19 @@

パッケージドキュメントの言語の設定

パッケージ ドキュメント メタデータには、メタデータ タグ内のテキストの言語を上書きできないという一つの制限があります。たとえば、外国語の用語や語句を含むタイトルがあり、その部分が別の言語であることは明示できません。そのタグのデフォルトの言語で読み取る必要があります。

-

パッケージ ドキュメントのメタデータで地域コード (たとえば、アメリカ英語の場合は「-US」を追加) を使用することはほとんど役に立ちません。通常、ユーザーは、メタデータが自分の好みの地域の方言でアナウンスされることを期待します。

+

パッケージドキュメントのメタデータで地域コード(たとえば、アメリカ英語の場合は「-US」を追加)を使用することはほとんど役に立ちません。通常、ユーザーはメタデータを自分の好みの地域の方言で発音されることを期待します。

-

パッケージ ドキュメントのメタデータの言語を設定することは、リーディングシステムに必要な言語情報を提供する最初のステップにすぎません。次のセクションで説明するように、パッケージ ドキュメント内の出版物コンテンツの言語を指定することも必要です。

+

パッケージ ドキュメントのメタデータの言語を設定することは、リーディングシステムに必要な言語情報を提供する最初のステップにすぎません。次のセクションで説明するように、パッケージドキュメント内の出版物コンテンツの言語を指定することも必要です。

注記

-

EPUB には現在、メタデータの翻訳を追加する方法がありません。次のように 2 つのタイトルを入れることはできます。

+

EPUBには現在、メタデータの翻訳を追加する方法がありません。次のように二つのタイトルを入れることはできます。

<dc:title>King Lear</dc:title>
 <dc:title xml:lang="fr">Le roi Lear</dc:title>
-

リーディングシステムは、2 番目のタイトルをフランス語のサブタイトルとして扱います (認識された場合)。ただし、 alternate-scriptプロパティを使用して、代替スクリプトでメタデータを提供することは可能です。

+

リーディングシステムは、二番目のタイトルをフランス語のサブタイトルとして扱います (認識された場合)。ただし、 alternate-scriptプロパティを使用して、代替スクリプトでメタデータを提供することは可能です。

@@ -303,21 +303,21 @@

出版物の言語の設定

xml:lang属性はパッケージ ドキュメントのメタデータの言語を指定しますが、出版物のコンテンツの言語をリーディング システムに伝えるものではありません。メタデータとコンテンツの言語は同じであることが多いですが、これを指定する別の方法が含まれているのには十分な理由があります。たとえば、作品が多言語である場合や、特定の地域の方言で書かれている場合があります。

-

EPUB では、コンテンツの主要言語を識別するために、パッケージ ドキュメントのメタデータに少なくとも 1 つのdc:languageタグを含める必要があります。xml xml:lang属性と同様に、この要素の値は言語コードです。

+

EPUB では、コンテンツの主要言語を識別するために、パッケージ ドキュメントのメタデータに少なくとも一つのdc:languageタグを含める必要があります。xml xml:lang属性と同様に、この要素の値は言語コードです。

<dc:language>es</dc:language>
-

出版物が複数の言語で書かれている場合(新しい言語学習ガイドなど)、各言語ごとにdc:language要素を繰り返すことができます(例 2を参照)。すべての言語を 1 つのタグに含めないでください。言語をリストアップする順序は、その言語の優先順位を示します(つまり、最初のdc:language要素は作品の主要言語を定義します)。

+

出版物が複数の言語で書かれている場合(新しい言語学習ガイドなど)、各言語ごとにdc:language要素を繰り返すことができます(例 2を参照)。すべての言語を一つのタグに含めないでください。言語をリストアップする順序は、その言語の優先順位を示します(つまり、最初のdc:language要素は作品の主要言語を定義します)。

-

ただし、 dc:languageタグに含まれる言語情報は参考情報にすぎません。このプロパティを設定すると、リーディングシステムが出版物のレンダリングを最適化するのに役立ちます。この情報を使用して、たとえば言語固有の辞書をプリロードしたり、ユーザーがコンテンツを音声で読み上げようとしたときに遅延が発生しないようにテキスト読み上げエンジンをプリロードしたりすることができます。パッケージ ドキュメント メタデータの言語と出版物内の各コンテンツ ドキュメントの言語の両方を設定する必要があります。

+

ただし、 dc:languageタグに含まれる言語情報は参考情報にすぎません。このプロパティを設定すると、リーディングシステムが出版物のレンダリングを最適化するのに役立ちます。この情報を使用して、たとえば言語固有の辞書をプリロードしたり、ユーザーがコンテンツを音声で読み上げようとしたときに遅延が発生しないようにテキスト読み上げエンジンをプリロードしたりすることができます。パッケージ ドキュメント メタデータの言語と出版物内の各コンテンツドキュメントの言語の両方を設定する必要があります。

コンテンツの言語を設定する

-

パッケージ ドキュメントの言語設定は重要ですが、各コンテンツ ドキュメントの言語を指定することはさらに重要です。パッケージ ドキュメントに設定された情報は自動的にコンテンツドキュメントへはいきません。

+

パッケージドキュメントの言語設定は重要ですが、各コンテンツドキュメントの言語の指定はさらに重要です。パッケージドキュメントに設定された情報は自動的にコンテンツドキュメントには波及しません。

-

EPUB がサポートする 2 つの主要な形式である XHTML および SVG コンテンツ ドキュメントの言語を設定することは、パッケージ ドキュメントの言語を設定する方法と同じです。ドキュメントの主要言語は、各ドキュメントのそれぞれのルート要素に設定します (例 4を参照)。その後、用語やフレーズを HTML または SVG のさまざまなタグで囲むことで、それらの用語やフレーズが別の言語であることを示します。

+

EPUBがサポートする2つの主要な形式であるXHTMLおよびSVGのコンテンツドキュメントの言語設定は、パッケージドキュメントの言語を設定する方法と同じです。ドキュメントの主要言語は、各ドキュメントのそれぞれのルート要素に設定します (例 4を参照)。その後、用語やフレーズをHTMLまたはSVGのさまざまなタグで囲むことで、それらの用語やフレーズが別の言語であることを明示します。

<html … xml:lang="en" lang="en">
    …
@@ -334,7 +334,7 @@ 

コンテンツの言語を設定する

注記

-

XHTML ドキュメントでの言語設定の詳細については、ナレッジ ベースの「HTML 言語」トピックを参照してください。

+

XHTMLドキュメントでの言語設定の詳細については、ナレッジベースの「HTML言語」トピックを参照してください。

@@ -344,7 +344,7 @@
lang属性
<html … xml:lang="en-US" lang="en-US">
-

両方の属性を追加することを推奨する理由は、EPUB 出版物の XHTML および SVG ドキュメントが、規格の要件であるにもかかわらず、必ずしも XML として処理されるとは限らないためです。たとえば、ブラウザベースのリーディングシステムでは、デフォルトですべての XHTML ドキュメントを通常の HTML として処理する場合があります。この場合、HTML プロセッサはlang属性のみを認識するためxml:lang属性を無視します。常に両方の属性を追加することで、ドキュメントの処理方法に関係なく、正しい言語情報がユーザーに提供されるようになります。

+

両方の属性を追加することを推奨する理由は、EPUB出版物のXHTMLおよびSVGドキュメントが、規格の要件であるにもかかわらず、必ずしもXMLとして処理されるとは限らないためです。たとえば、ブラウザベースのリーディングシステムでは、デフォルトですべてのXHTMLドキュメントを通常の HTMLとして処理する場合があります。この場合、HTMLプロセッサはlang属性のみを認識するためxml:lang属性を無視します。常に両方の属性を追加することで、ドキュメントの処理方法に関係なく、正しい言語情報がユーザーに提供されるようになります。

@@ -356,7 +356,7 @@

関連リンク

  • EPUB 3 — xml:lang属性
  • EPUB 3 — language要素
  • EPUB 2 — <language> </language>
  • -
  • HTML と XML の言語タグ
  • +
  • HTMLとXMLの言語タグ
  • RFC5646 — 言語を識別するためのタグ(BCP 47)
  • From f37952873a77a15e8dbc53427e6bfd3edae89596 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:26 +0000 Subject: [PATCH 08/62] Translate reading-order.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/reading-order.html | 22 +++++++++++----------- 1 file changed, 11 insertions(+), 11 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/reading-order.html b/publishing/ja/epub/reading-order.html index 71171b52..6fe8ac04 100644 --- a/publishing/ja/epub/reading-order.html +++ b/publishing/ja/epub/reading-order.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + 読み上げ順 @@ -19,7 +19,7 @@

    要約

    -

    EPUB のspineでコンテンツ ドキュメントを順序付けして、読み上げ順序が論理的であることを確認し、各ドキュメントにリニアコンテンツが含まれているか非リニアコンテンツが含まれているかを識別します。

    +

    各ドキュメントにリニアコンテンツが含まれているか非リニアコンテンツが含まれているかを識別し、読み上げ順序が論理的であることを確認した上で、コンテンツ ドキュメントを順序付けしたものをEPUBのspineに指定します。

    @@ -92,7 +92,7 @@

    解説

    Spineの順序

    -

    EPUB パッケージ ドキュメントのspine要素は、出版物内のドキュメントの順序を定義します。リーディングシステムはこの要素を使用して、ユーザーが読んでいるときに次にどのドキュメントが来るかを判断します。

    +

    EPUB パッケージ ドキュメントのspine要素は、出版物内のドキュメントの順序を定義します。リーディングシステムはこの要素を使用して、現在ユーザーが読んでいる次のドキュメントを特定します。

    spine は1 つ以上のitemref要素で構成され、各要素はmanifest内の項目を参照します。itemrefidref属性は次の例に示すように、レンダリングするマニフェスト項目の特定の ID を提供します。(値は URL ではなく ID 参照であるため、参照の先頭にハッシュ (#) がないことに注意してください。)

    @@ -112,9 +112,9 @@

    Spineの順序

    </spine> </package>
    -

    通常、読者は、EPUB 出版物がspineの多数の文書から成ることを知りません。リーディングシステムは、読者にこの事実を知らせません。読者が 1 つの文書の最後に到達すると、 spineを調べて次のページを読み込むことで、自動的に次のページに移動します。

    +

    通常、読者はEPUB出版物がspine内の複数の文書から構成されていることを知りません。リーディングシステムは読者にこの事実を明らかにせず、読者がある文書の最後に到達すると、spineを調べ、次のページを読み込み、自動的に次のページに進みます。

    -

    主要なコンテンツ ドキュメントをすべてspineから参照することは非常に重要であり、これらのドキュメントを順序付けて、出版物の主要な物語を論理的な順序で提示する必要があります。ドキュメントの順序が間違うことはあまりないですが、編集や改訂の際に発生する可能性があります (新しい章やセクションを挿入した場合など)。このような場合、ドキュメントの順序が間違っていたり、ドキュメントが 1 つ欠けていたりすると、すべての読者が混乱します。そのため、これはアクセシビリティの問題というよりも、一般的なユーザビリティの問題です。

    +

    主要なコンテンツ ドキュメントをすべてspineから参照することは非常に重要であり、これらのドキュメントを順序付けて、出版物の主要な内容を論理的な順序で提示しなければなりません。ドキュメントの順序が間違うことはあまり発生しませんが、編集や改訂の際に生じる可能性があります (新しい章やセクションを挿入した場合など)。このような場合に、ドキュメントの順序が間違っていたり、ドキュメントが1つ欠けていたりすると、すべての読者が混乱します。そのため、これはアクセシビリティの問題というよりも、一般的なユーザビリティの問題です。

    @@ -122,7 +122,7 @@

    リニアコンテンツ

    リニア コンテンツ ドキュメントとは、著者がユーザーに順番に読んでもらうことを想定しているドキュメントです。第 1 章の次は第 2 章、第 3 章、というように続きます。リニアな読み上げ順は、出版物の主な流れを表します。

    -

    読者はリニア文書を順番に読みますが、非リニア文書はそのように読む必要はありません。非リニア文書の例としては、解答集があります。読者は、対応するクイズを含む章の後で解答集を見直したいかもしれませんし、本の最後まで待ってから解答を確認したいかもしれませんし、または、まったく興味がないかもしれません。つまり、著者がspineに挿入した解答を読むことは必須ではないのです。

    +

    読者はリニア文書を順番に読みますが、非リニア文書についてはそのように読む必要はありません。非リニア文書の例としては、解答集があります。読者は、対応する設問を含む章の後で解答集を見直したいかもしれませんし、本の最後まで待ってから解答を確認したいかもしれませんし、あるいは、まったく興味がないかもしれません。つまり、コンテンツ製作者がspineとして挿入した解答を読むことは必須ではないのです。

    非リニアコンテンツ ドキュメントは、次の例に示すように、 itemref要素に値noを持つlinear属性を追加することによって識別されます。

    @@ -135,19 +135,19 @@

    リニアコンテンツ

    リーディングシステムは、 linear属性のないitemref要素がリニアコンテンツ ドキュメントを表すと想定するため、EPUB 出版物でlinear="yes"が設定されていることはほとんどありません。

    -

    非リニアコンテンツをspineに配置すると、コンテンツの読みやすさにいくつかの問題が生じます。すべてのリーディングシステムが非リニアコンテンツを同じように処理するわけではないため、著者はリーディングシステムがそのコンテンツをユーザーにどのように表示するかを想定できません。リーディングシステムは、そのようなコンテンツをspineに配置されている場所に表示する場合と、そうではない場合があります。

    +

    非リニアコンテンツをspineに配置すると、コンテンツの読みやすさにいくつかの問題が生じます。すべてのリーディングシステムが非リニアコンテンツを同じように処理するわけではないため、コンテンツ製作者はリーディングシステムがそのコンテンツをユーザーにどのように表示するかは想定できません。リーディングシステムは、そのようなコンテンツをspineに配置されている場所に表示する場合と、そうではない場合があります。

    -

    したがって、非リニアコンテンツは、その性質と目的がそれ自体で明確である必要があります。読者がリンクをたどって非リニアコンテンツに到達したとき、その目的を知っているとは限りません。

    +

    したがって、非リニアコンテンツに関する懸念事項は、その性質や目的がそれ自体で明確であるかという点です。読者がリンクをたどって非リニアコンテンツに到達したとき、その目的を知っているとは限らないのです。

    -

    例えば、解答キーの場合、クイズの解答が続くことを示す見出しでファイルが始まるようにします。画像の説明を別の非リニアファイルに配置する場合は、各説明がどの画像の説明なのか明確になるようにします。

    +

    例えば、解答集の場合、ファイルの見出しで設問に対する解答が始まることを示すようにします。画像による説明を別の非リニアファイルに配置する場合は、画像による説明が何を説明するものなのかを明確になるようにします。

    非リニアコンテンツのもう 1 つのオプションは、リニアの読書体験への影響が最も少ない場所に配置することです。たとえば、画像の説明とポップアウト画像をspineのすべてのリニアコンテンツの後に配置できます (例 2を参照)。 spineの最後に配置することは、コンテンツを適切に説明できない場合に特に便利です。たとえば、画像の拡大バージョンには、明示的なキャプションが適さない場合があります。

    注記

    -

    EPUB 3 の非リニアコンテンツ要件は、EPUB 2 とは 1 つの重要な点で異なります。つまり、著者はspineにすべての非リニアドキュメントへのリンクを含める必要があります。この要件により、手動で出版物のページをめくっているときにリーディングシステムが非リニアコンテンツをレンダリングするかどうかに関係なく、読者が非リニアコンテンツにアクセスできるようになります。

    +

    EPUB 3の非リニアコンテンツ要件は、EPUB 2とは1つの重要な点で異なります。コンテンツ製作者はspineにすべての非リニアドキュメントへのリンクを含めなければならないという点です。この要件により、手動で出版物のページをめくっているときにリーディングシステムが非リニアコンテンツをレンダリングするかどうかに関係なく、読者が非リニアコンテンツにアクセスできるようになります。

    -

    ほとんどの場合、著者はリニアコンテンツからリンクされていない非リニアコンテンツを含めないことが一般的であるため、この要件を満たすのは困難ではありません。既知の問題の 1 つは、spineに非リニアの表紙を含めることです (例 1を参照)。このドキュメントへのリンク要件を満たすには、 landmarks navに表紙へのリンクを含めることができます。

    +

    ほとんどの場合、コンテンツ製作者はリニアコンテンツからリンクされていない非リニアコンテンツを含めないことが一般的であるため、この要件を満たすのは困難ではありません。既知の問題の1つは、spineに非リニアの表紙を含めることです (例 1を参照)。このドキュメントへのリンク要件を満たすには、 landmarks navに表紙へのリンクを含めます。

    From 8723b006484bddb1462910a1f5e7ddaa8d5213b1 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: mayuhamada Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:27 +0000 Subject: [PATCH 09/62] Translate remote-resources.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/remote-resources.html | 46 ++++++++++++------------ 1 file changed, 23 insertions(+), 23 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/remote-resources.html b/publishing/ja/epub/remote-resources.html index c36cc305..d9807a68 100644 --- a/publishing/ja/epub/remote-resources.html +++ b/publishing/ja/epub/remote-resources.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + リモートリソース @@ -19,14 +19,14 @@

    要約

    -

    可能な限り、EPUB コンテナー外でのリソースのホスティングを避けます。

    +

    極力、EPUBコンテナー外からのリソースの提供は避けましょう。

    テクニック

      -
    • すべてのリソースを EPUB コンテナー内にホストします。
    • +
    • すべてのリソースを EPUBコンテナー内にホストします。
    • リソースをリモートでホストしなければならない場合は、リモート リソースにアクセスするための代替方法を提供します。
    @@ -66,9 +66,9 @@

    よくある質問

    -
    リモート ファイルへの代替リンクはaudioまたはvideo要素内に配置する必要がありますか?
    +
    リモートファイルへの代替リンクはaudioまたはvideo要素内に配置する必要がありますか?
    -

    audiovideo要素内のフォールバック コンテンツは、リーディングシステムが要素をサポートしていない場合にのみユーザーがアクセスできます (例: EPUB 2 リーディングシステムでは、XHTML 1.1 にvideo要素がない)。

    +

    audiovideo要素内のフォールバック コンテンツは、リーディングシステムが要素をサポートしていない場合にのみユーザーに提示されます(例:EPUB 2リーディングシステムでは、XHTML 1.1にvideo要素がありません)。

    <audio …>
        <p>Sorry, your reading system does not support
    @@ -76,18 +76,18 @@ 

    よくある質問

    played.</p> </audio>
    -

    リーディングシステムがリソースをダウンロードできない場合、または提供された形式を再生できない場合、要素内のコンテンツにはアクセスできません。このような場合、リーディングシステムは独自のエラー メッセージを表示します (つまり、内部のフォールバック コンテンツは表示されません)。

    +

    リーディングシステムがリソースをダウンロードできない場合、または提供された形式を再生できない場合、要素内のコンテンツにはアクセスできません。このような場合、リーディングシステムは独自のエラー メッセージを表示します(つまり、内部のフォールバック コンテンツは表示されません)。

    -

    古いリーディングシステムを使用しているユーザーのアクセスを可能にするために、要素内に Web でホストされているファイルへのリンクを提供すると便利に思えるかもしれませんが、他の状況での可用性が制限されます。たとえば、最新のリーディングシステムがファイルにアクセスできない場合、誰でもアクセスできるリンクを使用すると、柔軟性が向上します。

    +

    古いリーディングシステムを使用しているユーザーのアクセスを可能にするために、要素内に Webでホストされているファイルへのリンクを提供すると便利に思えるかもしれませんが、他の状況での可用性が制限されます。たとえば、最新のリーディングシステムがファイルにアクセスできない場合、誰でもアクセスできるリンクを使用すると、柔軟性が向上します。

    これらの要素内には、トランスクリプトなどのアクセシビリティのための代替手段はおかないでください。

    -
    リモートオーディオ/ビデオを YouTube でホストできますか?
    +
    リモートオーディオやビデオをYouTubeで提供できますか?

    場合によります。

    -

    ユーザーを Web 上の音声ファイルまたはビデオ ファイルにリンクしたい場合は、任意のサイトでホストできます。EPUB では、外部ハイパーリンクを配置する場所に制限はありません。

    -

    HTML iframe要素を使用して YouTube ページを EPUB に埋め込もうとしている場合は、答えは「いいえ」です。セキュリティ上の理由から、EPUB では Web ページを出版物に直接埋め込むことはできません。出版社が EPUB コンテナー外でリモート ビデオ ファイルをホストすることを許可する例外は、ビデオ ファイルにのみ適用され、ビデオを埋め込む Web ページには適用されません。

    +

    ユーザーをWeb上の音声ファイルまたはビデオ ファイルにリンクしたい場合は、任意のサイトでホストできます。EPUBでは、外部ハイパーリンクを配置する場所に制限はありません。

    +

    HTML iframe要素を使用して YouTubeページをEPUBに埋め込もうとしている場合は、答えは「いいえ」です。セキュリティ上の理由から、EPUBではWebページを出版物に直接埋め込むことはできません。出版社がEPUBコンテナー外でリモート ビデオファイルをホストすることを許可する例外は、ビデオファイルにのみ適用され、ビデオを埋め込むWebページには適用されません。

    @@ -95,41 +95,41 @@

    よくある質問

    解説

    -

    リモート リソースに関する問題は主にユーザビリティに関するもので、すべてのユーザーに影響するものも、そうではないものもあります。このセクションでは、リモート リソースを EPUB に含める方法と、発生する可能性のあるユーザビリティとアクセシビリティの問題を軽減する方法について説明します。

    +

    リモートリソースに関する問題は主にユーザビリティに関するもので、すべてのユーザーに影響するものも、そうではないものもあります。このセクションでは、リモートリソースをEPUBに含める方法と、発生する可能性のあるユーザビリティとアクセシビリティの問題を軽減する方法について説明します。

    注記

    -

    EPUB2 ではリモート リソースは許可されませんでした。このセクションのガイダンスは、EPUB2 形式には適用されません。

    +

    EPUB2ではリモート リソースは許可されませんでした。このセクションのガイダンスは、EPUB2形式には適用されません。

    リモートで許可されるリソース

    -

    EPUB 3 では、EPUB コンテナー (つまり、出版物を格納する zip ファイル) の外部でホストできるリソースは次の 4 種類のみです。

    +

    EPUB3では、EPUBコンテナー(つまり、出版物を格納するzipファイル)の外部でホストできるリソースは次の四種類のみです。

    • 音声
    • ビデオ
    • -
    • スクリプトによって取得されたリソース (例: JavaScript XmlHttpRequest および Fetch API を使用)。
    • +
    • スクリプトによって取得されたリソース(例:JavaScript XmlHttpRequest およびFetch APIを使用)。
    • フォント
    -

    音声とビデオの場合、対応するメディア タイプ (例: MP3 ファイルの場合はaudio/mp3 ) を持つファイルのみ適用できます。音声プレーヤーまたはビデオ プレーヤー (例: YouTube) を埋め込んだ HTML ページを参照することはできません。

    +

    音声とビデオの場合、対応するメディアタイプ (例:MP3ファイルの場合はaudio/mp3)を持つファイルのみ適用できます。音声プレーヤーまたはビデオ プレーヤー(例:YouTube)を埋め込んだHTMLページを参照することはできません。

    -

    リモート リソースと外部ハイパーリンクを混同しないでください。リモート リソースは、ユーザーを Web に送るハイパーリンクとは対照的に、出版物に取り込まれるリソースです。 audio要素とvideo要素を使用すると、参照先のファイルがどこにあるかに関係なく、音声リソースとビデオ リソースを埋め込むことができます。その一方で、YouTube へのハイパーリンクは、ユーザーをその Web サイトに送ります。

    +

    リモートリソースと外部ハイパーリンクを混同しないでください。リモートリソースは、ユーザーをWebに送るハイパーリンクとは対照的に、出版物に取り込まれるリソースです。 audio要素とvideo要素を使用すると、参照先のファイルがどこにあるかに関係なく、音声リソースとビデオ リソースを埋め込むことができます。その一方で、YouTubeへのハイパーリンクは、ユーザーをそのWebサイトに送ります。

    リモートリソースの識別

    -

    リモート リソースは EPUB コンテナーに含まれていませんが、EPUB マニフェストにパブリケーション リソースとしてリストする必要があります。リソースへの完全な URL は、マニフェスト エントリのhref属性に含まれます。

    +

    リモート リソースはEPUBコンテナーに含まれていませんが、EPUBマニフェストにパブリケーション リソースとして列挙しなければなりません。リソースの完全なURLは、マニフェストエントリのhref属性に記載します。

    -

    さらに、リモート リソースを参照する EPUB コンテンツ ドキュメントには、値が " remote-resources " であるproperties属性が必要です (このプロパティにより、リーディングシステムは、たとえば、必要なファイルに対してのみリモート アクセスを選択的に有効にすることができます)。

    +

    加えて、リモートリソースを参照するEPUBコンテンツ ドキュメントには、properties属性に対して"remote-resources"の値を設定しなければなりません。(リーディングシステムは、このプロパティにより、たとえば、必要なファイルに対してのみリモートアクセスを選択的に有効にできます。)

    -

    次の例は、音声を埋め込む XHTML ファイルとリモート MP3 ファイルのマニフェスト エントリを示しています (ファイルc01.xhtmlには、例 1に示すようにaudio要素が含まれます)。

    +

    次の例は、音声を埋め込むXHTMLファイルとリモートMP3ファイルのマニフェストエントリを示しています(ファイルc01.xhtmlには、例1に示すようにaudio要素が含まれます)。

    <package …>
        …
    @@ -147,7 +147,7 @@ 

    リモートリソースの識別

    … </package>
    -

    リモート リソース URL をマニフェストに追加する場合、文字列内のアンパサンド (&) をエスケープする必要があることに注意してください。たとえば、URL に複数のパラメーターを含むクエリ文字列がある場合は、次の例のように &amp; エンティティを使用して各アンパサンドをエンコードする必要があります。

    +

    リモートリソースURLをマニフェストに追加する場合、文字列内のアンパサンド(&)をエスケープする必要があることに注意してください。たとえば、URLに複数のパラメーターを含むクエリ文字列がある場合は、次の例のように &amp; エンティティを使用して各アンパサンドをエンコードする必要があります。

    Font URL:
     https://fonts.googleapis.com/css2?family=Roboto<strong>&</strong>display=swap
    @@ -167,11 +167,11 @@ 

    ユーザビリティの考慮

    リソースをリモートでホストすることは、サイズ制限を回避し、一部のリソースのダウンロードを必要になるまで延期できますが、深刻なユーザビリティの問題も伴います。ユーザーには、アクティブなインターネット接続を備えたデバイスと、インターネットへのアクセスをブロックしないリーディングシステムが必要になります。たとえば、インターネット接続を備えたタブレットを持っているからといって、リーディングシステムが出版物に Web からのリソースの取得を許可するわけではありません。セキュリティ上の問題が発生する可能性があります。

    -

    フォントは、ユーザーが通常フォントの不在に気付かないため、リモート ホスティングに最適な候補の 1 つです。フォントが利用できない場合、リーディングシステムは自動的に次の利用可能なフォントにフォールバックします。出版物のテキストは意図したとおりにきれいに表示されない可能性がありますが、読みやすさは一般的に損なわれません (次のアクセシビリティに関するセクションで説明する 1 つの例外を除く)。

    +

    フォントは、ユーザーが通常フォントの不在に気付かないため、リモート ホスティングに最適な候補の一つです。フォントが利用できない場合、リーディングシステムは自動的に次の利用可能なフォントにフォールバックします。出版物のテキストは意図したとおりにきれいに表示されない可能性がありますが、読みやすさは一般的に損なわれません (次のアクセシビリティに関するセクションで説明する 1 つの例外を除く)。

    EPUB コンテナの外部で音声とビデオをホストする前に、それらが利用できない場合のユーザー エクスペリエンスを考慮してください。それらがテキストの理解に不可欠な場合、アクセスできないユーザーは重要な情報を見逃すことになります。

    -

    リーディングシステムのサポートと接続の問題を軽減するには、音声ファイルまたは動画ファイルに直接リンクする方法をユーザーに提供してみてください (例 1を参照)。これにより、ユーザーはリーディングシステムを回避して、ブラウザで直接コンテンツを開くことができるようになります。

    +

    リーディングシステムのサポートと接続の問題を軽減するには、音声ファイルまたは動画ファイルに直接リンクする方法をユーザーに提供してみてください (例1を参照)。これにより、ユーザーはリーディングシステムを回避して、ブラウザで直接コンテンツを開くことができるようになります。

    EPUB コンテナーの外部にホストされているスクリプト データは、ユーザビリティの観点から最も問題のあるタイプのリモート リソースです。EPUB ではスクリプトのサポートが普遍的ではないだけでなく、スクリプトをサポートするリーディングシステムでも、外部データを呼び出すための API がサポートされていない場合があります。つまり、リモート音声とビデオを許可するリーディングシステムでも、リモート スクリプトの呼び出しは許可されない可能性があります。

    @@ -181,7 +181,7 @@

    ユーザビリティの考慮

    アクセシビリティに関する考慮事項

    -

    リモート リソースに関する問題は主にユーザビリティに関するものですが、出版物のアクセシビリティが影響を受ける可能性のあるケースが少なくとも 1 つあります。読みやすさを補助するために特殊なフォントを使用する場合 (たとえば、ディスレクシアのユーザーがテキストを読めるようにするため)、フォントをリモートでホストすると、対象ユーザーが出版物にアクセスしにくくなる可能性があります。この場合、フォントをリモートでホストすることによるメリットは、リスクに見合わない可能性があります。

    +

    リモート リソースに関する問題は主にユーザビリティに関するものですが、出版物のアクセシビリティが影響を受ける可能性のあるケースが少なくとも一つあります。読みやすさを補助するために特殊なフォントを使用する場合 (たとえば、ディスレクシアのユーザーがテキストを読めるようにするため)、フォントをリモートでホストすると、対象ユーザーが出版物にアクセスしにくくなる可能性があります。この場合、フォントをリモートでホストすることによるメリットは、リスクに見合わない可能性があります。

    音声およびビデオ リソースの場合、アクセシブルな制作方法に従うことで、リーディングシステムがそれらを取得できない場合に生じる不便さを軽減できます。たとえば、音声およびビデオの書き起こしを提供することで、ユーザーが情報にアクセスできるようになることがあります。

    From 56a671b7f256c4ec8cc1825a03de7573cb5603fe Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:28 +0000 Subject: [PATCH 10/62] Translate remote-resources.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/remote-resources.html | 8 ++++---- 1 file changed, 4 insertions(+), 4 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/remote-resources.html b/publishing/ja/epub/remote-resources.html index d9807a68..68c41124 100644 --- a/publishing/ja/epub/remote-resources.html +++ b/publishing/ja/epub/remote-resources.html @@ -27,7 +27,7 @@

    テクニック

    • すべてのリソースを EPUBコンテナー内にホストします。
    • -
    • リソースをリモートでホストしなければならない場合は、リモート リソースにアクセスするための代替方法を提供します。
    • +
    • リソースをリモートで提供しなければならない場合は、リモート リソースにアクセスするための代替手段を提供します。
    @@ -80,7 +80,7 @@

    よくある質問

    古いリーディングシステムを使用しているユーザーのアクセスを可能にするために、要素内に Webでホストされているファイルへのリンクを提供すると便利に思えるかもしれませんが、他の状況での可用性が制限されます。たとえば、最新のリーディングシステムがファイルにアクセスできない場合、誰でもアクセスできるリンクを使用すると、柔軟性が向上します。

    -

    これらの要素内には、トランスクリプトなどのアクセシビリティのための代替手段はおかないでください。

    +

    これらの要素内に、トランスクリプトなどのアクセシビリティのための代替手段を置いてはいけません。

    リモートオーディオやビデオをYouTubeで提供できますか?
    @@ -169,11 +169,11 @@

    ユーザビリティの考慮

    フォントは、ユーザーが通常フォントの不在に気付かないため、リモート ホスティングに最適な候補の一つです。フォントが利用できない場合、リーディングシステムは自動的に次の利用可能なフォントにフォールバックします。出版物のテキストは意図したとおりにきれいに表示されない可能性がありますが、読みやすさは一般的に損なわれません (次のアクセシビリティに関するセクションで説明する 1 つの例外を除く)。

    -

    EPUB コンテナの外部で音声とビデオをホストする前に、それらが利用できない場合のユーザー エクスペリエンスを考慮してください。それらがテキストの理解に不可欠な場合、アクセスできないユーザーは重要な情報を見逃すことになります。

    +

    EPUB コンテナの外部で音声とビデオをホストする前に、それらが利用できない場合のユーザー体験を考慮してください。それらがテキストの理解に不可欠な場合、アクセスできないユーザーは重要な情報を見逃すことになります。

    リーディングシステムのサポートと接続の問題を軽減するには、音声ファイルまたは動画ファイルに直接リンクする方法をユーザーに提供してみてください (例1を参照)。これにより、ユーザーはリーディングシステムを回避して、ブラウザで直接コンテンツを開くことができるようになります。

    -

    EPUB コンテナーの外部にホストされているスクリプト データは、ユーザビリティの観点から最も問題のあるタイプのリモート リソースです。EPUB ではスクリプトのサポートが普遍的ではないだけでなく、スクリプトをサポートするリーディングシステムでも、外部データを呼び出すための API がサポートされていない場合があります。つまり、リモート音声とビデオを許可するリーディングシステムでも、リモート スクリプトの呼び出しは許可されない可能性があります。

    +

    EPUBコンテナーの外部で提供されているスクリプト データは、ユーザビリティの観点から最も問題のあるタイプのリモート リソースです。EPUB ではスクリプトのサポートが普遍的ではないだけでなく、スクリプトをサポートするリーディングシステムでも、外部データを呼び出すための API がサポートされていない場合があります。つまり、リモート音声とビデオを許可するリーディングシステムであっても、リモート スクリプトの呼び出しは許可されない可能性があります。

    リモート データ呼び出しの場合、外部スクリプト呼び出しが最新バージョンのデータを取得するためだけのものである場合は、既定のデータ セットを埋め込むことを検討してください。これにより、少なくとも、ユーザーは出版物の中で動作しないアプリケーションを持つことなく、スクリプト化されたコンテンツを操作できるようになります。

    From 3ce0a49e8ff4c20a8d7dd7be8130dcc2790d4fd9 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:30 +0000 Subject: [PATCH 11/62] Translate title.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/title.html | 16 +++++++--------- 1 file changed, 7 insertions(+), 9 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/title.html b/publishing/ja/epub/title.html index f886b489..d31bba98 100644 --- a/publishing/ja/epub/title.html +++ b/publishing/ja/epub/title.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + 出版物のタイトル @@ -19,7 +19,7 @@

    要約

    -

    意味のあるタイトルにより、ユーザーは EPUB 出版物を見つけて整理することができます。

    +

    意味のあるタイトルが設定されていると、ユーザーはEPUB 出版物を見つけたり整理できます。

    @@ -63,21 +63,19 @@

    よくある質問

    解説

    -

    タイトルは、EPUB のすべてのバージョンで必須の要素です。パッケージ ドキュメントのメタデータ セクションの Dublin Core title要素で表現されます。

    +

    タイトルは、EPUB のすべてのバージョンで必須の要素です。パッケージ ドキュメントのメタデータ セクションのダブリンコアのtitle要素で表現します。

    -

    このタイトルは通常、リーディングシステムで出版物を識別するために使用されます (ベンダー システムでは、出版社から直接提供されるメタデータなど、他のメタデータが使用される場合があります)。タイトルにより、ユーザーは自分の本棚やライブラリにどのような出版物があるかを知ることができるだけでなく、その出版物を簡単に再度見つけることもできます。

    +

    このタイトルは通常、リーディングシステムで出版物を識別するのに使用されます (ベンダー システムでは、出版社から直接提供されるメタデータなど、他のメタデータが使用される場合があります)。タイトルによって、ユーザーは自分の本棚やライブラリにどのような出版物があるかを把握できるだけでなく、その出版物を再度簡単に見つけることもできます。

    -

    著者がタイトルを省略すると、リーディングシステムは通常、「無題」などの一般的な名前を生成します。ユーザーが読み込むこのような出版物が増えるほど、どれがどれであるかを区別することが難しくなります。

    +

    著者がタイトルを省略すると、リーディングシステムは通常、「無題」などの一般的な名前を生成します。複数のこのような出版物をユーザーが読み込むと、どれがどの本かかの区別が困難になります。

    関連リンク

    From 2ff3445423ab1e7c81f34375fad8533d68ff7dcd Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:31 +0000 Subject: [PATCH 12/62] Translate overview.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/overview.html | 15 ++++++--------- 1 file changed, 6 insertions(+), 9 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/overview.html b/publishing/ja/epub/validation/overview.html index 4f889249..13463555 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/overview.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/overview.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + 検証手順 @@ -19,21 +19,18 @@

    概要

    -

    検証(Validation)とは、出版物が EPUB 規格および WCAG アクセシビリティ ガイドラインの要件から逸脱していないかを確認するプロセスです。一部のテストは自動化してプロセスを高速化できますが、他のテストは人間によってのみ確実に実行できます。たとえば、画像に代替テキストがあるかどうかは機械で検出できますが、テキストが十分に意味があるかどうかを確認できるのは人間だけです。

    +

    検証(Validation)とは、出版物がEPUB規格およびWCAG アクセシビリティ ガイドラインの要件から逸脱していないかを確認する作業です。一部のテストは作業を高速化するために自動化されていますが、他のテストは人間によってしか確実には実行できません。たとえば、画像に代替テキストがあるかどうかは機械的に検出できますが、その内容が十分な意味があるかどうかを判断できるのは人間だけです。

    -

    検証メッセージの解読は複雑な場合もありますが、エラーを見つけて修正するプロセスは実行することが重要です。これにより、出版物が障害者にとってアクセシブルになるだけでなく、出版物があらゆる読者にとって期待どおりに表示されることが保証されます。この手順を省略すると、EPUB 出版物がまったく使用できなくなる可能性があります。

    +

    検証メッセージの解読は複雑な場合もありますが、エラーを見つけて修正する作業が大事です。これにより、出版物が障害者にとってアクセシブルになるだけでなく、出版物があらゆる読者にとっても期待どおりにレンダリングされることが保証されます。この手順を省略すると、EPUB 出版物がまったく使い物にならなくなるかもしれません。

    出版物を完全にチェックするには、次の検証手順を実行する必要があります。

      -
    1. -EPUBCheck — EPUBCheck を使用して出版物を検証すると、EPUB規格の要件に準拠していることが保証されます。
    2. +
    3. EPUBCheck — EPUBCheck を使用して出版物を検証すると、EPUB規格の要件に準拠していることが保証されます。
    4. -
    5. -DAISYのAce — Ace ツールを使用して出版物を検証すると、自動的にテストできるアクセシビリティの問題を発見するのに役立ちます。
    6. +
    7. Ace by DAISY — Ace ツールを使用して出版物を検証すると、自動的にテストできるアクセシビリティの問題を発見するのに役立ちます。
    8. -
    9. -Ace SMART — SMART ツールを使用して出版物を手動でチェックすることで、WCAG のすべての要件を満たしていることを確認し、適合性を主張できるようになります。
    10. +
    11. Ace SMART — SMART ツールを使用して出版物を手動でチェックすることで、WCAG のすべての要件を満たしていることを確認でき、適合性を表明できるようになります。

    これらの手順は EPUB 3 と EPUB 2 の両方の出版物で実行できますが、Ace ツールと SMART ツールは EPUB 2 のチェック用に特に最適化されているわけではありません。詳細については、各ツールのナレッジ ベース ページを参照してください。

    From 01ca660ca55afeceb050c96e72e851c5808858fb Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: mayuhamada Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:33 +0000 Subject: [PATCH 13/62] Translate ace.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/ace.html | 196 ++++++++++++------------- 1 file changed, 97 insertions(+), 99 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/ace.html b/publishing/ja/epub/validation/ace.html index 2ad2baeb..20bbe8b3 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/ace.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/ace.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + Ace by DAISY @@ -10,157 +10,157 @@ 'category':[ 'EPUB', 'Validation'], 'appliesTo':[ 'EPUB3', 'EPUB2'], 'addh4': true - }; + };

    注記

    -

    このガイドでは、Ace by DAISYプログラムのインストールについては説明しません。Aceの入手方法とインストール方法については、Aceアプリのホームページを参照してください。

    +

    このガイドでは、Ace by DAISYのインストール方法については説明しません。Aceの入手方法とインストール方法については、Aceアプリのホームページを参照してください。

    はじめに

    -

    Ace by DAISYは、EPUB出版物のアクセシビリティの問題をチェックする無料の検証ツールです。axeアクセシビリティ チェッカーをベースにしていますが、EPUB出版物で実行できるように調整されており、EPUB固有のチェックが含まれています。

    +

    Ace by DAISYは、EPUB出版物のアクセシビリティに関する事項をチェックする無料の検証ツールです。axeアクセシビリティ チェッカーを元にしていますが、EPUB出版物を対象に検証できるように作り変えられており、また、EPUB固有のチェックも実施できます。

    Aceには、このセクションで説明されているようにグラフィカル ユーザー インターフェイスがあり、コマンド ラインから実行することもできます。どちらのバージョンも同じチェックを実行し、同じ情報を出力するため、どちらを使用しても問題ありません。

    -

    アプリケーションのレイアウト

    +

    Application Layout

    Aceのグラフィカルインターフェース -

    Aceアプリケーションを開いた最初の画面には、次の 4 つの重要な領域があります。

    +

    When the Ace application is first opened, there are four key areas to note:

      -
    1. アプリケーションの上部にはメニュー バーがあり、そこからアプリケーションのすべての主要機能にアクセスできるほか、Aceに関する重要な情報や使用方法にもアクセスできます。
    2. -
    3. メニュー バーの下の左側には、クイック アクセス バーがあります。最初は、パッケージ化された EPUB出版物を評価するオプション[EPUB をチェック]と、Aceのデフォルト設定の一部を変更する機能[設定]のみが利用可能です。出版物が検証されると、[再実行]および[書き出す]オプションが利用可能になります。
    4. -
    5. クイック アクセス バーの右側には結果領域があります。ただし、アプリケーションを初めて起動したときは、ファイルとフォルダーをその領域にドラッグ アンド ドロップして検証を実行できるというメッセージのみが表示されます。
    6. -
    7. 最後に、アプリケーションの下部にはメッセージ コンソールがあります。Ace が評価を実行すると、実行中の操作に関するさまざまなメッセージがこの領域に出力されます。一般的に、コンソールのメッセージが重要になるのは、Aceが内部の問題に遭遇したときだけです。エラーには、何が問題だったかに関する有用な情報が含まれている場合があり、バグを報告する際に役立つことがあります。
    8. +
    9. At the top of the appplication is a menu bar that provides access to all the major features of the application, as well as important information about Ace and how to use it.
    10. +
    11. Below the menu bar on the left-hand side is a quick access bar. Initially, only the option to evaluate a packaged EPUB publication is available (Check EPUB) along with the ability to change some of Ace's default settings (Settings). The Rerun and Export options become available as publications are validated.
    12. +
    13. On the right-hand side of the quick access bar is the results area. When the application first launches, however, only a message that files and folders can be dragged and dropped onto the area to run the validator appears.
    14. +
    15. Finally, at the bottom of the application is a message console. When Ace runs an evaluation, it emits various messages about the operations it is performing into this area. In general, the only time the messages in the console matter is when Ace encounters an internal problem. The errors may contain some useful information about what went wrong and help to include when reporting bugs.
    -

    アプリケーション言語

    -

    Aceアプリケーションを初めて実行すると、デフォルトの言語として英語が表示されます。ただし、アプリケーションはローカライズ可能なため、インターフェースとメッセージは、日本語、デンマーク語、韓国語、フランス語などの別の言語に変更できます。サポートされている言語の完全なリストについては、 epubcheck transifex ローカライズ プロジェクトを参照してください。

    -

    インターフェースを変更するには、アプリケーションの左側にあるクイックリンクの「設定」ボタンをクリックします。

    +

    Application Language

    +

    Aceアプリケーションを初めて実行すると、デフォルトの言語として英語で表示されます。アプリケーションはローカライズできます。インターフェースとメッセージは、日本語、デンマーク語、韓国語、フランス語などの別の言語に変更できます。サポートされている言語の完全なリストについては、 epubcheck transifex ローカライズ プロジェクトを参照してください。

    +

    To change the interface, click on the Settings button in the quick links on the left-hand side of the application.

    -

    注記

    -

    現在、上部のアプリケーション メニューから設定にアクセスすることはできませんが、これは Aceの将来のリリースで変更される可能性があります。

    +

    Note

    +

    The settings currently cannot be reached from the application menu at the top, but this is likely to change in the future release of Ace.

    -

    アプリケーションの設定を変更するための新しいダイアログ ウィンドウが開きます。

    +

    A new dialog window will open with the application settings that can be changed.

    Ace設定ダイアログ -

    ダイアログの下部にある[言語]セクションからアプリケーションの新しい言語を選択し、[保存] ボタンをクリックします。Aceインターフェイスは新しい言語に自動的に更新され、次にプログラムを開いたときに新しい設定が保持されます。

    +

    Select the new language for the application from the Language section at the bottom of the dialog and click the Save button. The Ace interface will automatically update to the new language and the new preference will be retained the next the program is opened.

    -

    注記

    -

    評価を実行した後に言語が変更された場合、Aceは自動的に評価を再実行してレポート言語を更新します。この待ち時間を避けるためにも、最初に言語を変更することをお勧めします。

    +

    Note

    +

    If the language is changed after running an evaluation, Ace will automatically rerun the evaluation again to update the report language. It is best to change languages first to avoid this wait.

    -

    ファイルとフォルダのチェック

    -

    AceでEPUBファイルまたはフォルダのチェックを開始するには、次の4つの方法があります。

    +

    Evaluating Files and Folders

    +

    There are four ways to start Ace checking an EPUB file or folder:

      -
    1. ファイルまたはフォルダを結果領域にドラッグ アンド ドロップできます。
    2. -
    3. 結果領域のリンクからファイルまたはフォルダを選択できます。
    4. -
    5. クイック アクセス バーの「EPUB をチェック」のリンクからファイルを選択できます。
    6. -
    7. アプリケーションの上部にある [ファイル] メニューから、ファイルまたはフォルダを選択できます。
    8. +
    9. A file or folder can be dragged and dropped into the results area.
    10. +
    11. A file or folder can be selected from the links in the results area.
    12. +
    13. クイック アクセス バーの「EPUB をチェック」のリンクからファイルを選択する方法。
    14. +
    15. A file or folder can be selected from the File menu at the top of the application.
    -

    ドラッグ アンド ドロップ機能を使用するには、出版物を含むファイルまたはフォルダがデスクトップ上にあるか、ディレクトリ ウィンドウで開かれている必要があります。出版物をクリックし、マウス ボタンを押したままにします。これで、Aceアプリケーションにドラッグできるようになります。Aceの表示は、次の画像のように、薄いグレーの点線枠がある濃いグレーの背景に変わります。

    +

    To use the drag and drop feature, the file or folder containing the publication needs to be on the desktop or open in a directory window. Click on the publication and keep the mouse button held down. It can now be dragged into the Ace application. The Ace display will change to show a dark gray background with a lighter gray dotted border, as shown in the following image.

    ファイルドロップインジケーター -

    マウス ボタンを放してファイルをドロップすると、Aceはチェックを開始します。

    -

    チェックを開始するための他のすべての方法では、ファイルまたはフォルダの選択ダイアログを開きます。

    +

    Release the mouse button to drop the file and Ace will begin its evaluation.

    +

    The other options to start an evaluation all open either a file or folder selection dialog.

    ファイル選択ダイアログ -

    出版物を含むファイルまたはフォルダを見つけて選択し、[チェック] ボタンをクリックして評価を開始します。

    +

    Locate and select the file or folder containing the publication and click the Check button to begin an evaluation.

    -

    評価レポート

    +

    Evaluation Reports

    Aceの評価レポート -

    Aceが評価を完了すると、以下のタブの情報が記載されたレポートが表示されます。

    +

    After Ace completes an evaluation, it displays a report containing the following tabs of data:

    • -概要— 概要タブはデフォルトで表示され、問題の種類と深刻度ごとに、個別の数と合計数が記載されます。
    • +Summary — the summary tab is displayed by default and contains individual and total counts of each type and severity of issue.
    • -違反— 違反タブには、修正が必要な各問題が一覧表示されます。
    • +Violations — the violations tab lists each of the issues that need fixing.
    • -メタデータ- メタデータタブには、レビューできるように、出版物で見つかった関連するパッケージメタデータが一覧表示されます。
    • +Metadata — the metadata tab lists relevant package metadata found in the publication for review.
    • -アウトライン— アウトライン タブには、出版物の目次と見出し構造が表示されます。
    • +Outlines — the outlines tab shows the table of contents and heading structure found in the publication.
    • -画像— 画像タブには、出版物にある画像とその代替テキストおよび説明 (認識可能な場合) が表示されます。
    • +Images — the images tab shows any images found in the publication along with their alternative text and descriptions (when identifiable).
    -

    次のセクションでは、これらの各タブについて詳しく説明します。

    +

    The following sections cover each of these tabs in more detail.

    -
    レポート概要
    +
    Report Summary
    Ace概要タブ -

    概要表は、最初の列 (y 軸) に違反のタイプ、最初の行 (x 軸) に違反の深刻度を一覧表示する表です。結果として、表の各値は、1 つのタイプと深刻度の問題の数を表します (たとえば、グリッドの最初の数字は、致命的な WCAG 2 レベル A 違反を表します)。

    -

    表の最後の行と列には、問題の種類と深刻度ごとの合計数が表示され、一番最後の行と列の数字は、見つかった違反の合計数を表します。

    -

    Ace は現在、WCAG 2 レベル A [wcag2a]、WCAG 2 レベル AA [wcag2aa]、および EPUB アクセシビリティ規格 [EPUB] の特定の要件に対する 3 つのタイプの違反を報告します。また、違反ではなく改善の可能性に関する推奨事項である[ベストプラクティス]も特定し、特定のカテゴリに当てはまらないメッセージには[その他]カテゴリがあります。

    -

    深刻度の分類は、違反がユーザーに与える影響を示すためのものです。ただし、分類は情報提供のみを目的としており、ユーザビリティを確保するには、記載されている深刻度に関係なく違反を修正する必要があります。

    -

    概要表は、出版物内の違反の全体像を把握する上で役立ちますが、違反の内容や修正方法に関する有用な情報は提供されません。そこで、 [違反] タブが役立ちます。

    +

    The summary table is a matrix that lists the types of violations down the first column (the y-axis) and the severity of the violations along the first row (the x-axis). As a result, each value of the matrix represents the count for one type and severity of issue (e.g., the first number in the grid represents critical WCAG 2 Level A violations).

    +

    The final row and column of the matrix provide the total counts for each separate type of issue and severity, with the number in the last row and column representing the total number of violations found.

    +

    Ace currently reports three types of violations: to WCAG 2 Level A (wcag2a), to WCAG 2 Level AA (wcag2aa), and to the specific requirements of the EPUB Accessibility specification (EPUB). It also identifies best practices, which are not violations but recommendations on possible improvements, and has an "other" category for messages that do not fit a specific category.

    +

    The severity classifications are an attempt to indicate the impact that the violations have on users. The classifications are only informational, however, and violations must be fixed regardless of the stated severity to ensure usability.

    +

    The summary table is helpful in terms of getting an overall picture of the violations in a publication, but it does not provide any useful information about what they are or how to fix them. That is where the Violations tab comes in.

    -
    違反
    +
    Violations
    Ace違反タブ -

    Aceの[違反]タブには、出版物で見つかったすべての問題に関する詳細情報を示す表が表示されます。

    -

    表の最初の 2 つの列は、メッセージの深刻度 [影響] と問題を定義する規格 [ルールセット] を示します。

    -

    次の列 [ルール] は、ルールの短縮名と、それが Ace によって定義されているか、または基礎となる axe バリデーターによって定義されているかを示します。このフィールドは同じタイプの問題を並べ替えるのに役立ちますが、短縮名を理解する必要はありません。短縮名はプログラムが使用する内部分類システムの一部です。

    -

    [位置]列には、問題がどこにあるのかの詳細が表示されます。ファイル名と EPUB Canonical Fragment identifierで構成されます。Canonical Fragment identifier(フラグメント識別子)の読み取りは簡単な作業ではないため、問題のあるマークアップのスニペットも含まれています。ファイルを開いてタグ付けを検索する方が、フラグメント識別子をたどるよりも通常は早いです。(フラグメント識別子は、Aceの将来のバージョンで編集をサポートするために使用される可能性があります。)

    -

    最後に、[詳細] 列には、問題の解決方法に関する情報が表示されます。問題の正確な解決策は機械では判断できない場合や、複数の解決策が考えられる場合があるため、[詳細] 列には多くの提案が含まれることがあります。

    -

    表の各列ヘッダーで違反を並べ替えることができるだけでなく、表の上部に絞り込みもできます。[絞り込み] ラベルをクリックすると、次のオプションが展開されます。

    - Aceの違反表フィルター -

    表の並べ替えと絞り込みの違いは、絞り込みをすると選択した条件に一致するメッセージのみが残ることです。たとえば、[影響]絞り込みリストから「致命的」を選択すると、致命的な違反を除くすべての違反が非表示になります。

    +

    Aceの[違反]タブには、出版物で見つかったすべての問題に関する詳細な情報を示す表が提示されます。

    +

    The first two columns in the table identify the severity of the message (Impact) and what standard defines the problem (Ruleset).

    +

    The next column (Rule) identifies the short name of the rule and whether it is defined by Ace or the underlying axe validator. This field is useful for sorting issues of the same type, but it is not necessary to understand the short names — they are part of an internal classification system the program uses.

    +

    The Location column provides details about where the issue is located. It consists of a file name and EPUB Canonical Fragment identifier. Reading canonical fragment identifiers is not a simple task, so a snippet of the offending markup is also included. Opening the file and searching for the tagging is generally faster than trying to follow the fragment identifier. (The fragment identifiers may be used in a future version of Ace to support editing.)

    +

    Finally, the Details column provides information about how to solve the issue. The exact solution to the problem may not be determinable by machine, or there may be more than one possible solution, so the Details column may include many suggestions.

    +

    In addition to being able to sort the violations by each table column header, there is also set of filters at the top of table. Clicking on the "Filter By" label expands these options:

    + Ace violations table filters +

    The difference between sorting the table and filtering is that only messages that match the selected criteria remain after filtering. For example, choosing "Critical" from the Impact filter list will remove all violations except the critical ones.

    -
    メタデータ
    +
    Metadata
    Aceメタデータタブ -

    メタデータタブは、アクセシビリティの問題を手動で評価するために Ace が提供する3つのレビュータブのうちの最初のタブです。このタブには、パッケージドキュメントにある出版物に関する主要なメタデータが一覧表示されます。

    -

    メタデータの表は3つの列で構成されます。最初の列はプロパティの名前を示し、2番目の列はプロパティの値を示し、3番目の列はアクセシビリティ メタデータ プロパティであるかどうかを示します。

    -

    さらに、アクセシビリティ メタデータ プロパティが含まれていない場合は、これらは表の下に一覧表示されます。

    - 不足しているメタデータのリスト -

    不足していると記載されているアクセシビリティ メタデータを必ず含める必要はありません。必須および推奨されるメタデータのリストについては、EPUBアクセシビリティ規格を参照してください。

    -

    メタデータ タブの下部には、アクセシビリティ メタデータを編集し、出版物を再保存するためのボタンがあります。

    - 編集ボタン -

    [編集]ボタンをクリックすると、新しいダイアログが開き、アクセシビリティ メタデータ プロパティを編集/追加するためのフィールドが表示されます。

    - アクセシビリティ編集ダイアログ -

    ダイアログでメタデータを変更して保存した後、[保存する(zip / EPUB)] ボタンをクリックすると、新しくパッケージ化された EPUB ファイルを生成できます。Ace がコンテンツをパッケージ化した後、ファイルを含むフォルダーが新しいウィンドウで開きます。

    +

    The Metadata tab is the first of three review tabs Ace provides to help manually assess accessibility issues. This tab lists key metadata about the publication found in the package document.

    +

    The metadata table consists of three columns: the first identifies the name of the property, the second the property's value, and the third indicates if it is an accessibility metadata property.

    +

    In addition, if any accessibility metadata properties are not included, these are listed below the table:

    + List of missing metadata +

    It is not always required to include accessibility metadata listed as missing. Refer to the EPUB Accessibility specification for the list of required and recommended metadata.

    +

    At the bottom of the Metadata tab are buttons to edit the accessibility metadata and re-save the publication.

    + Editing buttons +

    Clicking on the Edit button opens a new dialog with fields to edit/add the accessibility metadata properties.

    + Accessibility editing dialog +

    After modifying the metadata in the dialog and saving it, a new packaged EPUB file can be generated by clicking on the Save (ZIP/ EPUB) button. After Ace packages the contents, it opens a new window with the folder containing the file.

    -
    アウトライン
    - Aceアウトラインタブ -

    アウトライン タブでは、目次、マークアップの見出し構造、 HTML アウトラインで表される出版物の構造を並べて比較できます。

    -

    これらのアウトラインを比較して、修正が必要な矛盾点 (HTMLタグが目次の見出しのレベルと一致していない場合や、目次に一覧表示されている項目に見出しタグが使用されていない場合など) がないか確認できます。

    +
    Outlines
    + Ace outlines tab +

    The outlines tab provides a side-by-side comparison of the structure of the publication as expressed in the table of contents, the heading structure in the markup and the HTML outline.

    +

    These outlines can be compared for discrepancies that need correcting (e.g., if the HTML tagging does not match the level of a heading in the table of contents, or if heading tags have not been used for items listed in the table of contents).

    -

    注記

    -

    HTMLアウトラインは、ブラウザや支援技術では実装されていません。混乱を引き起こすことがあるため、今後のリリースでAceから削除される可能性があります。

    +

    Note

    +

    The HTML outline is not implemented by browsers or assistive technologies. It is likely to be removed from Ace in a future release due to the general confusion it causes.

    -
    画像
    - Ace画像タブ -

    画像タブには、出版物にあるすべての画像への参照が表示されます。

    -

    表の最初の列には画像が表示され、2 番目の列には代替テキストの値 ( alt属性値) が表示されます。

    -

    aria-describedby属性を使用して拡張説明が提供されている場合、参照されるコンテンツの値が3番目の列に表示されます。

    -

    画像がfigureタグ内にある場合、図表のキャプションの値は4番目の列に表示されます。

    -

    出版物内で画像が配置されている場所は5番目の列に示され、ARIAロールが画像に関連付けられている場合は最後の列に示されます。

    -

    この情報は画像を評価する上で役立ちますが、手動による検査が必要になることもよくあります。画像を適切に説明する方法は、Ace が現在表示または検出できる方法よりもたくさんあります (たとえば、画像が周囲のテキストで説明されている場合や、 aria-details属性によって関連付けられている場合もあります)。

    +
    Images
    + Ace images tab +

    The images tab provides a reference to all the images found in the publication.

    +

    The first column of the table shows the image and the second provides the value of the alternative text (the alt attribute value).

    +

    If the aria-describedby attribute has been used to provided an extended description, the value of the referenced content is listed in the third column.

    +

    If the image is in a figure tag, the value of the figure's caption is provided in the fourth column.

    +

    Where the image is located in the publication is provided in the fifth column, and if an ARIA role is associated with the image it is provided in the final column.

    +

    Although this information is helpful for asssesing images, manual inspection will often still be necessary. There are more ways to adequately describe an image than Ace currently displays or can detect (e.g., the image may be described in the surrounding text or might be associated by the aria-details attribute).

    -

    レポートの書き出し

    - 書き出しリンク -

    Aceには、クイックリンクまたはメニュー バーから検証レポートを書き出すオプションがあります。このオプションを選択すると、Ace は次のファイルとフォルダーを含む ZIP ファイルを生成します。

    +

    Exporting Reports

    + Export link +

    Ace provides the option to export the validation report either through the quick link or from the menu bar. When this option is selected, Ace generates a ZIP file containing the following files and folders:

    • -report.html — レポート タブの HTML バージョン。
    • +report.html — An HTML version of the report tabs.
    • -report.json — レポート情報を含む JSON でエンコードされたファイル。
    • +report.json — A JSON-encoded file containing the report information.
    • -data — 出版物から抽出されたデータ (画像など) を含むオプションのフォルダー。
    • +data — An optional folder containing any data extracted from the publicaton for the report (e.g., the images).
    -

    レポートを書き出す主な理由の1つは、 SMART ツールで新しい評価を開始することです。Ace から書き出されたJSONファイルは、手動評価フォームに事前入力するために使用されます。

    -

    評価を書き出すもう1つの理由は、ブラウザで開くためです。場合によっては、アプリケーションよりもHTMLバージョンの方が使いやすいことがあります。

    +

    One key reason to export a report is to start a new evaluation in the SMART tool. The JSON file exported from Ace is used to prepopulate the manual evaluation form.

    +

    Another reason to export an evaluation is to open it in a browser. The HTML version may be easier to use in some cases than the application.

    -

    レポートの再実行

    - 再実行リンク -

    Ace には、クイック リンクまたはメニュー バーからレポートを再実行するオプションが用意されていますが、このオプションはプログラムが作成した一時ファイルに対してのみ実行されます。たとえば、メタデータ タブのエディターを使用してアクセシビリティ メタデータが変更された場合は、更新された出版物に対して再実行できます。

    +

    Rerunning Reports

    + Rerun link +

    Although Ace provides the option to rerun reports — either through the quick link or from the menu bar — it only runs on the temporary files the program creates. If the accessibility metadata is changed using the editor in the metadata tab, for example, the update publication can be rerun.

    -

    注記

    -

    現在の動作では混乱が生じることが多いため、今後のAceの更新で、再実行オプションでは一時フォルダーではなく最初に選択されたファイルまたはフォルダーが再実行されるようになる予定です。

    +

    Note

    +

    Ace is expected to be updated to make the rerun option rerun the file or folder originally selected instead of the temporary folder, as the current behavior often leads to confusion.

    @@ -173,7 +173,7 @@

    エースを呼び出す

    注記

    コマンドライン インターフェイスを開く方法については、 EPUBCheck ページを参照してください。

    -

    コマンドラインからAceを呼び出す最も簡単な方法は、検証するファイルまたはフォルダの名前のみを指定することです。ただし、この方法で呼び出すと、プログラムのすべての出力 (処理メッセージと最終的なJSONレポート) がコマンドラインに書き戻されます。次の例は、数百行に及ぶことが多い出力の一部を示しています。

    +

    コマンドラインからAceを呼び出す最も簡単な方法は、検証するファイルまたはフォルダの名前のみを指定することです。ただし、この方法で呼び出すと、プログラムのすべての出力 (処理メッセージと最終的なJSONレポート) がコマンドラインに出力されます。次の例は、数百行に及ぶことが多い出力の一部を示しています。

    > ace accessible_epub_3.epub
     info:    Processing C:\epubs\accessible_epub_3.epub
     info:    Checking package...
    @@ -186,10 +186,10 @@ 

    エースを呼び出す

    ... } info: Done.
    -

    より一般的なAceを呼び出す方法は、JSONレポートと HTMLレポートの両方が保存されるように出力ディレクトリを含めることです。--outdir引数が設定されている場合、Aceは指定された場所にレポートを出力します。たとえば、 ace_reportという新しいフォルダーにファイルを出力するには、次のようにAceを呼び出すことができます。

    +

    JSONレポートとHTMLレポートの両方が保存されるように出力ディレクトリを指定するのは、もっとも一般的なAceの呼び出し方法です。--outdir引数が設定されている場合、Aceは指定された場所にレポートを出力します。たとえば、 ace_reportという新しいフォルダーにファイルを出力するには、次のようなオプションでAceを呼び出します。

    > ace accessible_epub_3.epub --outdir ace_report
    -

    ただし、出力ディレクトリのフルパスを指定しないと、コマンド ライン インターフェイスが現在配置されている場所を基準にしてディレクトリが作成されることに注意してください。(ディレクトリの変更方法については、EPUBCheck ページを参照してください。)

    -

    出力ディレクトリが指定されている場合、Ace は処理メッセージのみをコマンド ラインに書き込みます。最後にJSONレポートを出力する代わりに、JSONおよびHTMLレポート ファイルが正常に保存されたことが記録されます。

    +

    出力ディレクトリのフルパスを指定しないと、コマンドライン インターフェイスが現在配置されている場所を基準にディレクトリが作成されるのに注意してください。(ディレクトリの変更方法については、EPUBCheck ページを参照してください。)

    +

    出力ディレクトリが指定されている場合、Ace は処理メッセージのみをコマンド ラインに出力します。最後にJSONレポートを出力する代わりに、JSONおよびHTMLレポートファイルが正常に保存されたことが出力されます。

    info:    Consolidating results...
     info:    Copying data
     info:    Saving JSON report
    @@ -202,7 +202,7 @@ 

    引数

    出力ディレクトリ ( --outdirまたは-o )
    -

    前のセクションで説明したように、コマンド ラインからAceを実行すると、出力ディレクトリ引数を使用してレポート ファイルを書き込む場所が示されます。

    +

    前のセクションで説明したように、コマンド ラインからAceを実行し、出力ディレクトリ引数を使用すると、レポートファイルを書き出す場所を指定できます。

    > ace accessible_epub_3.epub -o ace_report
    出力を強制する ( --forceまたは-f )
    @@ -239,10 +239,8 @@

    制限事項

    関連リンク

    From bb1ff8983b1b3a0d981532dc5eb7d1eca29b392e Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Matt Garrish Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:34 +0000 Subject: [PATCH 14/62] Translate ace.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/ace.html | 166 ++++++++++++------------- 1 file changed, 83 insertions(+), 83 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/ace.html b/publishing/ja/epub/validation/ace.html index 20bbe8b3..27afb1ea 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/ace.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/ace.html @@ -24,143 +24,143 @@

    はじめに

    Ace by DAISYは、EPUB出版物のアクセシビリティに関する事項をチェックする無料の検証ツールです。axeアクセシビリティ チェッカーを元にしていますが、EPUB出版物を対象に検証できるように作り変えられており、また、EPUB固有のチェックも実施できます。

    Aceには、このセクションで説明されているようにグラフィカル ユーザー インターフェイスがあり、コマンド ラインから実行することもできます。どちらのバージョンも同じチェックを実行し、同じ情報を出力するため、どちらを使用しても問題ありません。

    -

    Application Layout

    +

    アプリケーションのレイアウト

    Aceのグラフィカルインターフェース -

    When the Ace application is first opened, there are four key areas to note:

    +

    Aceアプリケーションを開いた最初の画面には、次の 4 つの重要な領域があります。

      -
    1. At the top of the appplication is a menu bar that provides access to all the major features of the application, as well as important information about Ace and how to use it.
    2. -
    3. Below the menu bar on the left-hand side is a quick access bar. Initially, only the option to evaluate a packaged EPUB publication is available (Check EPUB) along with the ability to change some of Ace's default settings (Settings). The Rerun and Export options become available as publications are validated.
    4. -
    5. On the right-hand side of the quick access bar is the results area. When the application first launches, however, only a message that files and folders can be dragged and dropped onto the area to run the validator appears.
    6. -
    7. Finally, at the bottom of the application is a message console. When Ace runs an evaluation, it emits various messages about the operations it is performing into this area. In general, the only time the messages in the console matter is when Ace encounters an internal problem. The errors may contain some useful information about what went wrong and help to include when reporting bugs.
    8. +
    9. アプリケーションの上部にはメニュー バーがあり、そこからアプリケーションのすべての主要機能が利用できるほか、Aceに関する重要な情報や使用方法も参照できます。
    10. +
    11. メニュー バーの下の左側には、クイック アクセス バーがあります。当初は、パッケージ化されたEPUB出版物を評価するオプションである[EPUB をチェック]と、Aceのデフォルト設定の一部を変更する機能である[設定]のみが利用できます。出版物を検証すると、[再実行]および[書き出す]のオプションが利用できるようになります。
    12. +
    13. クイック アクセス バーの右側には結果領域があります。ただし、アプリケーションを初めて起動すると、ファイルとフォルダーをその領域にドラッグ アンド ドロップして検証を実行できるというメッセージのみが表示されます。
    14. +
    15. 最後に、アプリケーションの下部にはメッセージ コンソールがあります。Aceが評価を実行すると、実行途中の情報に関するさまざまなメッセージがこの領域に出力されます。一般的に、コンソールのメッセージが重要になるのは、Aceが内部の問題に遭遇したときだけです。エラーには、何が問題だったかに関する有用な情報が含まれている場合があり、バグを報告する際に役立つことがあります。
    -

    Application Language

    +

    アプリケーション言語

    Aceアプリケーションを初めて実行すると、デフォルトの言語として英語で表示されます。アプリケーションはローカライズできます。インターフェースとメッセージは、日本語、デンマーク語、韓国語、フランス語などの別の言語に変更できます。サポートされている言語の完全なリストについては、 epubcheck transifex ローカライズ プロジェクトを参照してください。

    -

    To change the interface, click on the Settings button in the quick links on the left-hand side of the application.

    +

    インターフェースを変更するには、アプリケーションの左側にあるクイックリンクの「設定」ボタンをクリックします。

    -

    Note

    -

    The settings currently cannot be reached from the application menu at the top, but this is likely to change in the future release of Ace.

    +

    注記

    +

    現在、上部のアプリケーション メニューから設定ダイアログには移動できませんが、これは Aceの将来のリリースで変更されるでしょう。

    -

    A new dialog window will open with the application settings that can be changed.

    +

    アプリケーションを設定変更できる新しいダイアログ ウィンドウが開きます。

    Ace設定ダイアログ -

    Select the new language for the application from the Language section at the bottom of the dialog and click the Save button. The Ace interface will automatically update to the new language and the new preference will be retained the next the program is opened.

    +

    ダイアログの下部にある[言語]セクションよりアプリケーションで使用する新しい言語を選択し、[保存] ボタンをクリックします。Aceのインターフェイスは新しい言語に自動的に更新され、次にプログラムを開いたときにもこの設定が保持されます。

    -

    Note

    -

    If the language is changed after running an evaluation, Ace will automatically rerun the evaluation again to update the report language. It is best to change languages first to avoid this wait.

    +

    注記

    +

    評価を実行した後に言語を変更すると、Aceは自動的に評価を再実行してレポートに使用される言語を更新します。この待ち時間を避けるために、事前に言語を変更することをお勧めします。

    -

    Evaluating Files and Folders

    -

    There are four ways to start Ace checking an EPUB file or folder:

    +

    ファイルとフォルダのチェック

    +

    AceでEPUBファイルまたはフォルダのチェックを行うには、次の4つの方法があります。

      -
    1. A file or folder can be dragged and dropped into the results area.
    2. -
    3. A file or folder can be selected from the links in the results area.
    4. +
    5. ファイルまたはフォルダを結果領域にドラッグ アンド ドロップする方法。
    6. +
    7. 結果領域のリンクからファイルまたはフォルダを選択する方法。
    8. クイック アクセス バーの「EPUB をチェック」のリンクからファイルを選択する方法。
    9. -
    10. A file or folder can be selected from the File menu at the top of the application.
    11. +
    12. 結果領域のリンクからファイルまたはフォルダを選択する方法。
    -

    To use the drag and drop feature, the file or folder containing the publication needs to be on the desktop or open in a directory window. Click on the publication and keep the mouse button held down. It can now be dragged into the Ace application. The Ace display will change to show a dark gray background with a lighter gray dotted border, as shown in the following image.

    +

    ドラッグ アンド ドロップ機能を使用するには、出版物を含むファイルまたはフォルダがデスクトップ上にあるか、ディレクトリのウィンドウを開いている必要があります。出版物をクリックし、マウス ボタンを押したままにします。これで、Aceアプリケーションにドラッグできるようになります。Aceの表示は、次の画像のように、薄いグレーの点線枠がある濃いグレーの背景に変わります。

    ファイルドロップインジケーター -

    Release the mouse button to drop the file and Ace will begin its evaluation.

    -

    The other options to start an evaluation all open either a file or folder selection dialog.

    +

    マウス ボタンを放してファイルをドロップすると、Aceはチェックを開始します。

    +

    他のチェックを開始する方法では、ファイルまたはフォルダの選択ダイアログが開きます。

    ファイル選択ダイアログ -

    Locate and select the file or folder containing the publication and click the Check button to begin an evaluation.

    +

    出版物を含むファイルまたはフォルダを見つけて選択し、[チェック] ボタンをクリックして評価を開始します。

    -

    Evaluation Reports

    +

    評価レポート

    Aceの評価レポート -

    After Ace completes an evaluation, it displays a report containing the following tabs of data:

    +

    Aceの評価が完了すると、以下のタブにレポートが表示されます。

    • -Summary — the summary tab is displayed by default and contains individual and total counts of each type and severity of issue.
    • +概要— 概要タブはデフォルトで表示され、問題の種類と深刻度ごとに、個別の数と合計数が記載されます。
    • -Violations — the violations tab lists each of the issues that need fixing.
    • +違反— 違反タブには、修正が必要な各問題が一覧表示されます。
    • -Metadata — the metadata tab lists relevant package metadata found in the publication for review.
    • +メタデータ- メタデータタブには、レビューできるように、出版物の関連するパッケージメタデータが一覧表示されます。
    • -Outlines — the outlines tab shows the table of contents and heading structure found in the publication.
    • +アウトライン— アウトライン タブには、出版物の目次と見出し構造が表示されます。
    • -Images — the images tab shows any images found in the publication along with their alternative text and descriptions (when identifiable).
    • +画像— 画像タブには、出版物にある画像とその代替テキストおよび説明 (認識可能な場合) が表示されます。
    -

    The following sections cover each of these tabs in more detail.

    +

    次のセクションでは、これらの各タブについて詳しく説明します。

    -
    Report Summary
    +
    レポート概要
    Ace概要タブ -

    The summary table is a matrix that lists the types of violations down the first column (the y-axis) and the severity of the violations along the first row (the x-axis). As a result, each value of the matrix represents the count for one type and severity of issue (e.g., the first number in the grid represents critical WCAG 2 Level A violations).

    -

    The final row and column of the matrix provide the total counts for each separate type of issue and severity, with the number in the last row and column representing the total number of violations found.

    -

    Ace currently reports three types of violations: to WCAG 2 Level A (wcag2a), to WCAG 2 Level AA (wcag2aa), and to the specific requirements of the EPUB Accessibility specification (EPUB). It also identifies best practices, which are not violations but recommendations on possible improvements, and has an "other" category for messages that do not fit a specific category.

    -

    The severity classifications are an attempt to indicate the impact that the violations have on users. The classifications are only informational, however, and violations must be fixed regardless of the stated severity to ensure usability.

    -

    The summary table is helpful in terms of getting an overall picture of the violations in a publication, but it does not provide any useful information about what they are or how to fix them. That is where the Violations tab comes in.

    +

    概要表は、最初の列(Y軸)に違反の種類、最初の行(X軸)に違反の深刻度を示すものです。つまり、表の各値は、1つの種別と深刻度ごとの問題の数を表しています(たとえば、グリッドの最初の数字は、致命的なWCAG 2レベルA違反を表します)。

    +

    表の最後の行と列には、問題の種類と深刻度ごとの合計数が表示され、一番最後の行と列の数字は、見つかった違反の合計数を表します。

    +

    Aceは現在、WCAG 2レベル A [wcag2a]、WCAG 2レベル AA [wcag2aa]、およびEPUB アクセシビリティ規格 [EPUB] の特定の要件に対応した3つの種類の違反を報告します。また、違反ではなく改善の可能性に関する推奨事項を[ベストプラクティス]として、あるいは、特定のカテゴリに当てはまらないメッセージを[その他]の種別として特定します。

    +

    深刻度の分類は、違反がユーザーに与える影響を示すためのものです。ただし、分類は情報提供のみを目的としており、ユーザビリティを確保するには、記載されている深刻度に関係なく違反を修正しなければなりません。

    +

    概要表は、出版物内の違反の全体像を把握する上で役立ちますが、違反の内容や修正方法に関する有用な情報は提供されません。そこで、 [違反] タブが役立ちます。

    -
    Violations
    +
    違反
    Ace違反タブ

    Aceの[違反]タブには、出版物で見つかったすべての問題に関する詳細な情報を示す表が提示されます。

    -

    The first two columns in the table identify the severity of the message (Impact) and what standard defines the problem (Ruleset).

    -

    The next column (Rule) identifies the short name of the rule and whether it is defined by Ace or the underlying axe validator. This field is useful for sorting issues of the same type, but it is not necessary to understand the short names — they are part of an internal classification system the program uses.

    -

    The Location column provides details about where the issue is located. It consists of a file name and EPUB Canonical Fragment identifier. Reading canonical fragment identifiers is not a simple task, so a snippet of the offending markup is also included. Opening the file and searching for the tagging is generally faster than trying to follow the fragment identifier. (The fragment identifiers may be used in a future version of Ace to support editing.)

    -

    Finally, the Details column provides information about how to solve the issue. The exact solution to the problem may not be determinable by machine, or there may be more than one possible solution, so the Details column may include many suggestions.

    -

    In addition to being able to sort the violations by each table column header, there is also set of filters at the top of table. Clicking on the "Filter By" label expands these options:

    - Ace violations table filters -

    The difference between sorting the table and filtering is that only messages that match the selected criteria remain after filtering. For example, choosing "Critical" from the Impact filter list will remove all violations except the critical ones.

    +

    表の最初の 2 つの列は、メッセージの深刻度 [影響] と問題を定義する規格 [ルールセット] を示します。

    +

    次の列の[ルール]には、ルールの短縮名と、それが Ace によって定義されているか、または元になったaxeバリデーターによって定義されているかを示します。このフィールドは同じタイプの問題を並べ替えるのに役立ちますが、短縮名を理解する必要はありません。短縮名はプログラムの内部で使用されている分類システムの一部に過ぎません。

    +

    [位置]列には、問題がどこにあるのかについての詳細が表示されます。ファイル名と EPUB Canonical Fragment identifierで構成されます。Canonical Fragment identifier(フラグメント識別子)の読み取りは簡単な作業ではないため、問題のあるマークアップのスニペットも含まれています。通常はファイルを開いてタグ付けを検索する方が、フラグメント識別子をたどるよりも速いでしょう。(フラグメント識別子は、Aceの将来のバージョンで編集をサポートするのに使用されるかもしれません。)

    +

    最後の、[詳細]列には、問題の解決方法に関する情報が表示されます。問題の正確な解決策は機械では判断できない場合や、複数の解決策を提示する場合があるため、[詳細]列には多くの提案が含まれるかもしれません。

    +

    表の各列ヘッダーで違反を並べ替えることができるだけでなく、表の上部に絞り込みもできます。[絞り込み] ラベルをクリックすると、次のオプションが展開されます。

    + Aceの違反表フィルター +

    表の並べ替えと絞り込みの違いは、絞り込みをすると選択した条件に一致するメッセージのみが残ることです。たとえば、[影響]絞り込みリストから「致命的」を選択すると、致命的な違反を除くすべての違反が非表示になります。

    -
    Metadata
    +
    メタデータ
    Aceメタデータタブ -

    The Metadata tab is the first of three review tabs Ace provides to help manually assess accessibility issues. This tab lists key metadata about the publication found in the package document.

    -

    The metadata table consists of three columns: the first identifies the name of the property, the second the property's value, and the third indicates if it is an accessibility metadata property.

    -

    In addition, if any accessibility metadata properties are not included, these are listed below the table:

    - List of missing metadata -

    It is not always required to include accessibility metadata listed as missing. Refer to the EPUB Accessibility specification for the list of required and recommended metadata.

    -

    At the bottom of the Metadata tab are buttons to edit the accessibility metadata and re-save the publication.

    - Editing buttons -

    Clicking on the Edit button opens a new dialog with fields to edit/add the accessibility metadata properties.

    - Accessibility editing dialog -

    After modifying the metadata in the dialog and saving it, a new packaged EPUB file can be generated by clicking on the Save (ZIP/ EPUB) button. After Ace packages the contents, it opens a new window with the folder containing the file.

    +

    メタデータタブは、アクセシビリティの問題を手動で評価するために Ace が提供する3つのレビュータブのうちの最初のタブです。このタブには、パッケージドキュメントにある出版物に関する主要なメタデータが一覧表示されます。

    +

    メタデータの表は3つの列で構成されます。最初の列はプロパティの名前を示し、2番目の列はプロパティの値を示し、3番目の列はアクセシビリティ メタデータ プロパティであるかどうかを示します。

    +

    さらに、アクセシビリティ メタデータ プロパティが含まれていない場合は、これらは表の下に一覧表示されます。

    + 不足しているメタデータのリスト +

    不足していると記載されているアクセシビリティ メタデータは必ずしも付与する必要はありません。必須あるいは推奨されるメタデータについては、EPUBアクセシビリティ規格のリストを参照し、付与してください。

    +

    メタデータ タブの下部には、アクセシビリティ メタデータを編集し、出版物を再保存するためのボタンがあります。

    + 編集ボタン +

    [編集]ボタンをクリックすると、新しいダイアログが開き、アクセシビリティ メタデータのプロパティを編集/追加するためのフィールドが表示されます。

    + アクセシビリティ編集ダイアログ +

    ダイアログでメタデータを変更して保存した後、[保存する(ZIP/EPUB)] ボタンをクリックすると、新たにパッケージングされたEPUBファイルが生成されます。Aceがコンテンツをパッケージングした後、そのファイルを含むフォルダーが新しいウィンドウで開きます。

    -
    Outlines
    - Ace outlines tab -

    The outlines tab provides a side-by-side comparison of the structure of the publication as expressed in the table of contents, the heading structure in the markup and the HTML outline.

    -

    These outlines can be compared for discrepancies that need correcting (e.g., if the HTML tagging does not match the level of a heading in the table of contents, or if heading tags have not been used for items listed in the table of contents).

    +
    アウトライン
    + Aceアウトラインタブ +

    アウトライン タブでは、目次、マークアップの見出し構造、 HTML アウトラインで表される出版物の構造を並べて比較できます。

    +

    これらのアウトラインを比較して、修正が必要な矛盾点 (HTMLタグが目次の見出しのレベルと一致していない場合や、目次に一覧表示されている項目に見出しタグが使用されていない場合など) がないか確認できます。

    -

    Note

    -

    The HTML outline is not implemented by browsers or assistive technologies. It is likely to be removed from Ace in a future release due to the general confusion it causes.

    +

    注記

    +

    HTMLアウトラインは、ブラウザや支援技術では実装されていません。混乱を引き起こすことがあるため、今後のリリースでAceから削除される可能性があります。

    -
    Images
    - Ace images tab -

    The images tab provides a reference to all the images found in the publication.

    -

    The first column of the table shows the image and the second provides the value of the alternative text (the alt attribute value).

    -

    If the aria-describedby attribute has been used to provided an extended description, the value of the referenced content is listed in the third column.

    -

    If the image is in a figure tag, the value of the figure's caption is provided in the fourth column.

    -

    Where the image is located in the publication is provided in the fifth column, and if an ARIA role is associated with the image it is provided in the final column.

    -

    Although this information is helpful for asssesing images, manual inspection will often still be necessary. There are more ways to adequately describe an image than Ace currently displays or can detect (e.g., the image may be described in the surrounding text or might be associated by the aria-details attribute).

    +
    画像
    + Ace画像タブ +

    画像タブには、出版物にあるすべての画像への参照が表示されます。

    +

    表の最初の列には画像が表示され、2つ目の列には代替テキストの値 ( alt属性値) が表示されます。

    +

    aria-describedby属性を使用して拡張説明が提供されている場合、参照されるコンテンツの値が3番目の列に表示されます。

    +

    画像がfigureタグ内にある場合、図表のキャプションの値は4番目の列に表示されます。

    +

    出版物内で画像が配置されている場所は5番目の列に示され、ARIAロールが画像に関連付けられている場合は最後の列に示されます。

    +

    この情報は画像を評価する上で役立ちますが、手動による検査が必要になることもよくあります。画像を適切に説明する方法は、Ace が現在表示または検出できる方法よりもたくさんあります (たとえば、画像が周囲のテキストで説明されている場合や、 aria-details属性によって関連付けられている場合もあります)。

    -

    Exporting Reports

    - Export link -

    Ace provides the option to export the validation report either through the quick link or from the menu bar. When this option is selected, Ace generates a ZIP file containing the following files and folders:

    +

    レポートの書き出し

    + 書き出しリンク +

    Aceには、クイックリンクまたはメニュー バーから検証レポートを書き出すオプションがあります。このオプションを選択すると、Ace は次のファイルとフォルダーを含む ZIP ファイルを生成します。

    • -report.html — An HTML version of the report tabs.
    • +report.html — レポート タブの HTML バージョン。
    • -report.json — A JSON-encoded file containing the report information.
    • +report.json — レポート情報を含む JSON でエンコードされたファイル。
    • -data — An optional folder containing any data extracted from the publicaton for the report (e.g., the images).
    • +data — 出版物から抽出されたデータ (画像など) を含むオプションのフォルダー。
    -

    One key reason to export a report is to start a new evaluation in the SMART tool. The JSON file exported from Ace is used to prepopulate the manual evaluation form.

    -

    Another reason to export an evaluation is to open it in a browser. The HTML version may be easier to use in some cases than the application.

    +

    レポートを書き出す主な理由の1つは、 SMART ツールで新しい評価を開始することです。Ace から書き出されたJSONファイルは、手動評価フォームに事前入力するために使用されます。

    +

    評価を書き出すもう1つの理由は、ブラウザで開くためです。場合によっては、アプリケーションよりもHTMLバージョンの方が使いやすいことがあります。

    -

    Rerunning Reports

    - Rerun link -

    Although Ace provides the option to rerun reports — either through the quick link or from the menu bar — it only runs on the temporary files the program creates. If the accessibility metadata is changed using the editor in the metadata tab, for example, the update publication can be rerun.

    +

    レポートの再実行

    + 再実行リンク +

    Ace には、クイック リンクまたはメニュー バーからレポートを再実行するオプションが用意されていますが、このオプションはプログラムが作成した一時ファイルに対してのみ実行されます。たとえば、メタデータ タブのエディターを使用してアクセシビリティ メタデータが変更された場合は、更新された出版物に対して再実行できます。

    -

    Note

    -

    Ace is expected to be updated to make the rerun option rerun the file or folder originally selected instead of the temporary folder, as the current behavior often leads to confusion.

    +

    注記

    +

    現在の動作では混乱が生じることが多いため、今後のAceの更新で、再実行オプションでは一時フォルダーではなく最初に選択されたファイルまたはフォルダーが再実行されるようになる予定です。

    From 2df44212672d2e95dba4f3910cfdbedb06a34b71 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:35 +0000 Subject: [PATCH 15/62] Translate epub.html via GitLocalize --- publishing/ja/conformance/epub.html | 48 ++++++++++++++--------------- 1 file changed, 24 insertions(+), 24 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/conformance/epub.html b/publishing/ja/conformance/epub.html index 3477a697..e03fb189 100644 --- a/publishing/ja/conformance/epub.html +++ b/publishing/ja/conformance/epub.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + EPUBアクセシビリティ @@ -18,56 +18,56 @@

    要約

    -

    EPUB アクセシビリティ仕様は、EPUB出版物の発見可能性の要件とアクセシビリティ適合を定義します。

    +

    EPUB アクセシビリティ規格は、EPUB出版物の発見可能性の要件とアクセシビリティ適合性について規定するものです。

    概要

    -

    EPUBがHTMLやCSSといったオープンwebプラットフォーム技術に基づき構築されるように、EPUBアクセシビリティ仕様はWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG)を基に構築され、EPUB出版物のアクセシビリティ適合を定義しています。

    +

    EPUBはHTMLやCSSのようなオープンWebプラットフォーム技術にもとづいて構築されていますが、EPUBアクセシビリティ規格についてもWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG)をもとに構築されており、EPUB出版物についてのアクセシビリティの適合性を定義しています。

    -

    アクセシビリティに対するこのアプローチの主な利点は、EPUBがWebコンテンツをアクセシブルにするために既に行われた一連の作業と整合していることです。Webコンテンツのアクセシビリティ専門家が、電子書籍の製作に関わる問題についてすぐに知識を身に付けることもできます。より一般的には、出版物をよりアクセシブルにする方法を見つけようとしているコンテンツ製作者が利用できる一般的なリソースが、このナレッジベース以外にも豊富にあることを意味します。

    +

    EPUBのアクセシビリティに関するこのようなアプローチの主な利点は、Webコンテンツをアクセシブルにするために既に行われた一連の作業と整合していることです。また、Webコンテンツについてのアクセシビリティの専門家が、電子書籍の製作に関わる問題についてすぐに知識を身に付けることもできます。さらには、出版物をよりアクセシブルにする方法を見つけようとしているコンテンツ製作者が利用できる一般的なリソースが、このナレッジベース以外にも豊富に存在していることを意味します。

    -

    しかし、EPUBは独特のフォーマットでもあり、WCAGだけではカバーできない部分もあります。ナレッジベースは、リッチな出版物をWCAGに準拠して作成する方法に焦点を当てることで、EPUB コンテンツのこのギャップを埋めることを目的としています。各サイトのデザインによって独自の問題が発生することが多い一般的な Webとは異なり、書籍は同じ一連の構成要素で構成されることが多いため、アクセシビリティ マッピングは幅広い出版社にとって役立ちます。

    +

    しかし、EPUBは独特のフォーマットでもあり、WCAGだけではカバーできない部分もあります。このナレッジベースは、リッチな出版物をWCAGに準拠して作成する方法に焦点を当て、EPUB コンテンツのこのギャップを埋めることを目的としています。各サイトのデザインによって独自の問題が発生することが多い一般的なWebとは異なり、書籍は同じ一連の要素で構成されることが多いため、アクセシビリティ マッピングは幅広い出版社にとって役立ちます。

    適合性

    -

    EPUBアクセシビリティ仕様では、適合性に関する 2 つの主要な領域が定義されています。

    +

    EPUBアクセシビリティ規格では、適合性に関する2つの主要な要素が定義されています。

    1. 発見可能性
    -

    仕様の発見セクションでは、出版社がEPUBパッケージドキュメントに含めるべきschema.org アクセシビリティ メタデータを定義しています。

    +

    規格の発見に関する章では、出版社がEPUBパッケージドキュメントに含めるべきschema.orgによるアクセシビリティ メタデータを定義しています。

    すべての出版物には以下の内容が含まれている必要があります。

    -

    ユーザーが知る必要のあるすべての情報を、他のメタデータだけでは完全に把握できない場合、要約を提供することも推奨されます (アクセシビリティの要約)。 同じように、単一の機能しか必要としない十分なアクセスモードがある場合、利用者のためにそれらを特定することが推奨されます (十分なアクセスモード)。

    +

    他のメタデータだけではユーザーが知る必要のあるすべての情報を完全に把握できない場合、要約を提供することも推奨されます (accessibilitySummary)。同じように、単一の機能しか必要としない十分なアクセスモードがある場合、利用者のためにそれらを特定することが推奨されます (accessModeSufficient)。

    このメタデータのより完全な概要は、このナレッジベースのSchema.org メタデータセクションで提供されています。

    -

    このメタデータを含めることで、EPUB 出版物はアクセシビリティの適合性、またはその欠如について自己記述できるようになります。

    +

    このメタデータを含めると、EPUB 出版物のアクセシビリティ適合性、あるいはその欠如について自己記述できます。

    2. コンテンツアクセシビリティ
    -

    仕様のアクセシビリティセクション では、コンテンツへの適合要件について説明しています。これらの要件は2つのセクションに分かれています:

    +

    規格のアクセシビリティの章 では、コンテンツの適合要件について説明されています。これらの要件は2つのセクションに分かれています:

    WCAG準拠
    -

    EPUB出版物は最低でも仕様に準拠するために WCAG 2.0 Level A を満たさなければなりません。ただし、出版社は最新のWCAG 2勧告のレベルAAを満たすよう努力することが推奨されます。

    +

    EPUB出版物が規格に準拠するには最低でもWCAG 2.0 Level Aの要件を満たさなければなりません。さらに、出版社には最新の要件であるWCAG 2 Level AAを満たす努力が推奨されています。

    EPUB固有の適合性
    -

    この仕様では、現在 EPUB に固有の 2 つの適合基準、ページナビゲーション同期したメディアの再生を定義しています。

    -

    ただし、これらの要件を満たすことが、仕様の厳密な要件ではありません。ページの挿入は、出版物の印刷されたものとデジタルのものの両方が使われるような場合にのみ必要になります。また、メディアの同期もオプションです。

    +

    この規格では、現在EPUB固有の2つの適合基準、ページナビゲーション同期したメディアの再生が定義されています。

    +

    ただし、これらの要件を満たすことが、規格の厳密な要件ではありません。ページ情報の要件は、出版物が印刷物とデジタルの両方が発行されるような場合にのみ必要になります。また、メディアの同期要件もオプションです。

    @@ -77,10 +77,10 @@

    適合性

    報告

    -

    アクセシビリティ仕様では、次のEPUB出版物のレポートメタデータが定義されています。

    +

    アクセシビリティ規格では、以下のEPUB出版物についてのレポートメタデータが定義されています。

      -
    • 満たされた仕様のバージョンとWCAGのレベル。
    • +
    • 満たしている規格のバージョンとWCAGのレベル。
    • 出版物を評価した人。
    • 評価者が持っている資格情報(ある場合)。
    • より詳細な評価レポートを入手できる場所。
    • @@ -92,9 +92,9 @@

      報告

      最適化

      -

      最適化された出版物」の仕様についての情報のセクション。これらは、広くアクセシブルであるというWCAGの要件を満たしていないが、特定のニーズを持つユーザー向けに最適化された出版物です。

      +

      最適化された出版物」の規格について説明します。これらは、広くアクセシブルであるというWCAGの要件を満たしてはいませんが、特別なニーズを持つユーザー向けに最適化された出版物です。

      -

      このタイプの出版物の例として、オーディオブックがあります。オーディオブックは、たとえば視覚障害者にはアクセシブルですが、聴覚障害者にはアクセシブルではありません。最適化された出版物は、対象読者向けの標準に準拠することが期待されますが、アクセシビリティ仕様ではこれらの標準は指定されていません (つまり、この準拠は仕様の範囲外です)。

      +

      このタイプの出版物の例としてオーディオブックがあります。オーディオブックは、視覚障害者にはアクセシブルですが、聴覚障害者にはアクセシブルではありません。最適化された出版物は、対象読者向けの標準に準拠することが期待されますが、アクセシビリティ規格ではこれらの標準は指定されていません (つまり、この準拠は規格の範囲外です)。

      最適化された出版物はEPUBアクセシビリティ仕様の要件を満たすことはできませんが、その製作を推奨していないというわけではありません。出版社が別の規格に従ってこの種の出版物を製作する場合、代わりにその規格への適合性を確認することになります。

      @@ -104,9 +104,9 @@

      流通

      仕様で参考になる別のセクションでは、流通におけるアクセシビリティの問題について取り上げています。出版社がコンテンツ製作においてすべてを正しく行ったとしても、配布網の問題により、ユーザーが受け取る出版物のアクセシビリティが制限されることがあります。

      -

      これらの問題のうち最も重要なのは、コンテンツへのアクセスを制限するデジタル著作権管理制度を出版物に適用しないことです。このような場合、例えば支援技術によるテキストの読み上げが妨げられると、完全にアクセシブルな出版物がまったく読めなくなる可能性があります。

      +

      これらの問題のうち最も重要なのは、コンテンツへのアクセスを制限するデジタル著作権管理の枠組みを出版物に適用しないことです。このような場合、例えば支援技術によるテキストの読み上げが妨げられてしまうと、アクセシブルな出版物がまったく読めなくなる可能性があります。

      -

      もう1つの要件は、ベンダーが出版物を取り込むために使用する形式に関係なく、アクセシビリティのメタデータを提供することです。たとえば、商業出版では、ONIX レコードが流通業者に提供されるのが一般的であり、流通業者はそこで出版物に関するメタデータを収集します。ONIXアクセシビリティ・フィールドが入力されていない場合、ユーザーはアクセシビリティのプロパティを検索して見つけることができない可能性があります。

      +

      もう1つの要件は、ベンダーが出版物を取り込むために使用する形式に関係なく、アクセシビリティのメタデータを提供することです。たとえば、商業出版では、ONIXレコードを流通業者に提供するのが一般的であり、流通業者はそこから出版物に関するメタデータを収集します。ONIXアクセシビリティ フィールドが入力されていないと、ユーザーはアクセシビリティの情報を検索して探せなくなってしまうかもしれません。

    @@ -129,12 +129,12 @@

    よくある質問

    Ace
    -

    Aceは、多数のWCAG要件の自動チェックとレポート機能を提供します。ただし、すべてのWCAG要件を機械でチェックできるわけではないため、Ace検証ツールに合格するだけでは仕様への準拠を主張するには不十分です。

    +

    Aceは、多数のWCAG要件の自動チェックとレポート機能を提供します。ただし、すべてのWCAG要件を機械的に確認できるわけではないため、Ace検証ツールに合格するだけでは規格準拠を表明するには不十分です。

    SMART
    -
    SMARTはAceを補完するものであり、評価者がアクセシビリティ仕様への準拠を保証するために必要なすべての手動チェックを実行するのに役立ちます。
    +
    SMARTはAceを補完するものであり、評価者がアクセシビリティ規格への準拠を保証するために必要なすべての手動チェックを実行するのに役立ちます。
    From be782b03205e4e3b1637bf9f0b8aa8b3cdb6ef55 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:36 +0000 Subject: [PATCH 16/62] Translate s508.html via GitLocalize --- publishing/ja/conformance/s508.html | 4 ++-- 1 file changed, 2 insertions(+), 2 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/conformance/s508.html b/publishing/ja/conformance/s508.html index 0c79653a..699d0891 100644 --- a/publishing/ja/conformance/s508.html +++ b/publishing/ja/conformance/s508.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + 米国リハビリテーション法第508条 @@ -39,7 +39,7 @@

    適合性

    E205.4.1 WCAGを非Webドキュメントに適用する場合の単語の置き換え。非Webドキュメントの場合、WCAG2.0レベルAおよびAAの達成基準と適合要件に「Web ページ」または「ページ」という用語が出てくる場合は常に、「Web ページ」および「ページ」という用語を「ドキュメント」という用語に置き換える必要があります。さらに、1.4.2 の達成基準では、「Web ページ上」という語句を「ドキュメント内」という語句に置き換える必要があります。

    -

    これらの要件は、 EPUBアクセシビリティ仕様における WCAG準拠の解釈を厳密に反映しています。EPUB アクセシビリティ仕様に準拠し、WCAGレベルAAを満たすドキュメントは、米国リハビリテーション法第508条に準拠します (ただし、EPUB 仕様には準拠に関する追加の要件があるため、その逆は当てはまりません)。

    +

    これらの要件は、 EPUBアクセシビリティ規格における WCAG準拠の解釈を厳密に反映しています。EPUB アクセシビリティ規格に準拠し、WCAGレベルAAを満たすドキュメントは、米国リハビリテーション法第508条に準拠します (ただし、EPUB規格には準拠に関する追加の要件があるため、その逆は当てはまりません)。

    From 4009f5ed2dacc869e8fc36a80b93e1297f22e470 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:38 +0000 Subject: [PATCH 17/62] Translate wcag.html via GitLocalize --- publishing/ja/conformance/wcag.html | 29 +++++++++++++---------------- 1 file changed, 13 insertions(+), 16 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/conformance/wcag.html b/publishing/ja/conformance/wcag.html index 5e2e0b6f..983747f1 100644 --- a/publishing/ja/conformance/wcag.html +++ b/publishing/ja/conformance/wcag.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + WCAG @@ -29,26 +29,24 @@

    要約

    -

    W3CのWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) は、アクセシブルなWebベースのコンテンツを作成するための国際的に認められた標準です。

    +

    W3CのWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) は、アクセシブルなWebベースのコンテンツを作成するための国際的に認められた規格です。

    概要

    -

    WCAGガイドラインは、すべてのコンテンツ製作者が達成するよう努めるべき4 つの高レベルの原則から始まり、アクセシビリティに対して階層的なアプローチを採用しています。これらの原則は次のように定義されています。

    +

    WCAGガイドラインは、アクセシビリティに対して階層的なアプローチを採用しており、すべてのコンテンツ製作者が達成するよう努めるべき4つの高レベルの原則から始まります。これらの原則は以下のように定義されています。

      +
    1. 知覚可能— 情報及びユーザインタフェース コンポーネントは、利用者が知覚できる方法で利用者に提示できなければならない。
    2. -知覚可能— 情報及びユーザインタフェース コンポーネントは、利用者が知覚できる方法で利用者に提示可能でなければならない。
    3. +操作可能 — ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作できなければならない。
    4. -操作可能 — ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作可能でなければならない。
    5. -
    6. -理解可能 — 情報及びユーザインタフェースの操作は理解可能でなければならない。
    7. -
    8. -堅牢(robust) — コンテンツは、支援技術を含む様々なユーザエージェントが確実に解釈できるように十分に堅牢 (robust) でなければならない。
    9. +理解可能 — 情報及びユーザインタフェースの操作は理解できなければならない。 +
    10. 堅牢(robust) — コンテンツは、支援技術を含む様々なユーザエージェントが確実に解釈できるように十分に堅牢 (robust) でなければならない。
    -

    次のレベルでは、これらの原則のそれぞれが、コンプライアンスを達成するための一連のガイドラインに細分化されます。

    +

    これらの原則のそれぞれが、次のレベルとしてコンプライアンスを達成するための一連のガイドラインに細分化されています。

    1. 知覚可能
    @@ -67,7 +65,7 @@

    概要

  • 2.2 十分な時間
  • 2.3 発作と身体的反応
  • 2.4 ナビゲーション可能
  • -
  • 2.5 入力モダリティ
  • +
  • 2.5 入力のモーダル化
  • 3. 理解可能
    @@ -86,9 +84,9 @@

    概要

    -

    これらのガイドラインのさらに下のレベルは達成基準です。これは、WCAGがアクセシブルなコンテンツの概要から、それを実際に達成する方法へと進んだレベルです。これらの基準は非常に広範囲にわたるため、ここでは省略します。詳細については、 WCAGガイドラインを参照してください。

    +

    これらのガイドラインのさらに下のレベルは達成基準です。これは、WCAGがアクセシブルなコンテンツの概要から、それを実際に達成する方法に落とし込んだレベルです。これらの基準は非常に広範囲に渡るためここでは省略します。詳細については、WCAGガイドラインを参照してください。

    -

    アクセシブルなコンテンツを作成するために求められる要素を、これら3つのレベルで段階的に改良した後は、達成基準への準拠をテストするための十分な達成方法及び参考達成方法に到達します。これらの基準により、コンテンツを検証するために必要なフォーマット固有の情報がわかります。

    +

    アクセシブルなコンテンツを作成するために求められる要素を、これら3つのレベルで段階的に改良した後は、達成基準への準拠をテストするために十分な達成方法及び参考達成方法に進んでください。コンテンツを検証するために必要なフォーマット固有の情報が基準として示されています。

    このナレッジベースは、特にEPUBアクセシビリティ仕様を満たすための出版技術に重点を置いていますが、コンテンツをアクセシブルにする要素を真に理解するには、より高レベルの概念を理解することも必要です。このサイト全体を通じて、関連する技術へのリンクをみつけることができます。各セクションの導入部分では、これらをアクセシブルな構造にすること(つまり、より高レベルのガイドラインにどのように適合させるか)がなぜ必要なのかを説明しようと努めています。

    @@ -102,7 +100,7 @@

    適合性

    レベルAAを満たすには、レベルAのすべての要件を満たす必要があることに注意してください。上位の適合レベルは、それより下の適合レベルを基礎としています。

    -

    レベルAAAは、一般的にドキュメントがすべての要件を満たすことは不可能であるため、目標レベルであると広く考えられています。著者はこのレベルの達成基準を無視すべきではありませんが、達成するには複雑すぎる要件を見送ることができます。

    +

    レベルAAAは、一般的にドキュメントがすべての要件を満たすことは不可能であるため、目標レベルであると広く考えられています。コンテンツ製作者はこのレベルの達成基準を無視すべきではありませんが、達成するには複雑すぎる要件は見送っても構いません。

    @@ -111,8 +109,7 @@

    関連リンク

    From 6ec3fe0d740cbfd2d24b04fd35c2176be87005ad Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Matt Garrish Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:39 +0000 Subject: [PATCH 18/62] Translate epubcheck.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html | 33 ++++++++++---------- 1 file changed, 16 insertions(+), 17 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html b/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html index ed692a04..757a9b21 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + EPUBCheck @@ -9,8 +9,7 @@ var page_info = { 'category':[ 'EPUB', 'Validation'], 'appliesTo':[ 'EPUB3', 'EPUB2'] - }; - + }; @@ -45,19 +44,19 @@

    はじめに

    -jar path\to\epubcheck.jar — 最初の引数は、EPUBCheckプログラムを含む Java jar ファイル ( epubcheck.jar ) への参照です。このファイルを参照するために使用される正確なパスは、EPUBCheckがインストールされている場所と、EPUBCheckが実行されるディレクトリによって異なります。
  • -publication.epub — 2番目の引数は、チェックするパッケージ化されたEPUB出版物の名前です。EPUBCheckが実行されるディレクトリと同じディレクトリにない場合は、ファイルへのフルパスを指定する必要があります。
  • +publication.epub — The second argument is the name of the packaged EPUB publication to check. The full path to the file has to be specified if it is not in the same directory where EPUBCheck is run. -

    以下は、コマンドラインからEPUBCheckを呼び出してaccessible_epub_3.epubファイルを検証する方法の例です。

    +

    The following is an example of how EPUBCheck could be called from the command line to validate the accessible_epub_3.epub file:

    -
    > java -jar epubcheck.jar -mode exp -s accessible_epub_3
    +
    > java -jar c:\epubcheck\epubcheck.jar c:\epubs\accessible_epub_3.epub
    -

    情報(Info)

    -

    読みやすさを考慮して、このページの残りの例では、 epubcheck.jarファイルとチェック対象の出版物への完全なパスは省略されています。

    +

    注記

    +

    Full paths to the epubcheck.jar file and publication to be checked are omitted from the rest of the examples on this page for readability purposes.

    -

    EPUBCheckで問題が検出されない場合は、次のような一連のメッセージが表示されます。

    +

    If EPUBCheck does not detect any problems, it will emit a series of messages like the following:

    Validating using EPUB version 3.2 rules.
     No errors or warnings detected.
    @@ -65,13 +64,13 @@ 

    はじめに

    EPUBCheck completed
    -

    最初の行は、検証するEPUBのバージョンを指定します。前の例の場合、プログラムはEPUB 3.2の要件に照らしてチェックしています。

    +

    The first line specifies what version of EPUB is being validated. In the case of the preceding example, the progam is checking against the requirements of EPUB 3.2.

    -

    次の2行は問題が見つからなかったことを示していますが、問題がある場合はここに報告されます。

    +

    The next line two lines indicate that no issues were found, but this is where any issues will be reported when there are problems.

    -

    最後のステートメントは、プログラムが正常に終了したことを確認するだけです。

    +

    The final statement just confirms that the program has terminated successfully.

    -

    出版物のアクセシビリティのチェックに進む前に、クリーンな検証結果を得ることが望ましいです。ただし、実際には、EPUBCheckでは、最初に修正が必要な警告やエラーが見つかることがよくあります。

    +

    A clean validation result is preferred outcome before moving on to check the accessibility of a publication. In practice, however, EPUBCheck will often uncover warnings and errors that need fixing first.

    以下はマークアップエラーを含むレポートの例です。

    @@ -84,15 +83,15 @@

    はじめに

    EPUBCheck completed
    -

    EPUBCheckのエラーメッセージは、エラーを含むファイル ( accessible_epub_3.epub/EPUB/ch01.xhtml ) と、エラーが発生した行番号 ( 98 ) および文字オフセット ( 5 ) の両方を示します。また、問題を説明する簡単なメッセージも提供します。この場合、次のファイルのスクリーンショットに示すように、 pタグが許可されていない場所で使用されています。

    +

    The EPUBCheck error message identifies both the file containing the error (accessible_epub_3.epub/EPUB/ch01.xhtml) as well as the line number (98) and character offset (5) where it occurs. It also provides a brief message explaining the problem — in this case, a p tag is used where it is not allowed, as shown in the following screen grab of the file:

    pタグが、body終了タグの後に含まれる -

    残念ながら、すべてのメッセージがこのように簡単に理解できるわけではなく、EPUBCheckが有用な行番号や文字オフセットを提供しない場合もあります (たとえば、問題が特定の場所に追跡できない場合、 (-1,-1)が報告されることがよくあります)。その結果、エラーを修正するには、多くの場合、ある程度の調査作業が必要になります。

    +

    Unfortunately, not every message is as easy to understand as this one, and there are times when EPUBCheck will not provide useful a line number or character offset (e.g., it often reports (-1,-1) when a problem cannot be traced to a specific location). As a result, fixing errors will often require some sleuth work.

    -

    EPUBCheckが出力するメッセージ数は、報告される数値が誤解を招くことが多いですが、実行間で問題が解決されているかどうかを追跡するのに便利です。

    +

    The message counts that EPUBCheck outputs is more of a convenience for tracking that problems are being solved between runs, as the numbers reported can often be misleading.

    -

    たとえば、1つのマークアップエラーが他の多くのエラーの原因となる可能性があるため、1 つの問題を修正すると、他の多くの問題またはすべて解消される可能性があります。すでに解決されている問題を探すのに時間を費やさないように、バグを修正するときは、頻繁に出版物を再検証することをお勧めします。

    +

    For example, one markup error could be the cause of many other errors, so fixing one problem can lead to many or all the other problems disappearing. It is recommended to re-validate publications often when fixing bugs to avoid spending time look for problems that have already been solved.

    また、EPUBCheckが提起するすべての問題を修正しなければならないわけではありません。これについては、次のメッセージの深刻度に関するセクションで説明します。

    From 7f5437caf83606d3aac7e0aae33436eb0f67676b Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:40 +0000 Subject: [PATCH 19/62] Translate epubcheck.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html | 107 ++++++++++--------- 1 file changed, 54 insertions(+), 53 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html b/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html index 757a9b21..cadaaf5a 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/epubcheck.html @@ -44,19 +44,19 @@

    はじめに

    -jar path\to\epubcheck.jar — 最初の引数は、EPUBCheckプログラムを含む Java jar ファイル ( epubcheck.jar ) への参照です。このファイルを参照するために使用される正確なパスは、EPUBCheckがインストールされている場所と、EPUBCheckが実行されるディレクトリによって異なります。
  • -publication.epub — The second argument is the name of the packaged EPUB publication to check. The full path to the file has to be specified if it is not in the same directory where EPUBCheck is run.
  • +publication.epub — 2番目の引数は、チェック対象のパッケージ化されたEPUB出版物の名前です。EPUBCheckが実行されるディレクトリと同じディレクトリにない場合は、ファイルへのフルパスを指定してください。 -

    The following is an example of how EPUBCheck could be called from the command line to validate the accessible_epub_3.epub file:

    +

    以下は、コマンドラインからEPUBCheckを呼び出しaccessible_epub_3.epubのファイルを検証する例です。

    > java -jar c:\epubcheck\epubcheck.jar c:\epubs\accessible_epub_3.epub

    注記

    -

    Full paths to the epubcheck.jar file and publication to be checked are omitted from the rest of the examples on this page for readability purposes.

    +

    このページの残りの例では、 epubcheck.jarファイルとチェック対象の出版物への完全なパスは、読みやすさを考慮し省略しています。

    -

    If EPUBCheck does not detect any problems, it will emit a series of messages like the following:

    +

    EPUBCheckで全く問題が検出されない場合には、次のような一連のメッセージが表示されます。

    Validating using EPUB version 3.2 rules.
     No errors or warnings detected.
    @@ -64,13 +64,13 @@ 

    はじめに

    EPUBCheck completed
    -

    The first line specifies what version of EPUB is being validated. In the case of the preceding example, the progam is checking against the requirements of EPUB 3.2.

    +

    最初の行には、検証するEPUBのバージョン番号が表示されます。前の例の場合、プログラムはEPUB 3.2の要件に照らしてチェックしています。

    -

    The next line two lines indicate that no issues were found, but this is where any issues will be reported when there are problems.

    +

    次の2行は問題が見つからなかったことを示していますが、問題がある場合にはここに報告内容が表示されます。

    -

    The final statement just confirms that the program has terminated successfully.

    +

    最後のステートメントは、プログラムの正常終了を示しています。

    -

    A clean validation result is preferred outcome before moving on to check the accessibility of a publication. In practice, however, EPUBCheck will often uncover warnings and errors that need fixing first.

    +

    出版物のアクセシビリティのチェックに進む前に、検証結果をクリーンな状態にしておくと良いでしょう。実際に、EPUBCheckではしばしば最初に修正が必要な警告やエラーが見つかります。

    以下はマークアップエラーを含むレポートの例です。

    @@ -83,15 +83,15 @@

    はじめに

    EPUBCheck completed -

    The EPUBCheck error message identifies both the file containing the error (accessible_epub_3.epub/EPUB/ch01.xhtml) as well as the line number (98) and character offset (5) where it occurs. It also provides a brief message explaining the problem — in this case, a p tag is used where it is not allowed, as shown in the following screen grab of the file:

    +

    EPUBCheckのエラーメッセージには、エラーを含むファイル (accessible_epub_3.epub/EPUB/ch01.xhtml) と、エラーが発生した行番号 (98) 、および文字のオフセット位置 (5) が提示されます。また、問題を説明する簡単なメッセージも表示します。この場合、次のファイルのスクリーンショットに示すように、 pタグが許可されていない場所で使用されています。

    pタグが、body終了タグの後に含まれる -

    Unfortunately, not every message is as easy to understand as this one, and there are times when EPUBCheck will not provide useful a line number or character offset (e.g., it often reports (-1,-1) when a problem cannot be traced to a specific location). As a result, fixing errors will often require some sleuth work.

    +

    残念ながら、すべてのメッセージがこのように簡単に理解できるわけではありません。EPUBCheckが有用な行番号や文字オフセット位置を提示できない場合もあります (たとえば、問題の箇所を特定できない場合には、しばしば(-1,-1)が報告されます)。このため、エラーを修正するにはある程度の調査作業が必要になります。

    -

    The message counts that EPUBCheck outputs is more of a convenience for tracking that problems are being solved between runs, as the numbers reported can often be misleading.

    +

    報告される数値が誤解を招くこともありますが、EPUBCheckが出力するメッセージ数は、実行間で問題が解決されたかを確認するのに便利です。

    -

    For example, one markup error could be the cause of many other errors, so fixing one problem can lead to many or all the other problems disappearing. It is recommended to re-validate publications often when fixing bugs to avoid spending time look for problems that have already been solved.

    +

    たとえば、1つのマークアップエラーは他の多くのエラーの原因となっている可能性があります。1つの問題を修正すると、他の多くの問題やすべての問題が解消されるかもしれません。すでに解決されている問題を探すのに時間を費やさないように、バグを修正するときは、頻繁に出版物を再検証する方法がお勧めです。

    また、EPUBCheckが提起するすべての問題を修正しなければならないわけではありません。これについては、次のメッセージの深刻度に関するセクションで説明します。

    @@ -99,7 +99,7 @@

    はじめに

    メッセージの深刻度

    -

    EPUBCheckは5つの異なるカテゴリのメッセージを報告します。4つはデフォルトで出力され、1つのタイプ(使用方法(usage)メッセージ)は引数でオンにする必要があります。これらのカテゴリは、報告されている問題の深刻度を反映しており、最も深刻度が高いのは致命的(fatal)、最も低いのは情報(info)です。

    +

    EPUBCheckは5つの異なるカテゴリのメッセージを報告します。4つはデフォルトで出力され、1つのタイプ使用方法(usage)メッセージ)は引数で有効に指定する必要があります。これらのカテゴリは、報告されている問題の深刻度を反映しており、最も深刻度が高いのは致命的(fatal)、最も低いのは情報(info)です。

    EPUBCheckによって報告される各問題は、次のいずれかのラベルで始まります。

    @@ -112,14 +112,14 @@

    メッセージの深刻度

    Messages: 2 fatals / 4 error / 18 warnings / 1 infos / 147 usages
    -

    各カテゴリーの意味は以下のリストで説明されています。

    +

    各カテゴリーの意味は以下の通りです。

    致命的(Fatal)
    -

    致命的なエラーは、最も深刻な問題に対して発行されます。致命的なエラーとは、リーディングシステムが出版物を開けなくなるエラー(パッケージの問題など)、またはコンテンツが読み取れなくなるエラー(コンテンツ内の致命的ななXMLエラーなど)です。

    +

    致命的なエラーは、最も深刻な問題に対して発生します。致命的なエラーとは、リーディングシステムが出版物を開けなくなるエラー(パッケージの問題等)、またはコンテンツが読み取れなくなるエラー(コンテンツ内の致命的ななXMLエラー等)です。

    -

    出版物の使いやすさを確保するには、致命的なエラーを修正する必要があります。

    +

    出版物を利用できるようにするには、致命的なエラーを修正しなければなりません。

    エラー(Error)
    @@ -131,7 +131,7 @@

    メッセージの深刻度

    警告(Warning)
    -

    警告はエラーの1つ下のレベルです。警告は、EPUB規格の推奨される方法からの逸脱を識別します。警告のある出版物は規格に準拠しないわけではなく、意図しないレンダリングの問題もない可能性がありますが、推奨される方法に従わないと相互運用性の問題が発生する可能性があります。

    +

    警告はエラーの1つ下のレベルです。警告は、EPUB規格の推奨される方法からの逸脱を識別します。警告のある出版物は規格に準拠しないわけではなく、また意図しないレンダリングの問題も起きないかもしれませんが、推奨される方法に従わないと相互運用性の問題が生じるかもしれません。

    警告を修正することは必須ではありませんが、一般的には推奨される方法に従うことをお勧めします。多くのベンダーは警告のある出版物を受け入れません。

    @@ -140,25 +140,25 @@

    メッセージの深刻度

    情報メッセージは、EPUBCheckによってデフォルトで出力される最も低レベルのメッセージです。これらのメッセージは通常、EPUBCheck自体の問題に関する警告を提供します(たとえば、ファイルを解読してチェックできない可能性がある、または潜在的な問題が検討中であるなど)。これらは一般的ではありません。

    -

    情報メッセージは必ずしも何らかのアクションを必要とするわけではありませんが、EPUBCheckにどのような問題があったかを確認するために確認することが重要です。

    +

    情報メッセージに必ずしも何らかの対応が必要となるわけではありませんが、EPUBCheckにどのような問題があったかの確認は重要です。

    使用方法(Usage)
    -

    使用方法メッセージはベストプラクティスに似ています。推奨される使用方法を示しますが、必ずしもガイドラインに従う必要はありません。出版物によっては、EPUBCheckが大量の使用方法メッセージを発行することがあるため、デフォルトではオフになっています。

    +

    使用方法メッセージはベストプラクティスに似ています。推奨される使用方法を示しますが、必ずしもガイドラインに従う必要はありません。出版物によっては、EPUBCheckによって大量の使用方法メッセージを提示されることがあるため、デフォルトでは出力が無効化されています。

    -

    使用方法メッセージのリストを取得するには、EPUBCheckを起動するときに使用方法フラグ ( -u ) を設定する必要があります。

    +

    使用方法メッセージのリストを出力するには、EPUBCheckを起動するときに使用方法出力フラグ ( -u ) を設定する必要があります。

    -

    すべての使用方法メッセージを修正する必要はありませんが、強調されているベストプラクティスに従うことを検討する必要があります。

    +

    すべての使用方法メッセージを修正する必要はありませんが、強調されているベストプラクティスに従うことを検討してください。

    WCAG解析要件

    -

    一般的に、EPUB出版物のエラーを修正することがベストプラクティスですが、WCAGは厳密な準拠を強制しません。すべてのエラーがコンテンツのアクセシブルな読み取りに重大な影響を与えるわけではありません。

    +

    一般的に、EPUB出版物のエラーを修正するのがベストプラクティスですが、WCAGは厳密な準拠を強制しません。(すべてのエラーがコンテンツのアクセシブルな読書に重大な影響を与えるわけではありません。)

    -

    WCAGでは、エラーや警告がアクセシビリティの問題を引き起こすものである場合にのみ、準拠しないコンテンツを修正することが求められます。次に例を示します。

    +

    WCAGでは、エラーや警告がアクセシビリティの問題を引き起こす場合に限り、準拠しないコンテンツの修正が求められます。次に例を示します。

    • ARIA属性参照が使えなくなる重複ID(例: カスタム コントロールまたは説明リンク内)
    • @@ -166,7 +166,7 @@

      メッセージの深刻度

    • 要素に複数のrole属性が指定されている。
    -

    過去には、達成基準 4.1.1は、支援技術による文書処理能力に影響を与える可能性のあるHTML解析エラー(整形エラーなど)の包括的な基準として使用されていました。最新のHTML解析では、これらの整形エラーの処理方法が標準化されているため、4.1.1 は常に適合性評価に合格します。上記のような出版物のアクセシビリティに影響を与える解析エラーは、他の達成基準でカバーされており、より適切な達成基準に基づいて報告する必要があります。

    +

    過去には、達成基準 4.1.1は、支援技術による文書処理能力に影響を与える可能性のあるHTML解析エラー(整形エラーなど)の包括的な基準として使用されていました。最新のHTML解析では、これらの整形エラーの処理方法が標準化されているため、4.1.1 は常に適合性評価に合格します。上記のような出版物のアクセシビリティに影響を与える解析エラーは、他の達成基準でカバーされており、より適切な達成基準に基づいて報告されるべきです。

    詳細については、達成基準 4.1.1 の説明を参照してください。

    @@ -175,14 +175,14 @@

    メッセージの深刻度

    引数

    -

    引数は、EPUBCheckの実行時に指定できる追加オプションです。引数は通常、EPUBCheck jar ファイルを呼び出した後、検証する出版物またはファイルを指定する前に含められます。

    +

    引数は、EPUBCheckの実行時に指定できる追加オプションです。引数は通常、EPUBCheck jarファイルを呼び出した後、検証する出版物またはファイルを指定する前に設定します。

    -

    次の例は、 -u引数を使用して、EPUBCheckの出力に使用方法(usage)メッセージを含めるように要求する方法を示しています。

    +

    次の例は、 -u引数を使用して、EPUBCheckの出力に使用方法(usage)メッセージを含めるように設定する方法を示しています。

    > java -jar epubcheck.jar -u accessible_epub_3.epub
    -

    EPUBCheckの引数の多くには、詳細形式と簡潔形式の両方があります。詳細形式では名前の前に2つのダッシュが付きますが、簡潔形式では1つのダッシュの後に文字が続きます。EPUBCheckに使用方法のメッセージを出力させるには、最後の例のように簡潔な-u引数を使用するか、詳細--usage引数を使用します。

    -

    EPUBCheckには、さまざまな方法や目的で実行できるようにする多くの引数が含まれていますが、このセクションでは、最も有用な引数の一部のみを説明します。

    +

    EPUBCheckの引数の多くには、詳細形式と簡潔形式の両方があります。詳細形式では名前の前に2つのダッシュが付きますが、簡潔形式では1つのダッシュの後に文字が続きます。EPUBCheckに使用方法のメッセージを出力させるには、先の例のように簡潔形式の-u引数を使用するか、詳細形式の--usage引数を指定します。

    +

    EPUBCheckには、さまざまな方法や目的で実行できる多くの引数がありますが、このセクションでは、一部の最も有用な引数について説明します。

    注記

    @@ -196,84 +196,84 @@

    引数

    > java -jar epubcheck.jar -v 2.0 ...
    -

    EPUBCheckはパッケージドキュメントから正しいバージョンを自動的に判別するため、完全な出版物を検証するときにこの引数を指定する必要はありません。通常、この引数はモード引数と組み合わせて、出版物内の個々のファイルを検証するのに使います。

    +

    EPUBCheckはパッケージドキュメントから正しいバージョンを自動的に判別するため、パッケージ化された出版物を検証するときにこの引数を指定する必要はありません。通常、この引数はモード引数と組み合わせて、出版物内の個々のファイルを検証するのに使います。

    -

    バージョン引数には詳細な形式はありません--versionの使用は、インストールされている EPUBCheckのバージョンを検出するために予約されています。

    +

    バージョン引数には詳細な形式はありません。 --versionの引数は、インストールされている EPUBCheckのバージョンを表示するために使用されています。

    モード ( --modeまたは-m )
    -

    EPUBCheckは、パッケージ化されたEPUBファイル以外でも実行できます。これらの場合、モード引数は、プログラムが実行する正しいタイプの検証をガイドするために使用されます。

    +

    EPUBCheckは、パッケージ化されたEPUBファイル以外についても実行できます。このような場合には、モード引数を用いて目的のファイル形式で検証されるように指定します。

    -

    モード引数は通常、EPUB2パッケージドキュメントを検証するために次の例のように、バージョン引数とペアになります。

    +

    モード引数は通常、EPUB2パッケージドキュメントを検証するために次の例のように、バージョン引数とペアで使用されます。

    > java -jar epubcheck.jar -mode opf -v 2.0 package.xml
    -

    さまざまなモード値については、次のリストで説明します。

    +

    さまざまなモードの値については、以下の通りです。

    opf
    -

    opf値は、EPUB 2 または 3 パッケージ ドキュメントが検証されることを示します。

    +

    opf値は、EPUB 2 または 3 パッケージ ドキュメントについての検証を指定します。

    > java -jar epubcheck.jar -mode opf -v 3.0 package.xml
    xhtml
    -

    xhtml値は、EPUB 2 または 3 XHTML コンテンツ ドキュメントが検証されることを示します。

    +

    xhtml値は、EPUB 2または3のXHTML コンテンツ ドキュメントについての検証を指定します。

    > java -jar epubcheck.jar -mode xhtml -v 3.0 chapter01.xhtml
    svg
    -

    svg値は、EPUB 2 または 3 SVG コンテンツ ドキュメントが検証されることを示します。

    +

    svg値は、EPUB 2 または 3 SVG コンテンツ ドキュメントについての検証を指定します。

    > java -jar epubcheck.jar -mode svg -v 2.0 heart.svg
    nav
    -

    nav値は、EPUB 3 ナビゲーション ドキュメントが検証されることを示します。

    +

    nav値は、EPUB 3ナビゲーション ドキュメントについての検証を指定します。

    > java -jar epubcheck.jar -mode nav nav.xhtml
    -

    EPUBCheckは個々の EPUB 2 NCX ドキュメントを検証しません

    +

    EPUBCheckは個別のEPUB 2 NCXドキュメントの検証は行いません

    mo
    -

    mo値は、EPUB 3 メディア オーバーレイが検証されることを示します。EPUB 2 には同等の機能はありません。

    +

    mo値は、EPUB 3 メディア オーバーレイについての検証を指定します。EPUB 2については同等の機能はありません。

    > java -jar epubcheck.jar -mode mo chapter01.smil
    exp
    -

    exp値は、パッケージ化されていない EPUB 2 または 3 の出版物が検証されることを示すために使用されます (つまり、コンテンツは独自のディレクトリに「展開」されます)。このモードでは、ファイル名の代わりに、解凍されたファイルを含むディレクトリが使用されます。

    +

    exp値は、パッケージ化されていないEPUB 2または3の出版物についての検証を指定します。つまり、コンテンツは独自のディレクトリに「展開」されているものとします。このモードではファイル名の代わりに、解凍されたファイルを含むディレクトリを指定します。

    > java -jar epubcheck.jar -mode exp accessible_epub_3
    -

    EPUBCheck はパッケージ ドキュメントからバージョンを自動的に判別するため、拡張 EPUB 検証ではバージョン引数を指定する必要はありません

    +

    EPUBCheck はパッケージ ドキュメントからバージョンを自動的に判別するため、展開されたEPUBについての検証ではバージョン引数を指定する必要はありません

    使用方法メッセージ ( --usageまたは-u )
    -

    メッセージの深刻度に関するセクションで説明したように、使用方法(usage)メッセージはデフォルトではオンになっていません。有効にするには、使用方法(usage)引数を指定する必要があります。

    +

    メッセージの深刻度に関するセクションで説明したように、使用方法メッセージはデフォルトでは有効化されていません。有効にするには、使用方法メッセージの引数を指定しなければなりません。

    > java -jar epubcheck.jar -u accessible_epub_3.epub
    保存 ( --saveまたは-s )
    -

    save 引数は、展開されたディレクトリからパッケージ化された EPUB ファイルを作成するための便利なオプションを提供し、手動で EPUB を圧縮する際に発生する可能性のある問題を回避します。これは、展開モード引数が指定されている場合にのみ機能します。

    +

    保存引数は、展開されたディレクトリよりパッケージ化したEPUBファイルを作成できる便利なオプションで、手動でEPUBを圧縮する際に発生する可能性のある問題が回避できます。これは、展開のモード引数が指定されている場合にのみ機能します。

    > java -jar epubcheck.jar -mode exp -s accessible_epub_3
    -

    EPUBCheck が致命的なエラーやエラーメッセージなしで完了すると、圧縮された EPUB ファイルのコピーが、出版物のフォルダーと同じディレクトリに保存されます(たとえば、フォルダーc:\epubs\accessible_epub_3で実行した場合、保存されたファイルはc:\epubs\accessible_epub_3.epubに保存されます)。

    +

    EPUBCheckが致命的なエラーやエラーメッセージなしで完了すると、圧縮されたEPUBファイルが、出版物のフォルダーと同じディレクトリに生成されます(たとえば、フォルダーc:\epubs\accessible_epub_3で実行した場合、保存されたファイルはc:\epubs\accessible_epub_3.epubに生成されます)。

    @@ -281,9 +281,9 @@

    引数

    出力のリダイレクト

    -

    EPUBCheck からの出力をコマンドライン ウィンドウで読み取るのは、特に処理するメッセージが大量にある場合は難しい場合があります。幸い、すべてのコマンドライン インターフェイスには、プログラムからの出力をキャプチャしてファイルにリダイレクトできる機能があります。テキスト エディターで EPUBCheck メッセージを読み取るのははるかに簡単です。行の折り返しをオフにでき、テキストのスクロールや検索がより簡単になります。

    +

    メッセージが大量にあると、EPUBCheckの出力をコマンドライン ウィンドウで読み取るのは大変です。幸い、すべてのコマンドライン インターフェイスには、プログラムの出力をキャプチャしてファイルに保存(リダイレクト)する機能があります。テキスト エディターでEPUBCheckのメッセージを読み込む方が遥かにシンプルで、行の折り返しをオフにしたり、テキストのスクロールや検索がより簡単に行えます。

    -

    EPUBCheck の出力をリダイレクトするには、コマンドの最後に大なり記号 ( > ) を使用し、その後に出力をリダイレクトするファイルを指定します。

    +

    EPUBCheckの出力を保存するには、コマンドの最後に大なり記号(>)を使用し、その後に出力の保存先ファイルを指定します。

    次のコマンドは、出力をファイルoutput.txtにリダイレクトします。

    @@ -291,7 +291,7 @@

    出力のリダイレクト

    書き込み可能なディレクトリに出力する以外 (たとえば、オペレーティング システムでは特別なシステム ディレクトリへのファイルの書き込みは許可されません)、出力ファイルの名前やパスに制限はありません。

    -

    この方法でEPUBCheckを実行するたびに、以前のファイルが新しい結果で上書きされるため、毎回新しいファイル名を指定する必要はありません。多くのテキストエディターでは、EPUBCheckが終了すると新しい出力が自動的に再ロードされるため、プロセスがさらに簡素化されます。

    +

    この方法でEPUBCheckを実行するたびに、以前のファイルが新しい結果で上書きされるため、毎回新しいファイル名を指定する必要はありません。多くのテキストエディターでは、EPUBCheckが終了すると新しい出力が自動的に再ロードされるため、作業がさらに容易になります。

    @@ -302,20 +302,20 @@

    制限事項

    • 一部の技術、特にCSSについては限定的な検証しか提供されないため、表示に問題が生じる可能性があります。
    • -
    • スクリプトが出版物の構造や使いやすさに悪影響を及ぼすかどうかを検証することはできません。
    • +
    • スクリプトが出版物の構造や使いやすさに悪影響を及ぼすかどうかは検証できません。
    • -
    • アクセシビリティ関連のチェックの多くは含まれていません。ARIA role、states、propertyの正しい使用など、チェックに使用されるコードの複雑さにより、完全ではない可能性があります。
    • +
    • アクセシビリティ関連のチェックの多くは含まれていません。ARIAのrole、states、propertyの正しい使用など、チェックに使用されるコードの複雑さにより、完全ではない可能性があります。

    そのため、リーディングシステムでEPUBのユーザービリティを手動でチェックすることが常に推奨されます。

    -

    さらに重要なのは、出版物のアクセシビリティを確保するには、 AceツールとSMARTツールも実行する必要があることです。アクセシビリティのテストの詳細については、ナレッジベースのそれぞれのページを参照してください。

    +

    さらに重要なのは、出版物のアクセシビリティを確保するには、 AceツールとSMARTツールも実行する必要がある点です。アクセシビリティのテストの詳細については、ナレッジベースのそれぞれのページを参照してください。

    その他の方法

    -

    EPUBCheckをコマンドラインから実行するのが面倒な場合は、より簡単なオプションがあります。次に、よく使用されるその他の方法をいくつか紹介します。

    +

    EPUBCheckをコマンドラインから実行するのが面倒な場合には、より簡単な方法があります。以下に、よく利用されているいくつかの代わりの方法を紹介します。

    • EPUB Validator — DAISYコンソーシアムが管理する無料のオンライン検証ツール。アップロードされたファイルはEPUBCheckで検証され、その結果が新しいWebページに返されます。(商業出版には使用できません。)
    • @@ -324,10 +324,11 @@

      その他の方法

    • Oxygen Editor — パッケージ化されたEPUB出版物をチェックするためのEPUBCheckの組み込みバージョンを含む商用ファイルエディター。このプログラムは、パッケージドキュメントやコンテナーファイルなどの EPUB固有のファイルに対して、リアルタイム検証とコード補完も提供します。
    • -
    • Pagina EPUB-Checker — EPUBCheckを実行するための無料のグラフィカルインターフェイス。ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語を含む多数の異なる言語にローカライズ可能です。
    • +
    • +Pagina EPUB-Checker — EPUBCheckを実行するための無料のグラフィカルインターフェイス。ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語を含む多数の異なる言語で利用できます。
    -

    追加の代替手段のリストは、 EPUBCheck wikiで確認できます。

    +

    追加の代替手段については、 EPUBCheck wikiで確認できます。

    From 3da02f21ee19b87b5b73f50ed1b46505a9f53337 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:41 +0000 Subject: [PATCH 20/62] Translate smart.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/smart.html | 238 +++++++++++------------ 1 file changed, 119 insertions(+), 119 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/smart.html b/publishing/ja/epub/validation/smart.html index a320ae2c..b526d796 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/smart.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/smart.html @@ -1,5 +1,5 @@ - + Ace SMART @@ -11,8 +11,7 @@ 'appliesTo':[ 'EPUB3', 'EPUB2'], 'addh4': true, 'details': true - }; - + }; @@ -20,127 +19,130 @@

    はじめに

    -

    SMARTツールは、Aceアクセシビリティ チェッカーを補完する無料のWebベース ツールです。評価者がWCAGおよびEPUBアクセシビリティ規格に準拠していることを確認するために必要な手動チェックを行うのに役立ちます。

    +

    SMARTは、Aceアクセシビリティ チェッカーを補完する無料のWebベースのツールです。評価を行う方によるWCAGおよびEPUBアクセシビリティ規格の準拠についての確認に必要な手動チェック作業に役立ちます。

    -

    評価をはじめる

    +

    評価の開始

    -

    注記

    -

    このガイドは、Aceからreport.jsonファイルを出力する方法に関する基本的な知識があることを前提としています。

    +

    Note

    +

    This guide assumes basic knowledge of how to export the report.json file from Ace.

    -

    SMARTにログインすると、Aceツールと同様に新しい評価が開始されます。ただし、EPUBファイルをアプリケーションにドラッグする代わりに、Aceによって出力されたreport.jsonファイルをページ上の青いボックスにドラッグ アンド ドロップするか、ボックス内のリンクを使用してアップロードするファイルを選択します。

    +

    SMARTにログインすると、Aceツールと同様に新しい評価が開始します。ただし、EPUBファイルをアプリケーションにドラッグする代わりに、Aceによって出力されたreport.jsonファイルをページ上の青いボックスにドラッグ アンド ドロップするか、あるいは、ボックス内のリンクよりアップロードするファイルを指定します。

    - ドラッグアンドドロップボックスとリンク + Drag-and-drop box and link
    -

    注記

    -

    ボックスの下のリンクを使用してはじめから評価を開始することもできますが、最初にAceを実行せずに出版物を評価することはお勧めしません。詳細については、 「制限事項」を参照してください。

    +

    Note

    +

    It is also possible to start a blank evaluation using the link below the box, but it is not advised to assess publications without first running them through Ace. See Limitations for more information.

    -

    Aceレポート ファイルが正常に読み込まれると、レポートのインポート ダイアログが表示されます。

    - インポートダイアログ +

    Aceレポート ファイルが正常に読み込まれると、インポートされたレポート内容のダイアログが表示されます。

    + Import dialog -

    このダイアログには、SMART ツールが出版物に対してどのように最適化されているかが表示されます。たとえば、出版物に見つからないメディア タイプに対して無効になっているテストが一覧表示されます(たとえば、音声がない場合は音声チェックを一覧表示する必要はありません)。

    +

    このダイアログには、SMARTツールで出版物に対してどのように確認手順が最適化されたかが表示されます。たとえば、出版物に見つからないメディア タイプに対して無効になっているテストが一覧表示されます(たとえば、音声がない場合には音声チェックを一覧に表示する必要はありません)。

    -

    SMARTツールは、存在すべきメタデータを提案することもできます。提案された場合は、このダイアログで設定されているものが表示されます。

    +

    SMARTツールによって、あるメタデータが存在すべきだと判定された場合には、メタデータが提案されます。提案された場合は、このダイアログで設定されているものが提示されます。

    -

    インポートの詳細を確認した後、ダイアログを閉じて出版物の評価を開始できます。

    +

    インポートの詳細を確認した後、ダイアログを閉じて出版物の評価を開始します。

    出版物の評価

    -
    出版物情報
    +
    Publication Information
    -

    出版物情報タブは、SMART評価インターフェースのデフォルト ビューです。このタブでは、タイトルや著者など、出版物に関する一般的な情報を確認および変更できます。ただし、このメタデータは、SMARTツールが生成する最終レポートでのみ使用されます。

    +

    出版物情報タブは、SMART評価インターフェースのデフォルト ビューです。このタブでは、タイトルや著者など、出版物に関する一般的な情報を確認あるいは変更できます。ただし、このメタデータは、SMARTツールが生成する最終レポートでのみ使用されます。

    - 出版情報入力フィールド + Publication information input fields -

    注目すべき重要なフィールドの1つは、出版形式です。SMARTツールは、Aceレポートに基づいてこのフィールドを EPUB 3 または 2 に自動的に設定しますが、ここで指定された値は、後の評価手順(つまり、検出および結果のメタデータ)で生成するタグ付けのタイプを決定するためにも使用されます。ツールが間違ったタグを出力する場合は、形式が正しく設定されていることを確認してください。

    +

    注目すべき重要なフィールドの1つは出版形式です。SMARTツールは、Aceのレポートに基づいてこのフィールドをEPUB 3または2に自動的に設定しますが、ここで指定された値は、後の評価手順(つまり、検出および結果のメタデータ)で生成するタグ付けのタイプを決定するのにも使用されます。もしもツールが間違ったタグを出力するようならば、形式が正しく設定されていることを確認してください。

    -

    レポートを生成するには、出版物のタイトルと最終更新日の2つのメタデータ フィールドが必要です。これらはレポートの重要なコンテキストを提供するため、設定する必要があります。

    +

    レポートを生成するには、出版物のタイトルと最終更新日の2つのメタデータ フィールドが必要です。これらはレポートの重要なコンテキストを提供するため、必ず設定しなければなりません。

    -

    フォームの下部にある「追加メタデータ」フィールドは、最終レポートに追加情報を含めるために使用されます。ここで入力するデータは、メタデータ標準に準拠する必要はありません。このフィールドには、コロンとスペースで区切られた、人間が判読できるラベルを入力します(例: 「地域: 北米」)。

    +

    フォームの下部にある「追加メタデータ(Additional Metadata)」フィールドは、最終レポートに追加情報を出力するのに使用されます。ここで入力するデータは、メタデータの標準に準拠する必要はありません。このフィールドには、コロンとスペースで区切られた、人間が判読できるラベルを入力します(例:「地域: 北米」)。

    -

    注記

    -

    最終レポートでメタデータを人間が読めるように翻訳するため、SMARTツールでは現在、変更が行われた際に新しいメタデータ タグを生成するオプションは提供されていません。このような場合は、元の出版物を手動で更新する必要があります。

    +

    Note

    +

    最終レポートの中で、メタデータは人間にとって判りやすい形に変換されるため、現在のSMARTツールでは更新が行われた際に新しいメタデータ タグを生成する機能は提供していません。このような場合には元の出版物を手動で更新する必要があります。

    -
    適合性
    +
    Conformance
    -

    適合性タブには、出版物がアクセシブルであることを確認するために実行する必要があるすべてのテストが含まれています。各テストは自己完結型のユニットであり、適合性を評価する方法に関する指示と、合格か不合格かを示すフィールドが含まれています。

    +

    適合性タブには、出版物がアクセシブルであることを確認するために実施が必要なすべてのテストが含まれています。各テストは自己完結型の構成単位であり、適合性の評価方法に関する手順と、合格か不合格かの結果を示すフィールドが含まれています。

    - 達成基準の評価 + Success criterion evaluation -

    各テストにはラベルが付けられ、どの規格に準拠しているかが識別されます。WCAG達成基準の場合、適合レベル(A または AA)も提供されます。

    +

    Each test is labelled and identifies the standard it is from. For WCAG success criteria, the conformance level (A or AA) is also provided.

    -

    ラベルの下には、テストを評価する方法の説明があります。マークアップに問題がないか確認するには、編集プログラムで出版物を開く必要があります。

    +

    Beneath the label are instructions on how to evaluate the test. It will be necessary to have the publication open in an editing program to check the markup for issues.

    -

    注記

    -

    Ace HTML レポートは、ドキュメント構造と画像を確認できるため、適合性評価中に開くと便利です。

    +

    Note

    +

    The Ace HTML report is also useful to open during a conformance evaluation as it allows the document structure and images to be reviewed.

    -

    SMARTツールで提供される手順は、テストに合格するためにチェックする必要があるすべての項目を網羅することを目的としていますが、これはすべてのケースで提供可能です。一部のWCAG基準では、マークアップの詳細なチェックが必要です。これらのテストでは、最も一般的な問題のリストが含まれています。

    +

    SMARTツールで提供される手順は、テストに合格するためにチェックする必要があるすべての項目の網羅が狙いであり、これはすべてのケースで提供されています。一部のWCAG基準では、マークアップの詳細なチェックが必要です。これらのテストには、確認すべき最も一般的な問題のリストが含まれています。

    -

    ツールで提供されるガイダンスに加えて、このナレッジベース、WCAG サポート ドキュメント、および EPUB アクセシビリティ テクニック内の追加文書へのリンクも提供されます。これらのリンクは最初は非表示になっていますが、関連する見出しを展開すると表示できます。

    +

    ツールで提供されるガイダンスに加え、このナレッジベース、WCAG サポート ドキュメント、およびEPUB アクセシビリティ テクニックに対する追加文書のリンクも提供されます。これらのリンクは当初は非表示になっていますが、関連する見出しを展開すると表示できます。

    - WCAG達成方法集へのリンクの拡張 + Expanded links to WCAG techniques -

    ステータス セクションは、テストの評価結果を指定するためのものです。テストには、完全な基準が満たされたかどうかに基づいて、単純な合格/不合格のステータスが割り当てられます。

    +

    ステータス セクションは、テストの評価結果を指定するためのものです。テストで完全な基準が満たされたかどうかに基づいて、単純に合格・不合格のステータスを設定します。

    -

    不合格の評価をする場合は、表示されるメモフィールドに不合格の理由を指定する必要があります。

    +

    不合格の評価をする場合は、表示されるメモフィールドに不合格の理由を記載すると良いでしょう。

    - エラーメモ欄 + Error note field -

    テストが出版物に適用できない場合は、N/Aステータスを設定すると説明とリンクが折りたたまれ、ステータス セクションのグレーのボックスのみが残ります。

    +

    テストが出版物に適用できない場合にN/Aのステータスを設定すると、説明とリンクが折りたたまれ、ステータス セクションにグレーのボックスのみが残ります。

    - 該当しないテスト + Not applicable test -

    SMARTツールは、Aceレポートからテストが適用されそうにないと判断した場合、自動的にテストをN/Aに設定します(たとえば、テキスト コンテンツのみの場合、すべての画像、音声、およびビデオ テストは適用不可に設定されます)。

    +

    Aceレポートを元にテストが適用できないとSMARTツールによって判定された場合には、自動的にテストはN/Aに設定されます(たとえば、テキスト コンテンツのみの場合、すべての画像、音声、およびビデオ テストは適用不可(N/A)に設定されます)。

    -

    一般的なメモフィールドは、割り当てられているステータスに関係なく、どのテストでも使用できます。メモを追加するには、ステータス セクションの下のチェックボックスをクリックします。

    +

    A general note field is also available for any test, regardless of what status it is assigned. To add a note, click on the checkbox below the status section.

    - メモ欄 + Note field -

    このフィールドのメモには、たとえば、エラーを修正する方法の指示や、テストが適用できないとみなされる理由の説明などが記載されます。

    +

    Notes in this field could provide instructions on how to fix any errors, for example, or explain why a test is considered not applicable.

    -

    該当するすべての適合性テストを完了したら、次のステップは、出版物に埋め込まれた発見メタデータを確認することです。

    +

    該当するすべての適合性テストを完了したら、次のステップとして出版物に埋め込まれた発見可能性に関するメタデータを確認してください。

    -
    発見可能性
    +
    発見可能性(Discovery)
    -

    [発見可能性]タブには、出版物のアクセシビリティ メタデータが表示されます。タブには、EPUBアクセシビリティ規格で要求または推奨されている各プロパティの入力フィールドが含まれています。

    +

    [発見可能性(Discovery)]タブには、出版物のアクセシビリティ メタデータが表示されます。タブには、EPUBアクセシビリティ規格で必須または推奨されている各プロパティの入力フィールドが含まれています。

    - 発見メタデータフィールド + Discovery metadata fields -

    これらのフィールドを入力する方法の詳細については、次の各ナレッジベース ページを参照してください。

    +

    これらのフィールドの確認方法の詳細については、次のナレッジベースの各ページを参照してください。

      -
    • アクセシビリティの機能— アクセシビリティを著しく向上させるコンテンツの機能(例: 数式の理解とナビゲーションを向上させるMathMLマークアップ)。
    • -
    • アクセシビリティ上の危険性— コンテンツがもたらす可能性のある潜在的な物理的危険性(例: 閃光による発作)。
    • -
    • アクセスモード— 出版物内の情報が認識または処理される方法(例: 画像ベースのコンテンツが含まれている場合は視覚的に)。
    • -
    • 十分なアクセスモード— 出版物の情報を消費できるアクセスモードの組み合わせ(例: 画像を含む出版物は、テキスト処理と視覚認識の両方を使用して読み取ることができるだけでなく、画像の説明テキストがある場合は、テキストのみで読み取ることができる場合があります)。
    • -
    • アクセシビリティの概要— 出版物のアクセシビリティに関する、人間が読める形式の要約。
    • +
    • Accessibility Features — Features of the content that notably improve its accessibility (e.g., MathML markup for better comprehension and navigation of equations).
    • +
    • Accessibility Hazards — Potential physical hazards the content may present (e.g., seizures from flashing).
    • +
    • +アクセスモード— 出版物内の情報を知覚または処理する方法(例: 画像ベースのコンテンツが含まれている場合は視覚的に)。
    • +
    • +十分なアクセスモード— 出版物の情報を閲覧できるアクセスモードの組み合わせ(例:画像を含む出版物は、テキスト処理と視覚認識の両方を使用して読書できるだけでなく、画像の説明テキストがあればテキスト処理のみで読書できるかもしれません。)。
    • +
    • +アクセシビリティの概要— 人間が読める形式での出版物のアクセシビリティに関する要約。
    -

    SMARTツールは、値が適用される可能性があると判断した場合、新しい評価の読み込み中にこれらのフィールドを自動的に入力します。ただし、出版物を評価すると一部のフィールドが変更される場合があるため、設定された値を必ず確認してください(たとえば、すべての画像が装飾用であると判断された場合、画像関連のメタデータセットは適用されなくなる可能性があります)。

    +

    SMARTツールが適用しそうだと判定した場合、新しい評価の読み込み中にこれらのフィールドを自動的に生成します。出版物を評価すると一部のフィールドが変更される場合があるため、設定された値を必ず確認してください(たとえば、すべての画像が装飾用であると判断された場合、画像関連のメタデータセットは適用されなくなる可能性があります)。

    -

    アクセシビリティ メタデータが追加または変更された場合、SMARTツールは、出版物のパッケージ ドキュメントで使用する新しいタグのセットを作成できます。ページの下部にある [生成] ボタンをクリックすると、新しいマークアップを含むダイアログが開きます。

    +

    アクセシビリティ メタデータが追加または変更された場合は、SMARTツールで出版物のパッケージ ドキュメントで使用する新しいタグのセットを作成できます。ページの下部にある[生成(Generate)]ボタンをクリックすると、新しいマークアップを表示したダイアログが開きます。

    - EPUB 3 発見メタデータタグ + EPUB 3 discovery metadata tags
    - +
    -

    次のEPUB3 アクセシビリティ メタデータ タグが、ダイアログウィンドウに表示されます。

    +

    The following EPUB 3 accessiblity metadata tags are depicted in the dialog window:

    <meta property="schema:accessibilityFeature">alternativeText</meta>
     <meta property="schema:accessibilityFeature">readingOrder</meta>
     <meta property="schema:accessibilityFeature">tableOfContents</meta>
    @@ -156,29 +158,29 @@ 
    発見可能性
    -
    配布
    +
    配布(Distribution)
    -

    [配布] タブは[発見可能性] タブと似ていますが、ONIX アクセシビリティ メタデータが表示される点が異なります。

    +

    [配布(Distribution)]タブは[発見可能性(Discovery)]タブと似ていますが、ONIXアクセシビリティ メタデータが表示される点が異なります。

    -

    注記

    -

    ONIXは、販売用にベンダーに業界出版物を配布するために使用されるメタデータ形式です。出版物をこの方法で配布しない限り、このタブを確認する必要はありません。

    +

    Note

    +

    ONIXは、ベンダーに業界出版物を販売用に配布するのに使用されるメタデータ形式です。出版物をこの方法で配布しなければ、このタブの確認は不要です。

    - 配布メタデータフィールド + Distribution metadata fields -

    配布メタデータフィールドは発見可能性フィールドに似ていますが、2つの規格にはいくつかの違いがあります。発見可能性タブで設定されたメタデータに同等のONIXプロパティがある場合、そのフィールドは配布タブでも自動的に設定されます。たとえば、発見可能性タブに入力された要約は、ONIX 00フィールドに自動的にコピーされます。

    +

    The distribution metadata fields are like the discovery fields, although there are some differences between the two standards. When metadata set in the Discovery tab has an equivalent ONIX property, that field will also automatically be set in the Distribution tab. For example, the summary input into the Discovery tab is automatically copied to ONIX 00 field.

    -

    ONIXレコードとアクセシビリティ メタデータの表現の詳細については、 ONIX ナレッジベース ページを参照してください。

    +

    ONIXレコードとアクセシビリティ メタデータの表現についての詳しい情報は、ONIX ナレッジベース ページを参照してください。

    -

    発見メタデータと同様に、タブの下部にある [生成] ボタンをクリックすると、配布メタデータをネイティブ形式で出力することもできます。ONIXタグは新しいダイアログ ウィンドウに表示されます。

    +

    発見可能性のメタデータと同様に、タブの下部にある [生成(Generate)] ボタンをクリックすると、配布メタデータをネイティブ形式で出力できます。ONIXタグは新しいダイアログ ウィンドウに表示されます。

    - ONIX アクセシビリティ メタデータ タグ + ONIX accessibility metadata tags
    - +
    -

    ダイアログ ウィンドウには、次の ONIX メタデータ タグが表示されます。

    +

    The following ONIX metadata tags are depicted in the dialog window:

    <descriptiveDetail>
        <productFormFeature>
           <productFormFeatureType>09</producFormFeatureType>
    @@ -198,24 +200,24 @@ 
    配布
    -
    結果
    +
    結果(Result)
    -

    結果タブには、出版物がEPUBアクセシビリティ規格の要件を満たしているかどうかが表示されます。このフィールドは、評価の実行時に自動的に更新されるため、編集できません。

    +

    [結果(Result)]タブには、出版物がEPUBアクセシビリティ規格の要件を満たしているかどうかが表示されます。このフィールドは、評価の実行の都度に自動的に更新されるため、編集できません。

    - 結果メタデータ + Result metadata -

    テストが完了していない場合、または必要なメタデータが欠落している場合、結果は[不完全]になります。不完全なセクションを見つける方法の詳細については、評価の検証に関するセクションを参照してください。

    +

    テストが完了していなかったり、必須のメタデータが欠落している場合、結果は[不完全(Incomplete)]になります。不完全なセクションを見つける方法の詳細については、評価の検証に関するセクションを参照してください。

    -

    最後の2つのフィールドはオプションであり、最終レポートを生成する場合にのみ入力する必要があります。最初のフィールド(評価者)は、評価を実施した組織または個人の名前を宣言するために使用されます。2番目のフィールド(レポートへのリンク)は、最終レポートが公開される場合に、レポートがホストされるURLです。

    +

    最後の2つのフィールドはオプションであり、最終レポートを生成する場合にのみ入力する必要があります。最初のフィールド(評価者)は、評価を実施した組織または個人の名前を表明するのに使用します。2番目のフィールド(レポートへのリンク)は、最終レポートを公開する場合に、レポートをホストするURLです。

    -

    発見メタデータタブと配布メタデータタブと同様に、タブの下部には、パッケージ ドキュメントに貼り付けることができるメタデータ タグを作成するためのボタンが用意されています。

    +

    発見可能性(Discovery)メタデータタブや配布(Distribution)メタデータタブと同様に、タブの下部には、パッケージ ドキュメントに貼り付けられるメタデータ タグを生成するボタンが設けられています。

    - EPUB3評価メタデータタグ + EPUB 3 evaluation metadata tags
    - +
    -

    ダイアログ ウィンドウには、次の3つのEPUBメタデータタグが表示されます。

    +

    The following three EPUB metadata tags are depicted in the dialog window:

    <meta property="dcterms:conformsTo">
        EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level AA
     </meta>
    @@ -227,86 +229,86 @@ 
    結果
    -

    評価を検証する

    +

    評価の検証

    -

    SMARTツールには、インターフェースの左上隅に検証ボタンが含まれています。

    +

    SMARTツールには、インターフェースの左上隅に検証(Validate)ボタンがあります。

    - 検証ボタン + Validate button -

    このボタンをいつでもクリックすると、SMARTツールが現在の評価を分析し、完​​了していないフィールドを報告します。

    +

    このボタンをクリックすると常にSMARTツールは現在の評価を分析し、完​​了していないフィールドを報告します。

    -

    検証中に見つかった問題は、SMARTインターフェイスの下部にあるメッセージ コンソールに報告されます(このコンソールは検証後に自動的に表示されます)。

    +

    Any issues found during validation are reported in the message console at the bottom of the SMART interface (this console will automatically appear after validation).

    - 検証メッセージコンソール + Validation message console -

    各メッセージには深刻度(エラーまたは警告)が先頭に付いており、問題について説明します。メッセージをクリックすると、評価における問題の場所が読み込まれます。

    +

    各メッセージの先頭には深刻度(エラーまたは警告)が付き、問題が記述されています。メッセージをクリックすると、評価における問題の場所が読み込まれます。

    -

    プレビューまたは最終レポートが作成されるたびに、検証も自動的に実行されます。

    +

    Validation is also automatically performed whenever a preview or final report is created.

    -

    レポートを作成する

    +

    レポートの作成

    -

    評価を完了して検証すると、SMARTツールの [レポート] タブでアクセシビリティ レポートを生成するオプションが提供されます。

    +

    評価を完了して検証すると、SMARTツールの [レポート(Report)]タブにてアクセシビリティ レポートの生成機能が提供されます。

    - レポートオプションとボタン + Reporting options and buttons -

    評価にメモが含まれている場合は、タブの上部にあるラジオボタンを使用して、出力するメモを制御できます。デフォルトでは、すべてのメモがレポートに含まれますが、出力を問題の説明のみ、メモのみ、またはメモなしに制限することもできます。

    +

    評価にメモが含まれている場合は、タブ上部のラジオボタンで出力するメモを制御できます。デフォルトではすべてのメモがレポートに含まれますが、出力を問題の説明のみ、メモのみ、メモなしに制限できます。

    -

    プレビューボタンをクリックすると、レポートのプレビューを作成できます。検証の問題が検出されない場合、生成されたレポートは新しいブラウザウィンドウで開きます。

    +

    プレビュー(Preview)ボタンをクリックすると、レポートのプレビューを作成できます。検証の問題が検出されない場合、生成されたレポートはブラウザの新しいウィンドウで開きます。

    - HTML プレビュー レポート + HTML preview report -

    SMARTツールが検証の問題を発見した場合、プレビューをキャンセルして問題を表示するか、プレビューを続行するかを選択するプロンプトが表示されます。

    +

    If the SMART tool finds validation issues, a prompt will appear to cancel the preview and view the issues or to continue with the preview.

    -

    プレビューで修正が必要な問題がない場合、次のステップはダウンロード可能なバージョンのレポートを生成することです。[作成] ボタンをクリックすると、レポートファイルを保存するためのブラウザープロンプトが表示されます(ブラウザーの設定によっては、プロンプトが表示されずにファイルが自動的にダウンロードされる場合があります)。

    +

    プレビューで修正が必要な問題がない場合、次のステップはダウンロードできるレポートの生成です。[作成(Create)] ボタンをクリックすると、レポートファイルを保存するためのブラウザーのプロンプトが表示されます(ブラウザーの設定によっては、プロンプトが表示されずにファイルが自動的にダウンロードされる場合もあります)。

    -

    評価を保存する

    +

    評価の保存

    -

    評価を1回で完了できないこともあるため、SMARTツールでは、保存して後で評価を再開するオプションが用意されています。アプリケーションの左上隅にある [保存] ボタンをクリックすると、評価を保存する場所を尋ねるダイアログが開きます。

    +

    評価作業を1回で完了できないこともあるので、SMARTツールには、保存して後で評価を再開できる機能が用意されています。アプリケーションの左上隅にある [保存(Save)] ボタンをクリックすると、評価を保存する場所を尋ねるダイアログが開きます。

    - 保存ダイアログ + Save dialog -

    評価を保存する方法は2つあります。

    +

    評価を保存する先は2つあります。

      -
    1. SMARTサーバーへ — 評価はSMARTサイトのデータベースに保存されます。このオプションは、ボタンをクリックするだけで後で評価を再読み込みできるため、非常に便利です。
    2. -
    3. ローカル ファイル システム — 評価を再ロードするために必要なデータを含むダウンロード可能なファイルが作成されます。このファイルが失われた場合は、評価をやりなおす必要があります。
    4. +
    5. SMARTサーバー — 評価はSMARTのサイト内のデータベースに保存されます。こちらは、ボタンをクリックするだけで後で評価を再読み込みできるのでとても便利です。
    6. +
    7. To the local file system — a downloadable file is created with the data necessary to reload the evaluation. If this file is lost, the evaluation will have to be restarted.
    -

    評価は必要な回数だけ保存できますが、後で再開するには少なくとも1回は保存する必要があります。SMARTツールはデフォルトでは評価を保存しないため、データが保存されていない場合は、履歴から評価を再読み込みすることはできません。

    +

    評価は必要な回数だけ保存できますが、後で再開するには少なくとも1回は保存しなければなりません。SMARTツールはデフォルトでは評価を保存しないため、データが保存されていない場合には履歴からの評価の再読み込みはできません。

    -

    評価を再読み込みする

    +

    評価の再読み

    -

    保存された評価は、アプリケーションのメインページの評価履歴セクションから再読み込みできます。このセクションは、新しい評価を開始するために使用されるドラッグ アンド ドロップ ボックスの下にあります。

    +

    保存されている評価は、アプリケーションのメインページの評価履歴セクションから再読み込みできます。このセクションは、新しい評価を開始するために使用されるドラッグ アンド ドロップ ボックスの下にあります。

    - 評価履歴 + Evaluation history -

    評価履歴テーブルの各行は、保存された評価1つを表します。出版物の名前、評価が開始された日時、最後に保存された日時、現在のステータス、および評価を維持するための一連のボタンの列があります。

    +

    評価履歴テーブルの各行は、保存されているそれぞれの評価を表します。出版物の名前、評価が開始された日時、最後に保存された日時、現在のステータス、および評価を維持するための一連のボタンの列があります。

    -

    ステータス列には、評価が保存されている場所に関する情報が表示されます。次の3つの値のいずれかが含まれます。

    +

    The status column provides information about where the evaluation is saved. It will contain one of the following three values:

      -
    • 保存済み — 評価はSMARTサーバーに保存されています。再開ボタンをクリックすると、評価が読み込まれます。
    • -
    • ローカルに保存済み - 評価はローカル コンピューターに保存されています。再開ボタンを選択するには、保存されたデータ ファイルを選択する必要があります。
    • -
    • 保存されていない - データを保存せずに評価が終了しました。評価を再開する方法がないため、これらの記録は情報提供のみとなります。
    • +
    • 保存済み(Saved) — 評価はSMARTサーバーに保存されています。再開(Resume)ボタンをクリックすると、評価が読み込まれます。
    • +
    • ローカルに保存済み(Saved Locally) - 評価は手元のコンピューターに保存されています。再開ボタンを押すと、保存されたデータ ファイルの選択が求められます。
    • +
    • 保存されていない(Not Saved) - データを保存せずに評価を終了しています。これらの記録は情報提供のみで、評価を再開する方法はありません。
    -

    ローカルに保存された評価は、JSON評価ファイル(Aceレポートではありません)を、評価の開始画面でドラッグ アンド ドロップすることで再開することもできます。SMARTアプリケーションはデータファイルを識別し、履歴の記録と一致する場合は評価を自動的に読み込みます。

    +

    手元に保存されたJSON形式の評価ファイル(Aceレポートではありません)を、評価の開始画面にドラッグ アンド ドロップして再開できます。SMARTアプリケーションはデータファイルを識別し、履歴の記録との一致が確認できると評価を自動的に読み込みます。

    -

    評価を削除する

    +

    評価の削除

    -

    評価履歴内の関連付けられた削除ボタンをクリックすると、評価を削除できます。

    +

    評価履歴に関連付けられている削除ボタンをクリックすると、評価を削除できます。

    評価がSMARTサーバーに保存されている場合、ファイルを削除すると、そのすべての記録が完全に削除されます。評価がローカル ファイル システムに保存されている場合は、データ ファイルも削除する必要があります。

    -

    評価が誤って削除された場合でも、データがローカルに保存されていれば復元できます。Aceレポート ファイルを使用して評価をやり直し、既存の保存データを上書きしないで、データをローカルに保存してください。これで、元の評価データを評価履歴から再読み込みできるようになります。

    +

    評価が誤って削除された場合でも、データがローカルに保存されていれば復元できます。Aceレポート ファイルを使用して評価をやり直し、既存の保存データを上書きしないように注意して、いったんデータをローカルに保存してください。これで、元の評価データを評価履歴より再読み込みできるようになります。

    評価がSMARTサーバーに保存されている場合、削除されたデータを復元する方法はありません。

    @@ -324,18 +326,16 @@

    制限事項

    最初の問題は、EPUBCheckAceの両方が常に最初に実行されるようにすることで軽減できます。

    -

    後者の問題は、より困難な問題です。SMARTツールは、何を確認すべきかを特定し、評価者が見つけた問題を説明するレポートを提供することで、この問題を軽減しようとします。いずれにしても、評価者が2人いれば、同じ出版物に異なる評価をする可能性はあります。

    +

    後者はさらに困難な問題です。SMARTツールによって何を確認すべきかを特定し、評価者が見つけた問題を説明するレポートを提供することで、この問題を軽減しようとしています。いずれにしても、評価者が2人いれば同じ出版物に対して異なる評価を下す可能性はあります。

    -

    したがって、SMARTツールは誰でも出版物のアクセシビリティを向上させるために使用できるように設計されていますが、WCAGに精通し、その達成基準を評価できる人以外は、コンテンツがアクセシブルであると認定するために使用しないでください。

    +

    SMARTツールは誰でも出版物のアクセシビリティを向上させるために使用できるように設計されていますが、WCAGに精通してその達成基準を評価できる人以外は、コンテンツがアクセシブルであると認定する用途には使用しないでください。

    関連リンク

    From 04b9886bf5ae99007d3c8634e3af3d8de5502f48 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Matt Garrish Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:42 +0000 Subject: [PATCH 21/62] Translate smart.html via GitLocalize --- publishing/ja/epub/validation/smart.html | 96 ++++++++++++------------ 1 file changed, 48 insertions(+), 48 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/epub/validation/smart.html b/publishing/ja/epub/validation/smart.html index b526d796..55ea7cd0 100644 --- a/publishing/ja/epub/validation/smart.html +++ b/publishing/ja/epub/validation/smart.html @@ -25,21 +25,21 @@

    はじめに

    評価の開始

    -

    Note

    -

    This guide assumes basic knowledge of how to export the report.json file from Ace.

    +

    注記

    +

    このガイドは、Aceからreport.jsonファイルを出力する方法に関する基本的な知識があることを前提としています。

    SMARTにログインすると、Aceツールと同様に新しい評価が開始します。ただし、EPUBファイルをアプリケーションにドラッグする代わりに、Aceによって出力されたreport.jsonファイルをページ上の青いボックスにドラッグ アンド ドロップするか、あるいは、ボックス内のリンクよりアップロードするファイルを指定します。

    - Drag-and-drop box and link + ドラッグアンドドロップボックスとリンク
    -

    Note

    -

    It is also possible to start a blank evaluation using the link below the box, but it is not advised to assess publications without first running them through Ace. See Limitations for more information.

    +

    注記

    +

    ボックスの下のリンクを使用してはじめから評価を開始することもできますが、最初にAceを実行せずに出版物を評価することはお勧めしません。詳細については、 「制限事項」を参照してください。

    Aceレポート ファイルが正常に読み込まれると、インポートされたレポート内容のダイアログが表示されます。

    - Import dialog + インポートダイアログ

    このダイアログには、SMARTツールで出版物に対してどのように確認手順が最適化されたかが表示されます。たとえば、出版物に見つからないメディア タイプに対して無効になっているテストが一覧表示されます(たとえば、音声がない場合には音声チェックを一覧に表示する必要はありません)。

    @@ -52,11 +52,11 @@

    評価の開始

    出版物の評価

    -
    Publication Information
    +
    出版物情報

    出版物情報タブは、SMART評価インターフェースのデフォルト ビューです。このタブでは、タイトルや著者など、出版物に関する一般的な情報を確認あるいは変更できます。ただし、このメタデータは、SMARTツールが生成する最終レポートでのみ使用されます。

    - Publication information input fields + 出版情報入力フィールド

    注目すべき重要なフィールドの1つは出版形式です。SMARTツールは、Aceのレポートに基づいてこのフィールドをEPUB 3または2に自動的に設定しますが、ここで指定された値は、後の評価手順(つまり、検出および結果のメタデータ)で生成するタグ付けのタイプを決定するのにも使用されます。もしもツールが間違ったタグを出力するようならば、形式が正しく設定されていることを確認してください。

    @@ -65,50 +65,50 @@
    Publication Information

    フォームの下部にある「追加メタデータ(Additional Metadata)」フィールドは、最終レポートに追加情報を出力するのに使用されます。ここで入力するデータは、メタデータの標準に準拠する必要はありません。このフィールドには、コロンとスペースで区切られた、人間が判読できるラベルを入力します(例:「地域: 北米」)。

    -

    Note

    +

    注記

    最終レポートの中で、メタデータは人間にとって判りやすい形に変換されるため、現在のSMARTツールでは更新が行われた際に新しいメタデータ タグを生成する機能は提供していません。このような場合には元の出版物を手動で更新する必要があります。

    -
    Conformance
    +
    適合性

    適合性タブには、出版物がアクセシブルであることを確認するために実施が必要なすべてのテストが含まれています。各テストは自己完結型の構成単位であり、適合性の評価方法に関する手順と、合格か不合格かの結果を示すフィールドが含まれています。

    - Success criterion evaluation + 達成基準の評価 -

    Each test is labelled and identifies the standard it is from. For WCAG success criteria, the conformance level (A or AA) is also provided.

    +

    各テストにはラベルが付けられ、どの規格に準拠しているかが識別されます。WCAG達成基準の場合、適合レベル(A または AA)も提供されます。

    -

    Beneath the label are instructions on how to evaluate the test. It will be necessary to have the publication open in an editing program to check the markup for issues.

    +

    ラベルの下には、テストを評価する方法の説明があります。マークアップに問題がないか確認するには、編集プログラムで出版物を開く必要があります。

    -

    Note

    -

    The Ace HTML report is also useful to open during a conformance evaluation as it allows the document structure and images to be reviewed.

    +

    注記

    +

    Ace HTML レポートは、ドキュメント構造と画像を確認できるため、適合性評価中に開くと便利です。

    SMARTツールで提供される手順は、テストに合格するためにチェックする必要があるすべての項目の網羅が狙いであり、これはすべてのケースで提供されています。一部のWCAG基準では、マークアップの詳細なチェックが必要です。これらのテストには、確認すべき最も一般的な問題のリストが含まれています。

    ツールで提供されるガイダンスに加え、このナレッジベース、WCAG サポート ドキュメント、およびEPUB アクセシビリティ テクニックに対する追加文書のリンクも提供されます。これらのリンクは当初は非表示になっていますが、関連する見出しを展開すると表示できます。

    - Expanded links to WCAG techniques + WCAG達成方法集へのリンクの拡張

    ステータス セクションは、テストの評価結果を指定するためのものです。テストで完全な基準が満たされたかどうかに基づいて、単純に合格・不合格のステータスを設定します。

    不合格の評価をする場合は、表示されるメモフィールドに不合格の理由を記載すると良いでしょう。

    - Error note field + エラーメモ欄

    テストが出版物に適用できない場合にN/Aのステータスを設定すると、説明とリンクが折りたたまれ、ステータス セクションにグレーのボックスのみが残ります。

    - Not applicable test + 該当しないテスト

    Aceレポートを元にテストが適用できないとSMARTツールによって判定された場合には、自動的にテストはN/Aに設定されます(たとえば、テキスト コンテンツのみの場合、すべての画像、音声、およびビデオ テストは適用不可(N/A)に設定されます)。

    -

    A general note field is also available for any test, regardless of what status it is assigned. To add a note, click on the checkbox below the status section.

    +

    一般的なメモフィールドは、割り当てられているステータスに関係なく、どのテストでも使用できます。メモを追加するには、ステータス セクションの下のチェックボックスをクリックします。

    - Note field + メモ欄 -

    Notes in this field could provide instructions on how to fix any errors, for example, or explain why a test is considered not applicable.

    +

    このフィールドのメモには、たとえば、エラーを修正する方法の指示や、テストが適用できないとみなされる理由の説明などが記載されます。

    該当するすべての適合性テストを完了したら、次のステップとして出版物に埋め込まれた発見可能性に関するメタデータを確認してください。

    @@ -118,13 +118,13 @@
    発見可能性(Discovery)

    [発見可能性(Discovery)]タブには、出版物のアクセシビリティ メタデータが表示されます。タブには、EPUBアクセシビリティ規格で必須または推奨されている各プロパティの入力フィールドが含まれています。

    - Discovery metadata fields + 発見メタデータフィールド

    これらのフィールドの確認方法の詳細については、次のナレッジベースの各ページを参照してください。

      -
    • Accessibility Features — Features of the content that notably improve its accessibility (e.g., MathML markup for better comprehension and navigation of equations).
    • -
    • Accessibility Hazards — Potential physical hazards the content may present (e.g., seizures from flashing).
    • +
    • アクセシビリティの機能— アクセシビリティを著しく向上させるコンテンツの機能(例: 数式の理解とナビゲーションを向上させるMathMLマークアップ)。
    • +
    • アクセシビリティ上の危険性— コンテンツがもたらす可能性のある潜在的な物理的危険性(例: 閃光による発作)。
    • アクセスモード— 出版物内の情報を知覚または処理する方法(例: 画像ベースのコンテンツが含まれている場合は視覚的に)。
    • @@ -137,12 +137,12 @@
      発見可能性(Discovery)

      アクセシビリティ メタデータが追加または変更された場合は、SMARTツールで出版物のパッケージ ドキュメントで使用する新しいタグのセットを作成できます。ページの下部にある[生成(Generate)]ボタンをクリックすると、新しいマークアップを表示したダイアログが開きます。

      - EPUB 3 discovery metadata tags + EPUB 3 発見メタデータタグ
      - +
      -

      The following EPUB 3 accessiblity metadata tags are depicted in the dialog window:

      +

      次のEPUB3 アクセシビリティ メタデータ タグが、ダイアログウィンドウに表示されます。

      <meta property="schema:accessibilityFeature">alternativeText</meta>
       <meta property="schema:accessibilityFeature">readingOrder</meta>
       <meta property="schema:accessibilityFeature">tableOfContents</meta>
      @@ -163,24 +163,24 @@ 
      配布(Distribution)

      [配布(Distribution)]タブは[発見可能性(Discovery)]タブと似ていますが、ONIXアクセシビリティ メタデータが表示される点が異なります。

      -

      Note

      +

      注記

      ONIXは、ベンダーに業界出版物を販売用に配布するのに使用されるメタデータ形式です。出版物をこの方法で配布しなければ、このタブの確認は不要です。

      - Distribution metadata fields + 配布メタデータフィールド -

      The distribution metadata fields are like the discovery fields, although there are some differences between the two standards. When metadata set in the Discovery tab has an equivalent ONIX property, that field will also automatically be set in the Distribution tab. For example, the summary input into the Discovery tab is automatically copied to ONIX 00 field.

      +

      配布メタデータフィールドは発見可能性フィールドに似ていますが、2つの規格にはいくつかの違いがあります。発見可能性タブで設定されたメタデータに同等のONIXプロパティがある場合、そのフィールドは配布タブでも自動的に設定されます。たとえば、発見可能性タブに入力された要約は、ONIX 00フィールドに自動的にコピーされます。

      ONIXレコードとアクセシビリティ メタデータの表現についての詳しい情報は、ONIX ナレッジベース ページを参照してください。

      発見可能性のメタデータと同様に、タブの下部にある [生成(Generate)] ボタンをクリックすると、配布メタデータをネイティブ形式で出力できます。ONIXタグは新しいダイアログ ウィンドウに表示されます。

      - ONIX accessibility metadata tags + ONIX アクセシビリティ メタデータ タグ
      - +
      -

      The following ONIX metadata tags are depicted in the dialog window:

      +

      ダイアログ ウィンドウには、次の ONIX メタデータ タグが表示されます。

      <descriptiveDetail>
          <productFormFeature>
             <productFormFeatureType>09</producFormFeatureType>
      @@ -204,7 +204,7 @@ 
      結果(Result)

      [結果(Result)]タブには、出版物がEPUBアクセシビリティ規格の要件を満たしているかどうかが表示されます。このフィールドは、評価の実行の都度に自動的に更新されるため、編集できません。

      - Result metadata + 結果メタデータ

      テストが完了していなかったり、必須のメタデータが欠落している場合、結果は[不完全(Incomplete)]になります。不完全なセクションを見つける方法の詳細については、評価の検証に関するセクションを参照してください。

      @@ -212,12 +212,12 @@
      結果(Result)

      発見可能性(Discovery)メタデータタブや配布(Distribution)メタデータタブと同様に、タブの下部には、パッケージ ドキュメントに貼り付けられるメタデータ タグを生成するボタンが設けられています。

      - EPUB 3 evaluation metadata tags + EPUB3評価メタデータタグ
      - +
      -

      The following three EPUB metadata tags are depicted in the dialog window:

      +

      ダイアログ ウィンドウには、次の3つのEPUBメタデータタグが表示されます。

      <meta property="dcterms:conformsTo">
          EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level AA
       </meta>
      @@ -233,17 +233,17 @@ 

      評価の検証

      SMARTツールには、インターフェースの左上隅に検証(Validate)ボタンがあります。

      - Validate button + 検証ボタン

      このボタンをクリックすると常にSMARTツールは現在の評価を分析し、完​​了していないフィールドを報告します。

      -

      Any issues found during validation are reported in the message console at the bottom of the SMART interface (this console will automatically appear after validation).

      +

      検証中に見つかった問題は、SMARTインターフェイスの下部にあるメッセージ コンソールに報告されます(このコンソールは検証後に自動的に表示されます)。

      - Validation message console + 検証メッセージコンソール

      各メッセージの先頭には深刻度(エラーまたは警告)が付き、問題が記述されています。メッセージをクリックすると、評価における問題の場所が読み込まれます。

      -

      Validation is also automatically performed whenever a preview or final report is created.

      +

      プレビューまたは最終レポートが作成されるたびに、検証も自動的に実行されます。

    @@ -251,15 +251,15 @@

    レポートの作成

    評価を完了して検証すると、SMARTツールの [レポート(Report)]タブにてアクセシビリティ レポートの生成機能が提供されます。

    - Reporting options and buttons + レポートオプションとボタン

    評価にメモが含まれている場合は、タブ上部のラジオボタンで出力するメモを制御できます。デフォルトではすべてのメモがレポートに含まれますが、出力を問題の説明のみ、メモのみ、メモなしに制限できます。

    プレビュー(Preview)ボタンをクリックすると、レポートのプレビューを作成できます。検証の問題が検出されない場合、生成されたレポートはブラウザの新しいウィンドウで開きます。

    - HTML preview report + HTML プレビュー レポート -

    If the SMART tool finds validation issues, a prompt will appear to cancel the preview and view the issues or to continue with the preview.

    +

    SMARTツールが検証の問題を発見した場合、プレビューをキャンセルして問題を表示するか、プレビューを続行するかを選択するプロンプトが表示されます。

    プレビューで修正が必要な問題がない場合、次のステップはダウンロードできるレポートの生成です。[作成(Create)] ボタンをクリックすると、レポートファイルを保存するためのブラウザーのプロンプトが表示されます(ブラウザーの設定によっては、プロンプトが表示されずにファイルが自動的にダウンロードされる場合もあります)。

    @@ -269,13 +269,13 @@

    評価の保存

    評価作業を1回で完了できないこともあるので、SMARTツールには、保存して後で評価を再開できる機能が用意されています。アプリケーションの左上隅にある [保存(Save)] ボタンをクリックすると、評価を保存する場所を尋ねるダイアログが開きます。

    - Save dialog + 保存ダイアログ

    評価を保存する先は2つあります。

    1. SMARTサーバー — 評価はSMARTのサイト内のデータベースに保存されます。こちらは、ボタンをクリックするだけで後で評価を再読み込みできるのでとても便利です。
    2. -
    3. To the local file system — a downloadable file is created with the data necessary to reload the evaluation. If this file is lost, the evaluation will have to be restarted.
    4. +
    5. ローカル ファイル システム — 評価を再ロードするために必要なデータを含むダウンロード可能なファイルが作成されます。このファイルが失われた場合は、評価をやりなおす必要があります。

    評価は必要な回数だけ保存できますが、後で再開するには少なくとも1回は保存しなければなりません。SMARTツールはデフォルトでは評価を保存しないため、データが保存されていない場合には履歴からの評価の再読み込みはできません。

    @@ -286,11 +286,11 @@

    評価の再読み

    保存されている評価は、アプリケーションのメインページの評価履歴セクションから再読み込みできます。このセクションは、新しい評価を開始するために使用されるドラッグ アンド ドロップ ボックスの下にあります。

    - Evaluation history + 評価履歴

    評価履歴テーブルの各行は、保存されているそれぞれの評価を表します。出版物の名前、評価が開始された日時、最後に保存された日時、現在のステータス、および評価を維持するための一連のボタンの列があります。

    -

    The status column provides information about where the evaluation is saved. It will contain one of the following three values:

    +

    ステータス列には、評価が保存されている場所に関する情報が表示されます。次の3つの値のいずれかが含まれます。

    • 保存済み(Saved) — 評価はSMARTサーバーに保存されています。再開(Resume)ボタンをクリックすると、評価が読み込まれます。
    • From 6d84cc29c8e5ee8cf984ce3d93c00b5b37170bf1 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Tomoyuki Kudou Date: Thu, 24 Oct 2024 07:31:44 +0000 Subject: [PATCH 22/62] Translate topics.html via GitLocalize --- publishing/ja/topics.html | 6 +++--- 1 file changed, 3 insertions(+), 3 deletions(-) diff --git a/publishing/ja/topics.html b/publishing/ja/topics.html index 6683fdba..3398437b 100644 --- a/publishing/ja/topics.html +++ b/publishing/ja/topics.html @@ -1,8 +1,8 @@ - + - トピックス + トピック