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宇宙飛行士(ここでは、Git を使う開発者)が問題に対処するためのガイドです。
フライトルールは、苦心して得た知識体系を、何か起きたときの手順の一つ一つとその理由を記したマニュアルにまとめたものです。基本的に、シナリオごとに標準的な対処法が事細かに説明されています。[...]
マーキュリー計画のチームが知見を集め始めた 1960 年代から、NASA は私たちの失敗や災難とその解決策を収集してきました。知見の大全は今や、エンジンの不調からハッチハンドルの故障やコンピュータの不具合に至る問題とその対処法に関する、数千ものリストになりました。
— Chris Hadfield, An Astronaut's Guide to Life.
文書の全ての例で、明確さのため、現在のブランチとステージされた編集の有無を表示するようカスタマイズされた Bash プロンプトを使います。
括弧内にブランチ名を書き、ブランチ名の横の *
はステージされた編集があることを示します。
全てのコマンドは Git バージョン 2.13.0 から動くはずです。 Git のバージョンアップについては Git のウェブサイト を参照してください。
目次
- リポジトリ
- コミットの編集
- ステージ
- ステージされていない編集
- ブランチ
- 全ブランチの一覧を表示したい
- コミットからブランチを作成する
- 間違ったブランチから、あるいは間違ったブランチにプルしてしまった
- ローカルのコミットを破棄して、ブランチをサーバ上と同じ状態にしたい
- 新しいブランチではなくマスターブランチにコミットしてしまった
- ファイル全てをリファレンス的な場所に保存しておきたい
- 別々のブランチにするべき複数のコミットを一つのブランチにしてしまった
- upstream で削除されたローカルブランチを削除したい
- 間違ってブランチを削除してしまった
- ブランチを削除したい
- 複数のブランチを削除したい
- ブランチの名前を変更したい
- 他の人が作業しているリモートブランチにチェックアウトしたい
- 現在のローカルブランチをもとに新しいリモートブランチを作成したい
- リモートブランチをローカルブランチの upstream に設定したい
- 自分の HEAD をデフォルトのリモートブランチを追跡するよう設定したい
- 間違ったブランチを編集してしまった
- リベースとマージ
- スタッシュ
- 検索
- サブモジュール
- その他色々
- ファイルの追跡
- Git によるデバッグ
- 設定
- 何を間違ったかわからないとき
- Git ショートカット
- 文献
既存のディレクトリを Git リポジトリとして初期設定するには、次を実行します。
(my-folder) $ git init
リモートリポジトリをクローン(コピー)したいときは、リポジトリの URL をコピーし、次を実行します。
$ git clone [url]
すると、リモートリポジトリと同名のフォルダにリポジトリの内容が保存されます。 リモートリポジトリのあるサーバに接続できる必要があります。大抵の場合インターネット接続があれば大丈夫です。
リモートリポジトリと異なる名前のフォルダにクローンしたいときは、次のようにします。
$ git clone [url] name-of-new-folder
問題はいくつかの場合に分けられます。
間違ったリポジトリをクローンしてしまったときは、git clone
で作ったディレクトリを削除して、正しいリポジトリをクローンし直せばよいです。
間違ったリポジトリを既存のローカルリポジトリの origin に設定してしまったときは、次のように origin の URL を変更しましょう。
$ git remote set-url origin [url of the actual repo]
ほかの問題はこの StackOverflow トピックを参照してください。
Git では、アクセス権がないかぎり他の人のリポジトリに書き込むことはできません。 GitHub は Git リポジトリのホスティングサービスであって Git 自体とは異なるものですが、GitHub でもやはり同様です。 しかし、パッチでコードを提案することができます。 GitHub ならフォークとプルリクエストの機能がこれにあたります。
まずはフォークについて説明しましょう。 フォークはリポジトリのコピーです。 Git 自体の機能ではないものの、GitHub, BitBucket, GitLab やその他のホスティングサービスにはこの機能があり、各サービスの UI を通して実行できます。
リポジトリをフォークしたら、ローカルマシンにクローンして編集しましょう。 ちょっとした編集なら GitHub 上でもできるでしょうが、この文書は GitHub フライトルールではないので、ローカルで編集する方法を説明します。
# ssh を使う場合
$ git clone [email protected]:k88hudson/git-flight-rules.git
# https を使う場合
$ git clone https://github.com/k88hudson/git-flight-rules.git
できたディレクトリに cd
で移動し、git remote
を実行してください。
リモートのリストが表示されるはずです。
ただ、おそらく表示されるのは k88hudson/git-flight-rules
を参照する origin
だけなので、自分がフォークして作った方のリモートも用意する必要があります。
Git では、自分自身のリポジトリのリモートは origin
、フォークした元のリポジトリには upstream
と名付けるのが一般的です。
これにならって、まず、リモート origin
の名前を upstream
に変更しましょう。
$ git remote rename origin upstream
実は git remote set-url
でも同じことができますが、時間と手間が余計にかかります。
次に、自分のプロジェクトを参照する新しいリモートを作成します。
$ git remote add origin [email protected]:YourName/git-flight-rules.git
この時点でリモートは二つです。
origin
は自分のリポジトリを参照しています。upstream
は元のリポジトリを参照しています。
origin
は読み取り・書き込みの両方ができ、upstream
は読み取り専用です。
編集が済んだら、編集を(通常はブランチ内から)リモート origin
にプッシュしましょう。
ブランチ内にいる場合、次のように --set-upstream
を使うと、次回から同じブランチからプッシュする際にリモートを指定せずに済みます。
$ (feature/my-feature) git push --set-upstream origin feature/my-feature
Git で CLI からプルリクエストを送る方法はありません(hub のようなツールを使えば別ですが)。 プルリクエストを送りたいときは、GitHub(あるいは他のホスティングサービス)上でプルリクエストを作成してください。 元のリポジトリとフォークしたリポジトリの紐付けはホスティングサービスが自動的にしてくれます。
プルリクエストの後、コードレビューのフィードバックに対応するのを忘れないようにしましょう。
そのうち upstream
リポジトリが更新され、自分の origin
にプルしたくなるかもしれません。
自分だけでなく他の人も共同作業していることを忘れないようにしてください。
自分のフィーチャーブランチにいて、これを元のリポジトリに合わせて更新したい場合を想定します。
元のプロジェクトを参照するリモートは設定してありますか? まだなら今やってしまいましょう。
通常はリモートの名前に upstream
を使います。
$ (main) git remote add upstream <link-to-original-repository>
# $ (main) git remote add upstream [email protected]:k88hudson/git-flight-rules.git
これで upstream
から最新版を取得できるようになりました。
$ (main) git fetch upstream
$ (main) git merge upstream/main
# コマンド一つでもできる
$ (main) git pull upstream main
何も考えず git commit -a
で編集をコミットしてしまい、その内容がわからないとします。
現在の HEAD の最新のコミット内容は次のように表示できます。
(main)$ git show
もしくは次の通りです。
$ git log -n1 -p
特定のコミットの時点のファイルの中身を見たいときは次のようにします(<commitid>
は見たいコミット)。
$ git show <commitid>:filename
コミットメッセージに間違った内容を書いてしまったとします。 コミットがまだプッシュされていない場合は、次のようにして編集は変えずにコミットメッセージを編集できます。
$ git commit --amend --only
デフォルトのテキストエディタが開き、コミットメッセージを編集できます。 次のようにして、一つのコマンドでいっぺんにやることもできます。
$ git commit --amend --only -m 'xxxxxxx'
すでにコミットをプッシュしてしまった場合、コミットを修正して強制プッシュすることはできますが、おすすめしません。
コミットが一つだけなら、次のように修正します。
$ git commit --amend --no-edit --author "New Authorname <[email protected]>"
あるいは、名前とメールアドレスを git config --global author.(name|email)
で正しく設定してから、次を実行します。
$ git commit --amend --reset-author --no-edit
履歴すべてについて変更したい場合は、git filter-branch
の man ページを参照してください。
直前のコミットから特定のファイルに関する編集を削除するには次のようにします。
$ git checkout HEAD^ myfile
$ git add myfile
$ git commit --amend --no-edit
直前のコミットで新たに追加したファイルを(Git のみから)削除したいときは次の通りです。
$ git rm --cached myfile
$ git commit --amend --no-edit
このコマンドは、不要なファイルをパッチにコミットしてしまい、強制プッシュでリモートのパッチを更新したいときに特に便利です。
オプション --no-edit
は既存のコミットメッセージを変更しないようにするためのものです。
すでにプッシュしたコミットを削除するには次のようにします。 ただし、編集履歴が不可逆的に変更され、リポジトリから変更内容をプルしてしまった他の人の編集履歴は滅茶苦茶になります。 要するに、よくわからない場合は絶対にしないでください。
$ git reset HEAD^ --hard
$ git push --force-with-lease [remote] [branch]
まだコミットをプッシュしていない場合は、次のようにして(ステージされた編集はそのままで)直前のコミットをする前の状態に Git をリセットできます。
(my-branch*)$ git reset --soft HEAD@{1}
これはプッシュしていない場合にのみ有効な方法です。
プッシュしてしまった場合、本当に安全な方法は git revert SHAofBadCommit
だけです。
このコマンドは、直前のコミットを相殺するようなコミットを新たに作成します。
プッシュしたブランチがリベースについて安全である場合(つまり、他の開発者がプルすることを想定していない場合)は、git push --force-with-lease
を使っても大丈夫です。
上と同様に、やむを得ない場合以外絶対に行わないでください。
$ git rebase --onto SHA1_OF_BAD_COMMIT^ SHA1_OF_BAD_COMMIT
$ git push --force-with-lease [remote] [branch]
あるいは、対話的 rebase で削除したいコミットに対応する行を選択して削除します。
To https://github.com/yourusername/repo.git
! [rejected] mybranch -> mybranch (non-fast-forward)
error: failed to push some refs to 'https://github.com/tanay1337/webmaker.org.git'
hint: Updates were rejected because the tip of your current branch is behind
hint: its remote counterpart. Integrate the remote changes (e.g.
hint: 'git pull ...') before pushing again.
hint: See the 'Note about fast-forwards' in 'git push --help' for details.
amend による修正は、rebase と同様に(後述)、古いコミットを新たなコミットで置き換えます。
それゆえ、修正前のコミットをすでにリモートにプッシュしてしまった場合は、強制プッシュ (--force-with-lease
) しなければいけません。
強制プッシュには細心の注意が必要です。
必ずブランチを指定するように!
(my-branch)$ git push origin mybranch --force-with-lease
一般論として、強制プッシュは避けましょう。
修正したコミットを強制プッシュするよりは、新たなコミットを作ってプッシュするのがベストです。
強制プッシュは、対象のブランチやその子ブランチで作業した他の開発者のソース履歴にコンフリクトをきたします。
誰かが同じブランチで作業していて、強制プッシュがその人の編集を上書きしてしまう場合は、--force-with-lease
も失敗します。
他の誰も同じブランチで作業していないことが絶対に確実な場合、あるいはブランチの一部を無条件で更新したい場合は --force
(-f
) で行うことができますが、これは原則として避けるべきです。
間違えて git reset --hard
をしてしまっても、大抵はコミットを復元できます。
Git は数日間のログを全て残してくれているからです。
注意:これは作業がバックアップされている場合、つまりコミットないしスタッシュされている場合に限ります。
git reset --hard
はコミットされていない変更を削除してしまうので、注意して使ってください。
(安全なのは git reset --keep
を使うことです。)
(main)$ git reflog
過去のコミットとリセットに対応するコミットが表示されるので、復元したいコミットの SHA を選んでリセットします。
(main)$ git reset --hard SHA1234
これで大丈夫です。
マージの準備ができていないフィーチャーブランチをメインのブランチにマージしてしまったときは、マージを取り消すことができます。 ただし注意すべき点は、マージコミットには複数(通常は二つ)の親があることです。
次のコマンドを実行します。
(feature-branch)$ git revert -m 1 <commit>
ここでオプション -m 1
は差し戻す先の親として親 1(マージした先のブランチ)を指定します。
注意:親の番号はコミット ID とは異なります。
マージコミットの行は Merge: 8e2ce2d 86ac2e7
のようになっています。
親番号はこのコミットの親を指定する 1 から始まる番号で、最初の番号は 1 番、次は 2 番、のように振られます。
機密情報やプライベートな情報(パスワードやキー等)を含むデータを誤ってプッシュしてしまった場合、コミットを修正できます。 ただし、ひとたびデータをコミットしてプッシュしてしまったら、その内容は盗み取られるおそれがあることに留意してください。 下の手順で公開リポジトリやローカルからデータを削除できますが、他の誰かがすでにプルしたデータを削除することは不可能です。 パスワードをコミットしてしまった場合は直ちに変更してください。 キーをコミットしてしまった場合は直ちに再生成しましょう。 誰かがすでに機密情報をプルしてしまった可能性がある限り、プッシュしたコミットを修正するだけでは不十分です。
ファイルを編集して機密情報を削除したあと、次を実行します。
(feature-branch)$ git add edited_file
(feature-branch)$ git commit --amend --no-edit
(feature-branch)$ git push --force-with-lease origin [branch]
ファイルごと削除したいがローカルには残しておきたい場合、次を実行します。
(feature-branch)$ git rm --cached sensitive_file
echo sensitive_file >> .gitignore
(feature-branch)$ git add .gitignore
(feature-branch)$ git commit --amend --no-edit
(feature-branch)$ git push --force-with-lease origin [branch]
あるいは、機密情報をローカルの環境変数に保存しておきましょう。
ファイルごと削除した上でローカルからも削除したい場合は、次を実行します。
(feature-branch)$ git rm sensitive_file
(feature-branch)$ git commit --amend --no-edit
(feature-branch)$ git push --force-with-lease origin [branch]
すでに他のコミットをしてしまった場合(つまり、機密情報のコミットが直前のコミットよりも前である場合)は、リベースする必要があります。
削除したいファイルが機密情報である場合は機密情報を削除する方法を参照してください。
コミットで大容量のファイルや不要なファイルを削除しても、.git
フォルダの Git 履歴には残るので、git clone
したときに余計なファイルまでダウンロードしてしまうことになります。
ここで説明する手順には強制プッシュを必要とし、リポジトリ履歴を大きく変更してしまいます。 誰かがリモートで共同作業している場合は、全員のローカルの編集履歴がプッシュされていることを確認しておいてください。
履歴を書き換えるには二つの方法があります。
ビルトインの git-filter-branch
と bfg-repo-cleaner
です。
bfg
はエレガントで性能がよい一方、サードパーティ製のソフトをダウンロードしなければならず、Java も必要です。
ここでは両方を説明します。
最後のステップでは強制プッシュをしますが、リポジトリの履歴の大部分を永久に変更するため、通常の強制プッシュよりもなお特別な配慮が必要になります。
bfg-repo-cleaner を使うには Java が必要です。
ここから bfg の jar ファイルをダウンロードしてください。
下の例では bfg.jar
を使いますが、ダウンロードしたものには bfg-1.13.0.jar
のようにバージョン番号がついているかもしれません。
特定のファイルを削除する場合は次のようにします。
(main)$ git rm path/to/filetoremove
(main)$ git commit -m "Commit removing filetoremove"
(main)$ java -jar ~/Downloads/bfg.jar --delete-files filetoremove
なお、bfg を使うときは、ファイルがサブディレクトリにあってもそのままのファイル名を入力することに注意してください。
パターンからファイルを削除することもできます。例えば次の通りです。
(main)$ git rm *.jpg
(main)$ git commit -m "Commit removing *.jpg"
(main)$ java -jar ~/Downloads/bfg.jar --delete-files *.jpg
bfg は最新のコミットにあるファイルには影響しません。 例えば、リポジトリに複数あった大容量の .tga ファイルのうち一部を以前のコミットで削除したとして、bfg を実行しても最新のコミットにあるファイルはそのままです。
なお、コミットでファイル名を変更した場合、例えばもともと LargeFileFirstName.mp4
だったファイルが後のコミットで LargeFileSecondName.mp4
に変更されている場合は、java -jar ~/Downloads/bfg.jar --delete-files LargeFileSecondName.mp4
を実行しても Git の履歴からは削除されません。
両方のファイル名それぞれについて --delete-files
を実行するか、パターンマッチで両方削除してください。
git-filter-branch
はややこしくて機能も貧弱ですが、bfg
のインストールや実行ができなくても使えます。
以下では、filepattern
を名前やパターン(*.jpg
など)に置き換えてください。
パターンにマッチしたファイルの履歴が全ての履歴とブランチから削除されます。
(main)$ git filter-branch --force --index-filter 'git rm --cached --ignore-unmatch filepattern' --prune-empty --tag-name-filter cat -- --all
ここで使っている --tag-name-filter cat
は煩雑ですが、このように cat
を使うのが元のタグを新しいコミットにつける最も簡単な方法です。
また、--prune-empty
は現在空のコミットを全て削除します。
ファイルを削除したら、リポジトリのものを壊していないか慎重に確認してください。 何か壊してしまった場合は、リポジトリを再度クローンしてやり直すのが最も簡単です。 最後のステップとして、必要に応じて Git ガベージコレクションで .git フォルダの容量を最小化してから、強制プッシュします。
(main)$ git reflog expire --expire=now --all && git gc --prune=now --aggressive
(main)$ git push origin --force --tags
リポジトリの履歴を全て書き換えているので、git push
の量が膨大すぎて “The remote end hung up unexpectedly”
というエラーが返るかもしれません。
その場合は Git の post buffer を増やしてみます。
(main)$ git config http.postBuffer 524288000
(main)$ git push --force
うまくいかない場合は、コミットを手作業で小分けにしてプッシュします。
プッシュが成功するまで、<number>
を増やしながら次のコマンドを試してください。
(main)$ git push -u origin HEAD~<number>:refs/head/main --force
プッシュが成功したら、通常のgit push
が 成功するまで <number>
を徐々に減らしてください。
複数(たとえば三件)のコミットを行ったあと、文脈的に最初のコミットに属する作業をし忘れたことに気づいたとします。
この作業を新たなコミットとして行えばコードベースは綺麗に保てるものの、コミットがアトミックでなくなってしまう(同じ文脈の作業が同じコミットに属さない)ので、この状況は厄介です。
し忘れた作業が属するべきコミットを編集して作業を取り入れつつ、その後のコミットには手をつけないようにしたいとき、git rebase
が役に立ちます。
最後から三件目のコミットを編集したいとします。
(your-branch)$ git rebase -i HEAD~4
上のコマンドで対話的リベースモードに入り、直近三件のコミットを編集できるようになります。 テキストエディタが開き、次のような内容が表示されます。
pick 9e1d264 The third last commit
pick 4b6e19a The second to last commit
pick f4037ec The last commit
これを次のように編集します。
edit 9e1d264 The third last commit
pick 4b6e19a The second to last commit
pick f4037ec The last commit
これは最後から三件目のコミットを編集しつつ、他の二件はそのままにするよう rebase
に指示するコマンドです。
テキストエディタを保存して終了したら、Git がリベースを始めます。指定したコミットで止まり、そのコミットを編集できるようになります。
これで最初にコミットしたときにし忘れた作業を適用できます。編集とステージによって適用しましょう。
その後、次を実行します。
(your-branch)$ git commit --amend
これはコミットメッセージはそのままでコミットを作り直すよう Git に指示するコマンドです。 これで面倒な作業は終わりです。
(your-branch)$ git rebase --continue
あとは上を実行すれば完了です。
$ git add -u
# 拡張子が .txt のファイルをステージする
$ git add -u *.txt
# src ディレクトリ内の全ファイルをステージする
$ git add -u src/
(my-branch*)$ git commit --amend
コミットメッセージを変更したくないときは、コミットメッセージを再利用するよう Git に指示します。
(my-branch*)$ git commit --amend -C HEAD
通常、ファイルの一部をステージするには次を実行します。
$ git add --patch filename.x
短縮形は -p
です。これにより対話モードが開きます。
オプション s
をつけるとコミットを分割 (split) できます。ただし、新しく作ったファイルの場合このオプションは使えません。
ファイルを新たに追加するには、次を実行します。
$ git add -N filename.x
オプション e
を使うと、どの行を追加するか手動で選択することができます。
コマンド git diff --cached
あるいは git diff --staged
を実行すると、ステージした行がローカルに保存されたものと比較して表示されます。
コマンド git add
はファイル全体をコミットに追加します。
また、git add -p
を使うと、どの編集を追加するか対話的に選択できます。
コマンド git reset -p
を実行すると、パッチモードのリセットダイアログが開きます。
なお、git add -p
と似ていますが、"yes" がステージを取り消して次のコミットから除去することを意味する点で異なります。
通常は、ステージされたファイルのステージを一旦全部取り消したあと、コミットしたいものをピックするべきです。 ステージされている編集とされていない編集を切り替えたいときは、ステージされた編集を記録しておく仮のコミットを作成し、ステージされていないファイルをステージしてスタッシュします。 それから仮のコミットをリセットして、スタッシュを pop します。
$ git commit -m "WIP"
$ git add . # バージョン管理されていないファイルも追加される
$ git stash
$ git reset HEAD^
$ git stash pop --index 0
注意 1:ここで pop
を使うのは、操作を複数回行ってもなるべく結果が変わらないようにするためです。
注意 2:ここで --index
を指定しないと、ステージされたファイルはステージされていない扱いになります(理由はこのリンクを参照してください)。
$ git checkout -b my-branch
$ git stash
$ git checkout my-branch
$ git stash pop
ステージされている編集とされていない編集の両方を全て破棄したいときは、次のようにします。
(my-branch)$ git reset --hard
# または
(main)$ git checkout -f
次のコマンドは git add
でステージした全ファイルのステージを取り消します。
$ git reset
次のコマンドはコミットされていないローカルの編集を全て差し戻します(リポジトリのルートで実行する必要があります)。
$ git checkout .
特定のファイルやディレクトリについて、コミットされていない編集を差し戻すこともできます。
$ git checkout [some_dir|file.txt]
コミットされていない編集を全て差し戻すのには次の方法もあります(コマンドが長いですが、全てのサブディレクトリから実行できます)。
$ git reset --hard HEAD
次を実行するとローカルのバージョン管理されていないファイルが全て削除されます。 つまり、Git で管理されているファイルだけ残ります。
$ git clean -fd
Git に無視されるファイルも全て取り除くには -x
を指定します。
ワークツリーの編集の全部ではなく一部だけを破棄したい場合です。
残したい編集だけを残し、残したくない編集をチェックアウトします。
$ git checkout -p
# 破棄したいコードすべてについて y と答える
もう一つの方法は stash
を使います。残したい編集をスタッシュし、ワークツリーをリセットして、残したい編集を適用します。
$ git stash -p
# 残したいコードを全て選ぶ
$ git reset --hard
$ git stash pop
あるいは、残したくない編集をスタッシュして、スタッシュを破棄してもよいです。
$ git stash -p
# 残したくないコードを全て選ぶ
$ git stash drop
ワークツリーの特定のファイル一つを取り除きたいときです。
$ git checkout myFile
ワークツリー上の複数のファイルを破棄したいときは、破棄したいファイルを列挙します。
$ git checkout myFirstFile mySecondFile
コミットもステージもされていないローカルの編集を全て破棄したいときは、次を実行します。
$ git checkout .
バージョン管理されていないファイルを全て破棄したいときは、次を実行します。
$ git clean -f
間違えてステージしたが、コミットはしていないファイルが一つまたは複数ある場合です。 そのステージを取り消すには次のようにします。
$ git reset -- <filename>
ファイルのステージが取り消され、バージョン管理されていないものとみなされます。
ローカルブランチの一覧を表示
$ git branch
リモートブランチの一覧を表示
$ git branch -r
ローカルとリモート両方のブランチの一覧を表示
$ git branch -a
$ git checkout -b <branch> <SHA1_OF_COMMIT>
これも git reflog
を使う場面です。
間違ったプルの前に HEAD が参照していたものを表示します。
(main)$ git reflog
ab7555f HEAD@{0}: pull origin wrong-branch: Fast-forward
c5bc55a HEAD@{1}: checkout: checkout message goes here
ブランチを適切なコミットにリセットするだけです。
$ git reset --hard c5bc55a
これで完了です。
サーバに編集をプッシュしていないことを確認してください。
コマンド git status
を実行すると、自分が origin に対して何コミット分作業を進めたのか表示されます。
(my-branch)$ git status
# On branch my-branch
# Your branch is ahead of 'origin/my-branch' by 2 commits.
# (use "git push" to publish your local commits)
#
origin と同じ状態にリセットする(リモートと同じ状態にする)方法の一つは次の通りです。
(main)$ git reset --hard origin/my-branch
マスターブランチにいたまま、新しいブランチを作成してください。
(main)$ git branch my-branch
マスターブランチを直前のコミットにリセットします。
(main)$ git reset --hard HEAD^
ここで HEAD^
は HEAD^1
の短縮形で、HEAD
の第一の親を表します。
同様に HEAD^2
は第二の親です(マージには親が二つあります)。
なお、HEAD^2
は HEAD~2
と異なることに注意してください(詳しくはこのリンクを参照してください)。
あるいは HEAD^
を使いたくなければ、マスターブランチを差し戻したい先のコミットハッシュを探し(git log
を使うとよいです)、そのハッシュにリセットします。
あとは git push
すればリモートに反映されるはずです。
例えば、マスターブランチを差し戻したいコミットのハッシュが a13b85e
なら、次のようにします。
(main)$ git reset --hard a13b85e
HEAD is now at a13b85e
作業に戻るため、新しいブランチにチェックアウトしましょう。
(main)$ git checkout my-branch
ワーキングスパイク(メモを参照)にたくさん編集があって、すべてうまく機能しているものとします。 この作業内容を保存しておくため、別のブランチにコミットします。
(solution)$ git add -A && git commit -m "Adding all changes from this spike into one big commit."
この内容をブランチ(フィーチャーブランチでも develop
でも)に適用する際は、ファイル全部を保存しておきたいはずです。
大きなコミットを小さなコミットに分割します。
いま、次のブランチがあるものとします。
solution
ブランチ。スパイクを解消するためのブランチで、develop
ブランチに対して一コミット分進んでいます。develop
ブランチ。ここに編集を適用したいとします。
これは編集をブランチに適用することで可能です。
(develop)$ git checkout solution -- file1.txt
これで solution
ブランチの内容が develop
ブランチに適用されます。
# On branch develop
# Your branch is up-to-date with 'origin/develop'.
# Changes to be committed:
# (use "git reset HEAD <file>..." to unstage)
#
# modified: file1.txt
あとは通常通りコミットしてください。
メモ:スパイクは問題を解析したり解決するためのものです。 解決法は判断にかけられたあと、共同開発者が問題を理解した時点で破棄されます。~ Wikipedia
マスターブランチにいるとして、git log
でコミットが二つ表示されるとします。
(main)$ git log
commit e3851e817c451cc36f2e6f3049db528415e3c114
Author: Alex Lee <[email protected]>
Date: Tue Jul 22 15:39:27 2014 -0400
Bug #21 - Added CSRF protection
commit 5ea51731d150f7ddc4a365437931cd8be3bf3131
Author: Alex Lee <[email protected]>
Date: Tue Jul 22 15:39:12 2014 -0400
Bug #14 - Fixed spacing on title
commit a13b85e984171c6e2a1729bb061994525f626d14
Author: Aki Rose <[email protected]>
Date: Tue Jul 21 01:12:48 2014 -0400
First commit
それぞれのバグに対応するコミットハッシュをメモしておきます(#21 はe3851e8
、#14 は5ea5173
です)。
まず、次のようにしてマスターブランチをあるべきコミット a13b85e
までリセットします。
(main)$ git reset --hard a13b85e
HEAD is now at a13b85e
これで、バグ #21 に対応する新しいブランチを作成できます。
(main)$ git checkout -b 21
(21)$
さて、このブランチにコミットをチェリーピックしましょう。 つまり、head が何であろうとそこに当該コミットだけを適用します。
(21)$ git cherry-pick e3851e8
この時点で、コミットのコンフリクトが発生しているかもしれません。 コンフリクトを解消する方法は、interactive rebasing section above セクションの There were conflicts を参照してください。
次に、#14 に対応する、マスターに紐づいたブランチを作成しましょう。
(21)$ git checkout main
(main)$ git checkout -b 14
(14)$
最後に、バグ #14 に対応するコミットをチェリーピックします。
(14)$ git cherry-pick 5ea5173
GitHub でプルリクエストをマージすると、マージされたブランチを自分のフォークから削除する選択肢が出てきます。 そのブランチで今後作業するつもりがなければ、もはや使わないブランチで作業環境が散らからないように削除しておくほうが綺麗です。
$ git fetch -p upstream
ここで upstream
は取得したい元のリモートを指します。
いつもリモートにプッシュしているなら大抵大丈夫です。 ブランチを間違って削除してしまうのはよくあることです。
新しくブランチを作り、ファイルを新規作成したとします。
(main)$ git checkout -b my-branch
(my-branch)$ git branch
(my-branch)$ touch foo.txt
(my-branch)$ ls
README.md foo.txt
これを追加してコミットします。
(my-branch)$ git add .
(my-branch)$ git commit -m 'foo.txt added'
(my-branch)$ foo.txt added
1 files changed, 1 insertions(+)
create mode 100644 foo.txt
(my-branch)$ git log
commit 4e3cd85a670ced7cc17a2b5d8d3d809ac88d5012
Author: siemiatj <[email protected]>
Date: Wed Jul 30 00:34:10 2014 +0200
foo.txt added
commit 69204cdf0acbab201619d95ad8295928e7f411d5
Author: Kate Hudson <[email protected]>
Date: Tue Jul 29 13:14:46 2014 -0400
Fixes #6: Force pushing after amending commits
マスターに戻って、「間違って」ブランチを削除してみます。
(my-branch)$ git checkout main
Switched to branch 'main'
Your branch is up-to-date with 'origin/main'.
(main)$ git branch -D my-branch
Deleted branch my-branch (was 4e3cd85).
(main)$ echo oh noes, deleted my branch!
oh noes, deleted my branch!
さて、ここで改良されたロガー reflog
について学びましょう。
これはリポジトリの全ての操作履歴を保存しています。
(main)$ git reflog
69204cd HEAD@{0}: checkout: moving from my-branch to main
4e3cd85 HEAD@{1}: commit: foo.txt added
69204cd HEAD@{2}: checkout: moving from main to my-branch
このように、削除してしまったブランチのコミットが表示されています。 削除したブランチを復元してみましょう。
(main)$ git checkout -b my-branch-help
Switched to a new branch 'my-branch-help'
(my-branch-help)$ git reset --hard 4e3cd85
HEAD is now at 4e3cd85 foo.txt added
(my-branch-help)$ ls
README.md foo.txt
やった! 消えたファイルを取り戻しました。
コマンド git reflog
は、リベースが滅茶苦茶になってしまったときにも便利です。
リモートブランチを削除するには次を実行します。
(main)$ git push origin --delete my-branch
次のようにもできます。
(main)$ git push origin :my-branch
ローカルブランチを削除するには次の通りです。
(main)$ git branch -d my-branch
現在のブランチか upstream にマージされていないブランチを削除するには次のようにします。
(main)$ git branch -D my-branch
名前が fix/
で始まるブランチを全て削除したいときは次の通りです。
(main)$ git branch | grep 'fix/' | xargs git branch -d
現在の(ローカル)ブランチの名前を変更するには次を実行します。
(main)$ git branch -m new-name
現在いるブランチと異なる(ローカル)ブランチの名前を変更するには次のようにします。
(main)$ git branch -m old-name new-name
古い名前(old-name
)のリモートブランチを削除し、新しい名前(new-name
)のブランチをプッシュするには次の通りです。
(main)$ git push origin :old_name new_name
まず、リモートから全ブランチを取得します。
(main)$ git fetch --all
リモートブランチ daves
にチェックアウトしたいとします。
(main)$ git checkout --track origin/daves
Branch daves set up to track remote branch daves from origin.
Switched to a new branch 'daves'
(ここで --track
は git checkout -b [branch] [remotename]/[branch]
の短縮形です。)
これでローカルにブランチ daves
のコピーが作成され、プッシュした編集がリモートに反映されるようになります。
$ git push <remote> HEAD
同時にこのリモートブランチを現在のブランチの upstream に設定したい場合は、代わりに次を実行します。
$ git push -u <remote> HEAD
push.default
の設定が upstream
モードか simple
モード(Git 2.0 のデフォルト)になっている場合、次を実行すると、以前に -u
で登録したリモートブランチに現在のブランチをプッシュします。
$ git push
他のモードが git push
でどう振る舞うかは、push.default
のドキュメントで説明されています。
次のようにして、リモートブランチを現在いるローカルブランチの upstream に設定できます。
$ git branch --set-upstream-to [remotename]/[branch]
# あるいは、短縮形を使う
$ git branch -u [remotename]/[branch]
別のローカルブランチの upstream に設定するには次のようにします。
$ git branch -u [remotename]/[branch] [local-branch]
リモートブランチを調べると、自分の HEAD がどのリモートブランチを追跡しているかがわかります。 ときどきこれが追跡したいブランチと異なることがあります。
$ git branch -r
origin/HEAD -> origin/gh-pages
origin/main
origin/HEAD
が origin/main
を追跡するよう設定し直すには、次を実行します。
$ git remote set-head origin --auto
origin/HEAD set to main
まだコミットしていない編集を加えたあと、間違ったブランチにいることに気づいたとします。 編集をスタッシュして、適切なブランチに適用すれば大丈夫です。
(wrong_branch)$ git stash
(wrong_branch)$ git checkout <correct_branch>
(correct_branch)$ git stash apply
現在のブランチを間違ったブランチにリベースないしマージしてしまった、あるいはリベースないしマージができなさそうだと気づいたとしましょう。
Git は危険な操作の前に HEAD が指すものを変数 ORIG_HEAD
に保存しているので、ブランチをリベースないしマージの前の状態に差し戻すのは簡単です。
(my-branch)$ git reset --hard ORIG_HEAD
残念ながら、編集をリモートブランチに反映させるには強制プッシュをする必要があります。 編集履歴を変えてしまったからです。 強制プッシュしない限り、リモートブランチは編集を受け付けません。 これが多くの人がリベースワークフローではなくマージワークフローを使う主な理由です。 特に大規模な開発チームは強制プッシュでハマりやすいです。 リベースの強制プッシュは注意して使いましょう。 リベースの安全な使い方は、リモートには編集を反映させずに、代わりに次を実行することです。
(main)$ git checkout my-branch
(my-branch)$ git rebase -i main
(my-branch)$ git checkout main
(main)$ git merge --ff-only my-branch
詳しくはこの StackOverflow スレッドを参照してください。
main
ブランチにプルリクエストを送る、あるいはこれから送るつもりのブランチで作業しているとします。
最も単純なケースとして、タイムスタンプを気にせずコミット全部を一つにまとめたいとします。
この場合はリセットと再コミットを行います。
マスターブランチが最新版で、編集がすべてコミットされていることを確認した上で、次を実行してください。
(my-branch)$ git reset --soft main
(my-branch)$ git commit -am "New awesome feature"
もっと細かく設定し、タイムスタンプも残したい場合は、対話的リベースを使います。
(my-branch)$ git rebase -i main
別のブランチで作業しているわけではない場合、HEAD
に対してリベースする必要があります。
たとえば直近二件のコミットを圧縮 (squash) したい場合は HEAD~2
、直近三件なら HEAD~3
です。
(main)$ git rebase -i HEAD~2
対話的リベースのコマンドを実行したら、テキストエディタに次のように表示されます。
pick a9c8a1d Some refactoring
pick 01b2fd8 New awesome feature
pick b729ad5 fixup
pick e3851e8 another fix
# Rebase 8074d12..b729ad5 onto 8074d12
#
# Commands:
# p, pick = use commit
# r, reword = use commit, but edit the commit message
# e, edit = use commit, but stop for amending
# s, squash = use commit, but meld into previous commit
# f, fixup = like "squash", but discard this commit's log message
# x, exec = run command (the rest of the line) using shell
#
# These lines can be re-ordered; they are executed from top to bottom.
#
# If you remove a line here THAT COMMIT WILL BE LOST.
#
# However, if you remove everything, the rebase will be aborted.
#
# Note that empty commits are commented out
ここで #
から始まる行はコメントなので、リベースに影響しません。
コマンド pick
をリストの好きなコマンドで書きかえればよいです。
行を削除すればコミットを削除できます。
例えば、一番古い(一番目の)コミットはそのまま残し、他のコミット全てを二番目のコミットに統合したい場合は、最初と二番目以外のコミットの横の文字を f
に書きかえます。
pick a9c8a1d Some refactoring
pick 01b2fd8 New awesome feature
f b729ad5 fixup
f e3851e8 another fix
コミットを統合し、さらに名前も変更したい場合は、二番目のコミットの横にさらに r
の文字を追加するか、あるいは単に f
の代わりに s
を使います。
pick a9c8a1d Some refactoring
pick 01b2fd8 New awesome feature
s b729ad5 fixup
s e3851e8 another fix
するとテキストエディタが起動し、コミットの名前を変更できます。
Newer, awesomer features
# Please enter the commit message for your changes. Lines starting
# with '#' will be ignored, and an empty message aborts the commit.
# rebase in progress; onto 8074d12
# You are currently editing a commit while rebasing branch 'main' on '8074d12'.
#
# Changes to be committed:
# modified: README.md
#
うまくいくと次のように表示されるはずです。
(main)$ Successfully rebased and updated refs/heads/main.
オプション --no-commit
を指定すると、マージを実行しつつ、あたかもマージが失敗したかのように扱って自動コミットはしません。
これにより、コミットの前にマージの結果を精査したり調整できます。
オプション --no-ff
はフィーチャーブランチが存在したことを記録に残しておき、プロジェクト履歴の一貫性を保ちます。
(main)$ git merge --no-ff --no-commit my-branch
(main)$ git merge --squash my-branch
進行中の作業に関するコミットがいくつかあって、upstream にコミットする前に統合しておきたいとします。 すでに upstream にプッシュされたコミットは、誰かがそれを参照するコミットをしている可能性があるので、それは統合しないでおきたいとします。
(main)$ git rebase -i @{u}
上を実行すると対話的リベースが始まりますが、一覧にはまだプッシュされていないコミットだけが表示されます。 これで順番を入れ替えたり、修正したり、圧縮 (squash) したりしても安全です。
マージがファイルに問題をきたすことがあります。
こういうときはオプション abort
を使うとコンフリクト解消の作業を中止し、マージの前の状態の復元を試みることができます。
(my-branch)$ git merge --abort
ただし、このコマンドが使えるのはバージョン 1.7.4 以上の Git に限ります。
マスターブランチとそこから分岐した feature-1 ブランチがあり、feature-1 からさらに分岐した feature-2 ブランチがあるとします。
いま feature-1 ブランチにコミットしたとすると、feature-2 ブランチの親コミットはもはや正確ではありません(feature-1 から分岐したので、親コミットは feature-1 ブランチの head であるべきです。)
こういうときは git rebase --onto
で修正できます。
(feature-2)$ git rebase --onto feature-1 <the first commit in your feature-2 branch that you don't want to bring along> feature-2
まだマージされていないブランチからフィーチャーブランチを分岐させており、feature-1 ブランチのバグ修正を feature-2 に反映させたいときに便利です。
ブランチの全コミットが別のブランチにマージされているか確認するには、それぞれのブランチの head(あるいは任意のコミット)の間の差分を表示します。
(main)$ git log --graph --left-right --cherry-pick --oneline HEAD...feature/120-on-scroll
一方のブランチにしかないコミットがあるか表示され、ブランチ間で共有されていないコミットの一覧がわかります。 もう一つの方法は次の通りです。
(main)$ git log main ^feature/120-on-scroll --no-merges
次のように表示された場合です。
noop
これは、同じコミットのブランチ、あるいは現在のブランチよりも先にあるブランチに対してリベースしようとしたときに表示されます。 この場合は、
- マスターブランチが正しい場所にあることを確認してください。
HEAD~2
あるいはより以前にリベースしてください。
リベースができないときは、解消すべきコンフリクトがあるかもしれません。
まず git status
で、どのファイルがコンフリクトを起こしているか確認します。
(my-branch)$ git status
On branch my-branch
Changes not staged for commit:
(use "git add <file>..." to update what will be committed)
(use "git checkout -- <file>..." to discard changes in working directory)
both modified: README.md
この例では README.md
にコンフリクトがあります。
ファイルを開き、次のようになっている箇所を見てみましょう。
<<<<<<< HEAD
some code
=========
some code
>>>>>>> new-commit
HEAD
と新しいコミットで加えられたコードの間の差分(この例では、真ん中の行から new-commit
の間にあるコード)を解消する必要があります。
一方のブランチの版のコードを残したい場合は、--ours
あるいは --theirs
を指定します。
(main*)$ git checkout --ours README.md
- マージする場合、ローカルブランチの編集を残したいとき
--ours
を指定し、他方の編集を残したいとき--theirs
を指定します。 - リベースする場合、ローカルブランチの編集を残したいとき
--theirs
を指定し、他方の編集を残したいとき--ours
を指定します。このように逆転する理由は Git ドキュメントのこのノートを参照してください。
マージがもっと複雑なときは、ビジュアル差分エディタを使うとよいです。
(main*)$ git mergetool -t opendiff
コンフリクトを全て解消し、コードのテストが済んだら、git add
で編集をステージし、git rebase --continue
でリベースを再開します。
(my-branch)$ git add README.md
(my-branch)$ git rebase --continue
コンフリクトを解消した結果、ワーキングツリーがコミット前と全く同じ状態になった場合は、代わりに git rebase --skip
を実行します。
リベース作業を全て中止し、ブランチを元の状態に差し戻したい場合は、次を実行します。
(my-branch)$ git rebase --abort
ワーキングディレクトリの編集を全てスタッシュするには、次を実行します。
$ git stash
バージョン管理されていないファイルもスタッシュしたいときは、オプション -u
を指定します。
$ git stash -u
ワーキングディレクトリのファイル一つをスタッシュするには、次を実行します。
$ git stash push working-directory-path/filename.ext
ワーキングディレクトリの複数のファイルをスタッシュするときは次の通りです。
$ git stash push working-directory-path/filename1.ext working-directory-path/filename2.ext
$ git stash save <message>
あるいは次の通りです。
$ git stash push -m <message>
まず、次のようにしてスタッシュの一覧をメッセージとともに表示します。
$ git stash list
そして、次のようにして特定のスタッシュを選び適用します。
$ git stash apply "stash@{n}"
ここで、n
は一覧の中のスタッシュの位置を指します。一番上のスタッシュなら 0 番です。
また、時刻からスタッシュを指定することもできます。
$ git stash apply "stash@{2.hours.ago}"
手動で stash commit
を作成し、git stash store
を実行すればよいです。
$ git stash create
$ git stash store -m <message> CREATED_SHA1
どこかのコミットで導入された文字列を検索したいときは、次のコマンドを使います。
$ git log -S "string to find"
よく使われるパラメータは次の通りです。
--source
はコマンドラインでつけられた各コミットの参照名を表示します。--all
は全てのブランチから検索します。--reverse
は逆順に表示します。すなわち最初のコミットから表示します。
全てのコミットを author または committer の名前から検索するには次のようにします。
$ git log --author=<name or email>
$ git log --committer=<name or email>
なお、author と committer は異なることに注意してください。
--author
ははじめにコードを書いた人、--committer
は author の代わりにコミットした人を指します。
特定のファイルを含むコミットの一覧を表示するには、次を実行します。
$ git log -- <path to file>
通常は正確なパスを指定しますが、パスやファイル名にワイルドカードを使うこともできます。
$ git log -- **/*.js
ワイルドカードを使う際は、--name-status
を指定すると、コミットされたファイルの一覧が表示されて便利です。
$ git log --name-status -- **/*.js
特定の関数の履歴を追跡するには次を実行します。
$ git log -L :FunctionName:FilePath
このコマンドは git log
の他のオプション、例えば revision ranges や commit limits と一緒に使うことができます。
特定のコミットを含むタグを検索するには次のようにします。
$ git tag --contains <commitid>
$ git clone --recursive git://github.com/foo/bar.git
すでにクローンしている場合は次の通りです。
$ git submodule update --init --recursive
サブモジュールの作成はきわめて簡単ですが、削除はそうでもありません。 削除に必要なコマンドは次の通りです。
$ git submodule deinit submodulename
$ git rm submodulename
$ git rm --cached submodulename
$ rm -rf .git/modules/submodulename
$ git checkout <branch-you-want-the-directory-from> -- <folder-name or file-name>
まず、ファイルが最後に存在していたコミットを探します。
$ git rev-list -n 1 HEAD -- filename
見つけたら、ファイルをチェックアウトします。
git checkout deletingcommitid^ -- filename
$ git tag -d <tag_name>
$ git push <remote> :refs/tags/<tag_name>
削除されたタグを復元する手順は次の通りです。 まず、unreachable になったタグを探します。
$ git fsck --unreachable | grep tag
タグのハッシュをメモしておきます。
続いて、次のように git update-ref
で削除されたタグを復元します。
$ git update-ref refs/tags/<tag_name> <hash>
これでタグが復元されたはずです。
誰かが GitHub でプルリクエストを送ったあとにフォークを削除してしまった場合、そのリポジトリをクローンしたり、git am
でパッチを適用することができなくなります。
.diff や .patch の URL が使えなくなってしまうためです。
しかし、GitHub 独自の参照を使って、プルリクエスト自体をチェックアウトすることができます。
プルリクエスト #1 の内容を新しいブランチ pr_1 に取得するには、次を実行します。
$ git fetch origin refs/pull/1/head:pr_1
From github.com:foo/bar
* [new ref] refs/pull/1/head -> pr_1
$ git archive --format zip --output /full/path/to/zipfile.zip main
ブランチと同じ名前のタグがリモートリポジトリに存在する場合、通常通り git push <remote> <branch>
でプッシュしようとすると、次のようなエラーが出ます。
$ git push origin <branch>
error: dst refspec same matches more than one.
error: failed to push some refs to '<git server>'
このエラーはブランチのヘッドを指定することで回避できます。
$ git push origin refs/heads/<branch-name>
同名のブランチがリモートリポジトリにあるタグをプッシュしたいときも、似たコマンドを使います。
$ git push origin refs/tags/<tag-name>
(main)$ git mv --force myfile MyFile
(main)$ git fetch --all
(main)$ git reset --hard origin/main
(main)$ git rm --cached log.txt
差し戻したいコミットのハッシュが c5f567
なら、次を実行します。
(main)$ git checkout c5f567 -- file1/to/restore file2/to/restore
差し戻したいコミットが c5f567 の一つ前なら、コミットハッシュに c5f567~1
を指定します。
(main)$ git checkout c5f567~1 -- file1/to/restore file2/to/restore
コミット c5f567 とその一つ前の間の差分を表示したい場合、次を実行します。
$ git diff HEAD:path_to_file/file c5f567:path_to_file/file
ブランチでも同様です。
$ git diff main:path_to_file/file staging:path_to_file/file
これはローカル環境で設定テンプレートにコミットできない認証情報を追加する必要があるときなどに役立ちます。
$ git update-index --assume-unchanged file-to-ignore
ファイルがバージョン管理されなくなるわけではないことに注意してください。ローカルで無視されるだけです。 設定を取り消して変更を再び追跡するには、次のように ignore フラッグを削除します。
$ git update-index --no-assume-unchanged file-to-stop-ignoring
コマンド git-bisect は、Git 履歴を二分探索してバグをもたらしたコミットを探します。
いま main
ブランチにいるとして、失敗をやらかしたコミットを探してみましょう。
次のコマンドで二分探索を始めます。
$ git bisect start
問題のあるコミットとないコミットを指定する必要があります。
現在のバージョンに問題があり、v1.1.1
は問題ないとします。
$ git bisect bad
$ git bisect good v1.1.1
すると、git-bisect
は選んだバージョンの中間のコミットを選んで調べ、問題があるかどうか尋ねてきます。
次のように表示されるはずです。
$ Bisecting: 5 revision left to test after this (roughly 5 step)
$ [c44abbbee29cb93d8499283101fe7c8d9d97f0fe] Commit message
$ (c44abbb)$
このコミットに問題があるか調べましょう。 問題がない (good) 場合は次を実行します。
$ (c44abbb)$ git bisect good
すると、git-bisect
はまた別のコミットを選択します。
このように good
か bad
を選んでいく作業は、調べるコミットがなくなるまで続きます。
終了したら、コマンドラインには問題をきたした最初のコミットの詳細が表示されます。
OS X と Linux では、Git 設定ファイルは ~/.gitconfig
に保存されています。
私の場合、ショートカット(とよくやるタイポ)のために次のようなものを [alias]
セクションに設定しています。
[alias]
a = add
amend = commit --amend
c = commit
ca = commit --amend
ci = commit -a
co = checkout
d = diff
dc = diff --changed
ds = diff --staged
extend = commit --amend -C HEAD
f = fetch
loll = log --graph --decorate --pretty=oneline --abbrev-commit
m = merge
one = log --pretty=oneline
outstanding = rebase -i @{u}
reword = commit --amend --only
s = status
unpushed = log @{u}
wc = whatchanged
wip = rebase -i @{u}
zap = fetch -p
day = log --reverse --no-merges --branches=* --date=local --since=midnight --author=\"$(git config --get user.name)\"
delete-merged-branches = "!f() { git checkout --quiet main && git branch --merged | grep --invert-match '\\*' | xargs -n 1 git branch --delete; git checkout --quiet @{-1}; }; f"
できません! Git ではできませんが、ハックする方法があります。 次のような内容の .gitignore を作成してディレクトリに加えればよいです。
# Ignore everything in this directory
*
# Except this file
!.gitignore
もう一つのよくある方法は、.gitkeep という名前の空のファイルをディレクトリに作成することです。
$ mkdir mydir
$ touch mydir/.gitkeep
単に .keep という名前でもよいです。この場合、二行目は touch mydir/.keep
とします。
認証が必要なリポジトリがあるとします。 ユーザ名とパスワードをキャッシュしておけば、プッシュやプルのたび入力せずに済みます。 認証情報ヘルパーが役に立ちます。
$ git config --global credential.helper cache
# Git が認証情報キャッシュを使うよう設定する
$ git config --global credential.helper 'cache --timeout=3600'
# キャッシュが一時間でタイムアウトするよう設定する(設定は秒単位)
認証情報ヘルパーを探すには、次を実行します。
$ git help -a | grep credential
# 認証情報ヘルパーの候補が表示される
OS 固有の認証情報キャッシュは次の通りです。
$ git config --global credential.helper osxkeychain
# OSX
$ git config --global credential.helper manager
# Git for Windows 2.7.3+
$ git config --global credential.helper gnome-keyring
# Ubuntu やその他の GNOME ベースディストリビューション
その他のディストリビューションや OS 向けの認証情報キャッシュもあります。
$ git config core.fileMode false
これをログインユーザ向けのデフォルト設定にしたい場合、次を実行します。
$ git config --global core.fileMode false
全てのローカルリポジトリにわたるユーザ情報を設定し、バージョン履歴のレビューの際にわかりやすい名前を設定するには、次のようにします。
$ git config --global user.name “[firstname lastname]”
各履歴のマーカーに紐づけられるメールアドレスを設定したい場合は次の通りです。
git config --global user.email “[valid-email]”
何かやらかした場合です。つまり、何かを reset
してしまった、間違ったブランチをマージしてしまった、あるいは強制プッシュしてしまいコミットが見つけられない、といった状況です。
ある時点まではうまくいっていたので、その状態に戻したいとします。
こうしたときに git reflog
が役に立ちます。
reflog
は、ブランチが他のブランチやタグに参照されていなくても、ブランチになされた変更を記録しています。
HEAD が変更される際は基本的に reflog に記録が追加されます。
ただ、残念ながら機能するのはローカルリポジトリのみで、記録するのは変化だけです(たとえば、どこにも記録されていないファイルへの変更は記録されません)。
(main)$ git reflog
0a2e358 HEAD@{0}: reset: moving to HEAD~2
0254ea7 HEAD@{1}: checkout: moving from 2.2 to main
c10f740 HEAD@{2}: checkout: moving from main to 2.2
上の reflog には、main から 2.2 へのチェックアウトが表示されています。
それから古いコミットへの hard reset があります。
最新のアクティビティは一番上に HEAD@{0}
のラベルで表示されます。
間違えて差し戻ししてしまったとします。
コミット二つを間違って捨ててしまう前の、0254ea7
を参照するコミットを reflog は保持しています。
$ git reset --hard 0254ea7
コマンド git reset
を使って、マスターブランチを以前の状態に戻すことができます。
履歴を間違えて変更してしまった場合の安全策です。
(出典 からコピー・改変しました。)
上記のコマンドに慣れてきたら、Git Bash のショートカットを作りたくなるはずです。 複雑なタスクを短いコマンドで素早く行うことができるようになります。
alias sq=squash
function squash() {
git rebase -i HEAD~$1
}
このコマンドを .bashrc か .bash_profile にコピーしてください。
Windows で PowerShell を使っているなら、エイリアスや関数を作成できます。profile に次のコマンドを追加してください。
profile のパスは $profile
に定義されています。詳しくは Microsoft のドキュメントサイトの About Profiles を参照してください。
Set-Alias sq Squash-Commits
function Squash-Commits {
git rebase -i HEAD~$1
}
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- Git Internals - Scott Chacon による Git に関する素晴らしい本
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