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WCAG 2.0 本体、解説書および達成方法集

ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 翻訳ワーキンググループ (WG4) が管理する、WCAG 2.0WCAG 2.0 解説書 および WCAG 2.0 達成方法集 のレポジトリです。

GitHub 上でビルドされたファイルはそれぞれ

から閲覧可能です。

なお、WCAG 2.0 クイックリファレンス のレポジトリは、waic/wai-wcag-quickref になります。

ローカルでのビルド方法

  • Saxon
  • Apache Ant

この 2 つを予めインストールする必要があります。Debian であれば、

apt install libsaxonhe-java ant

でよかったはずです。

wcag20/build.xml が ant のビルドタスクの設定が書かれたファイルです。このファイルのあるディレクトリーに移動して

$ ant understanding.slices

とすれば、分割版の解説書が出力されます。

  • techniques.single で単一版の達成方法集が出力されます。
  • techniques.bytech で達成方法の技術別の達成方法集が出力されます。

ビルドがうまくできないとき

  • build.properties<output>(17 行目あたり)を適当なディレクトリーに変更することで、出力エラーは防止できます。
  • saxon の classpath をあらかじめ通しておく必要があります。Debian でれば、.bashrc あたりに CLASSPATH=$CLASSPATH:/usr/share/java/Saxon-HE.jar とでもすればよいでしょう。

主要なディレクトリー構成

- wcag20/                       # ant タスク用の設定ファイル
- wcag20/sources/               # 共通の XSLT など
- wcag20/sources/techniques/    # 達成方法集の XML (General, HTML などの技術別にサブフォルダーがあります)
- wcag20/sources/understanding/ # 解説書の XML

XML のファイル名は URL に対応します。

Pull Request 等について

Pull Request は、ブランチ master にお願いします。XML なので難易度が高い (このファイルは手を抜いているので、XSLT については一切解説していません) という場合は、issue を立ててもらっても構いません。どちらの方法でも歓迎します。 master に push されれば、Travis CI により gh_pages に出力されるようになっています。 メールで込み入った質問等をしたい場合は、WAIC のお問い合わせページにお願いします。

ブランチの運用(参考情報)

基本、GitHub Flow での運用を考えています。以下のようなフローを想定しています。

  • master ブランチがリリース可能な最新の状態となるようにする (GitHub Pages でも master の内容が見えるようにする)
  • 作業時にはブランチを切って作業を開始する ブランチの名前は作業の性質に応じたものとする
  • 作業中は適宜ブランチを push する
  • 作業が終わったところでプルリクエストを出す
  • 作業内容に問題ないことが確認出来たら master にマージする