diff --git a/understanding/timing-adjustable.html b/understanding/timing-adjustable.html index f87c7d2c..e1d54b5b 100644 --- a/understanding/timing-adjustable.html +++ b/understanding/timing-adjustable.html @@ -96,7 +96,7 @@

意図

この達成基準の意図は、障害のある利用者がウェブコンテンツを操作するのに十分な時間の提供を、可能な限り保証することである。全盲、ロービジョン、巧緻性障害、及び、認知能力の低下している利用者は、コンテンツを読んだり、オンラインフォームに記入したりするような操作を実行するのに、より長い時間を必要とする場合がある。ウェブコンテンツの機能が時間の経過に依存している場合、制限時間内に必要な操作を実行することが困難な利用者もいるだろう。このことは、サービスをそういった利用者に対してアクセシブルではないものにしてしまう。そこで、機能を時間の経過に依存しないように設計することで、障害のある利用者がその操作を完了させやすくなる。制限時間を解除する、制限時間の長さを調整する、又は時間切れになる前に制限時間の延長を要求する、といった選択肢を提供することは、作業を無事に終えると見込まれているよりも多くの時間を必要とする利用者の助けになる。これらの選択肢は、利用者にとって最も有用なものから順に書かれている。時間切れになる前に制限時間の延長を要求できるようにすることよりも、制限時間の長さを調整できるようにすることのほうが望ましく、さらにそれよりも制限時間を解除できるようにすることのほうが望ましい。

利用者によって開始されることがなく、設定時間後又は定期的に発生する処理は、どれも制限時間によるものである。これには、コンテンツの一部又は全部の更新 (例えば、ページのリフレッシュ)、コンテンツの変更、入力の要求に利用者が対応するためのウィンドウの期限切れなどが含まれる。

利用者が読む及び/又は理解することができる能力を超えた速度で、進む又は更新されるコンテンツも、あわせて含まれる。言い換えれば、アニメーションのある、動きのある、又はスクロールするコンテンツは、利用者がコンテンツを読む能力に対して制限時間を課することになる。

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この達成基準は、コンテンツが繰り返される又は他のコンテンツと同期する場合、情報及びデータが調整可能である、又は別の方法で利用者の制御下にある限り、一般に適用されない。この達成基準が適用されない制限時間の例としては、繰り返しスクロールするテキスト、キャプション、及びカルーセルが含まれる。これらは制限時間を含む状況ではあるものの、コンテンツには達成基準 2.2.2 一時停止、停止、非表示で規定されているようなアクセスするためのコントロールがあるため、利用者にとっては依然として利用可能である。 +

この達成基準は、コンテンツが繰り返される又は他のコンテンツと同期する場合、情報及びデータが調整可能である、又は別の方法で利用者の制御下にある限り、一般に適用されない。この達成基準が適用されない制限時間の例としては、繰り返しスクロールするテキスト、キャプション、及びカルーセルが含まれる。これらは制限時間を含む状況ではあるものの、コンテンツには達成基準 2.2.2 一時停止、停止、非表示で規定されているようなアクセスするためのコントロールがあるため、利用者にとっては依然として利用可能である。

ただし場合によっては、制限時間を変更することが不可能なことがあり (例えば、オークション又は他のリアルタイムのイベントにおいて)、このため、それらの場合に対する例外規定が提供されている。

サーバーの制限時間に関する注記