diff --git a/doc/textprop.jax b/doc/textprop.jax index 9df64edc3..e3c40a6f4 100644 --- a/doc/textprop.jax +++ b/doc/textprop.jax @@ -4,7 +4,7 @@ VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar -プロパティが付加されたテキストを表示します。 *textprop* *text-properties* +プロパティが付加されたテキストを表示する。 *textprop* *text-properties* 1. 前書き |text-prop-intro| @@ -13,31 +13,31 @@ {Vimが |+textprop| 機能無効でコンパイルされたときはテキストプロパティを使用で -きません} +きない} ============================================================================== 1. 前書き *text-prop-intro* -テキストプロパティは、バッファ内のテキストに付加することができます。それらはテ -キストとともに移動します: 行が削除または挿入された場合、プロパティはそれらが付 -加されているテキストと共に移動します。テキストプロパティの前の行にテキストを挿 -入/削除する場合も同様です。また、テキストプロパティ内にテキストを挿入/削除する -と、サイズが増減します。 +テキストプロパティは、バッファ内のテキストに付加することができる。それらはテキ +ストとともに移動する: 行が削除または挿入された場合、プロパティはそれらが付加さ +れているテキストと共に移動する。テキストプロパティの前の行にテキストを挿入/削 +除する場合も同様である。また、テキストプロパティ内にテキストを挿入/削除すると、 +サイズが増減する。 -テキストプロパティの主な用途は、テキストを強調表示することです。これは、構文ハ -イライトの置き換えと見ることができます。テキストと一致するようにパターンを定義 +テキストプロパティの主な用途は、テキストを強調表示することである。これは、構文 +ハイライトの置き換えと見ることができる。テキストと一致するようにパターンを定義 する代わりに、スクリプトによって、おそらく外部パーサーの出力を使用して強調表示 -が設定されます。これは、画面を再描画するたびにではなく、一度だけおこなえば良い -ため、テキストプロパティを付加する最初のコスト以降ははるかに高速になります。 +が設定される。これは、画面を再描画するたびにではなく、一度だけおこなえば良いた +め、テキストプロパティを付加する最初のコスト以降ははるかに高速になる。 -テキストプロパティは、テキストを識別するための他の目的にも使用できます。例え -ば、関数名にテキストプロパティを追加すると、検索を定義して次/前の関数にジャン -プすることができます。 +テキストプロパティは、テキストを識別するための他の目的にも使用できる。例えば、 +関数名にテキストプロパティを追加すると、検索を定義して次/前の関数にジャンプす +ることができる。 -テキストプロパティは、特定の行と桁に付加され、指定された長さを持ちます。プロパ -ティは複数の行にまたがることができます。 +テキストプロパティは、特定の行と桁に付加され、指定された長さを持つ。プロパティ +は複数の行にまたがることができる。 -テキストプロパティには、次のフィールドがあります: +テキストプロパティには、次のフィールドがある: "id" 必要に応じて使われる番号 "type" プロパティタイプ名 @@ -45,23 +45,23 @@ プロパティタイプ ~ *E971* テキストプロパティは、通常、テキストをハイライトする方法を定義するプロパティタ -イプ名を持ちます。プロパティタイプには、次のエントリを含めることができます: +イプ名を持つ。プロパティタイプには、次のエントリを含めることができる: "highlight" 使用するハイライトグループ名 "combine" 省略されるかTRUEの場合はテキストプロパティのハイライト が既存の構文ハイライトと組み合わされ、FALSEの場合はテ キストプロパティのハイライトが既存の構文ハイライトを置 - き換えます。 - "priority" プロパティが重なる場合は、優先度の高いものが使用されま - す。 + き換える。 + "priority" プロパティが重なる場合は、優先度の高いものが使用され + る。 "start_incl" TRUEの場合、開始位置の挿入はテキストプロパティに含まれ - ます。 + る。 "end_incl" TRUEの場合、終了位置の挿入はテキストプロパティに含まれ - ます。 + る。 例 ~ -バッファの11行目にこのテキスト(インデントを除く)があるとします: +バッファの11行目にこのテキスト(インデントを除く)があるとする: The number 123 is smaller than 4567. @@ -71,11 +71,11 @@ call prop_add(11, 32, {'length': 4, 'type': 'number'}) テキストの上の行を挿入または削除してみると、テキストのプロパティがテキストに固 -定されていることが分かります。したがって、行番号は必要に応じて調整されます。 +定されていることが分かる。したがって、行番号は必要に応じて調整される。 -"start_incl" と "end_incl" を設定すると、空白がテキストを囲む場合に便利です。 -例えば、関数名のために。falseを使用すると、文字列を囲む引用符などの特定の文字 -で開始または終了する場合に便利です。 +"start_incl" と "end_incl" を設定すると、空白がテキストを囲む場合に便利だ。例 +えば、関数名のために。falseを使用すると、文字列を囲む引用符などの特定の文字で +開始または終了する場合に便利である。 func FuncName(arg) ~ ^^^^^^^^ start_incl と end_incl が設定されたプロパティ @@ -85,12 +85,12 @@ ティ しかしながら、テキストが挿入または削除されると、テキストを解析してテキストプロ -パティを更新する必要があります。しかし、これは非同期で行うことができます。 +パティを更新する必要がある。しかし、これは非同期で行うことができる。 内部エラー *E967* -E967 が表示された場合は、バグを報告してください。Githubでできます: +E967 が表示された場合は、バグを報告して欲しい。Github でできる: https://github.com/vim/vim/issues/new ============================================================================== @@ -330,7 +330,7 @@ prop_list({lnum} [, {props}]) *prop_list()* プロパティは、開始桁と優先順位によって順序付けられる。 各プロパティは、次のエントリを持つ辞書である: - lnum 開始行。 {lnum} と {end_lnum} の間のテキストプ + lnum 開始行。{lnum} と {end_lnum} の間のテキストプ ロパティを返す場合にのみ存在する。 col 開始桁 length バイト長。改行が含まれる場合は1以上。 @@ -504,13 +504,12 @@ prop_type_list([{props}]) *prop_type_list()* ============================================================================== 3. テキストが変更された場合 *text-prop-changes* -Vimはテキストプロパティをそれが付加されたテキストの上に置くように最善を尽くし -ます。 テキストを挿入または削除するときは、変更後のプロパティもそれに従って移 -動します。 +Vimはテキストプロパティをそれが付加されたテキストの上に置くように最善を尽くす。 +テキストを挿入または削除するときは、変更後のプロパティもそれに従って移動する。 テキストが削除され、テキストプロパティにテキストが含まれなくなった場合は削除さ -れます。 ただし、行全体が削除されない限り、幅ゼロとして定義されたテキストプロ -パティは残ります。 +れる。ただし、行全体が削除されない限り、幅ゼロとして定義されたテキストプロパ +ティは残る。 *E275* バッファがアンロードされると、すべてのテキストプロパティがなくなる。プロパティ をファイルに保存する方法はない。再作成することしかできない。バッファが非表示 @@ -518,19 +517,19 @@ Vimはテキストプロパティをそれが付加されたテキストの上 されたバッファにテキストプロパティを追加することはできない。 置換モードを使用すると、文字自体が変更しても、テキストプロパティは同じ文字位置 -に留まります。 +に留まる。 テキストが変更された後にテキストのプロパティを更新するには、`listener_add()` -でコールバックを設置します。例えば、もしあなたのプラグインがスペルチェックをし -ているのなら、変更されたテキスト内のスペルミスをコールバックで更新することがで -きます。変更されたテキストの下にプロパティが移動し、同じテキストがハイライトさ -れるため、これらを更新する必要はありません。 +でコールバックを設置する。例えば、もしあなたのプラグインがスペルチェックをして +いるのなら、変更されたテキスト内のスペルミスをコールバックで更新することができ +る。変更されたテキストの下にプロパティが移動し、同じテキストがハイライトされる +ため、これらを更新する必要はない。 *text-prop-cleared* -テキストプロパティの桁が更新、コピーされません: ~ +テキストプロパティの桁が更新、コピーされない: ~ - |setline()| または Lua, Tcl または Python などのインターフェイスを介して行を - 設定した場合。Vimはどのテキストが挿入または削除されたのかを知りません。 + 設定した場合。Vim はどのテキストが挿入または削除されたのかを知らない。 - `:move`のような文脈から行ごとテキストを取り出すコマンドを使用した場合。