現在 Intel VPL を使用した時に VP9 の映像を送信できません。 そのため Sora C++ SDK では Intel VPL の VP9 HWA を使用したエンコードを無効化しています。 VP9 を使用する場合はソフトウェアエンコードを使用するようになっています。
VPL の VP9 のデコードには問題はないため、受信は利用可能です。
Safari 18.0 以降のバージョンで送信した H.265 の映像が Sora C++ SDK 2024.7.0 で受信できません。 H.265 の送受信を行う場合は、Sora C++ SDK 2025.1.0 以降を使用してください。
現在 Intel VPL で H.265 のサイマルキャストを行う場合、ストリーム数が 2 本以下になる解像度とビットレートを指定すると映像を送信できません。 そのため、 H.265 のサイマルキャストを利用する場合は、ストリーム数が 3 本になる解像度とビットレートを指定する必要があります。 または、H.265 以外のコーデックを使用することでこの問題を回避できます。
サイマルキャストで出力される解像度とビットレートとストリーム数の関係は Sora のドキュメント をご確認ください。