この章では、Command Prompt上で作業します。
ここから、編集したconfig.yamlに記載された情報に基づき、フレームの抽出とラベル付けをしていきます。下の実行コードは、それぞれpath_config
の部分を自分の環境におけるconfig.yamlのパスにして実行してください。
さきほどconfig.yamlで確認したnumframes2pickの枚数分、学習データとしてラベル付をするフレームを抽出します。これには、deeplabcut.extract_frames()
関数を使います。詳しくはこちらを参照してください。また、拙いですが引数を絞った日本語の説明も用意しました。そちらも参考にしてください。
今回は、kmeansクラスタリングを用いて自動でラベリングするフレームを選択します。path_config
を各自の環境用に変えて実行してください。パスは相対パスです。
# 相対パス
path_config = 'task-researcher-yyyy-mm-dd/config.yaml'
deeplabcut.extract_frames(path_config, 'automatic', 'kmeans')
動画ごとに、「この条件でフレームを抽出して良いですか?」と聞かれます。もしも一方の動画は自動抽出、他方の動画は手動抽出、などとしたい時には、そこでyes
, no
を使い分けてください。
もしもディレクトリ関係が分からなくなったら、以下のコードでカレントディレクトリを確認してください。
import os
os.getcwd()
deeplabcut.label_frames(path_config)
関数を使います。path_configには、フルパスを用います。適宜変更してください。
# フルパス
path_config = 'C:\\Users\\{UserName}\\Documents\\DeepLabCut\\config.yaml'
deeplabcut.label_frames(path_config)
これを実行すると、GUIが立ち上がります。