液体培地を100倍希釈(液体培地(未使用)990μL+液体培地(培養済)10μL)して10μLずつ再播種する。
- 平板培地
- 培養済みの培養液の入ったコニカルチューブ
- 液体培地
- 15mLコニカルチューブ
- ピペット(P20、P1000)、チップ(P20、P1000)
- スプレッター
- チューブ立て
- 消毒用アルコール
- ゴム手袋
- マーカーペン
- ごみ袋
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ゴム手袋をつけ、手をアルコール消毒する。クリーンベンチ内を、アルコールで拭く。クリーンベンチ内に入れるものを、アルコール消毒する。
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チューブ立てに15mLコニカルチューブを設置して、蓋をゆるめておく。
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ピペット(P1000)にチップ(P1000)を装着して、空のコニカルチューブに液体培地を990μLいれる。
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ピペット(P20)にチップ(P20)を装着して、3.のコニカルチューブに培養液を10μLいれる。原液の100倍希釈液が作成できる。
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ピペット(P20)にチップ(P20)を装着して、4.で作成した希釈液を10μL、平板培地へ播種する。
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コニカルチューブのふたを閉めて、チップを捨てる。
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ピペットとコニカルチューブを置き、スプレッターを包装から取り出す。
※スプレッターが袋の切り口にあたらないように注意しながら取り出す。あたってしまった場合は破棄すること。 -
右手(左手)でスプレッターを持ち平板培地上に固定して、左手(右手)で平板培地を回転しながら全体に行き渡るように均等に広げていく。その後、縦方向に3~4回スプレッターを動かすなどして培地に刷り込む。
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蓋をして、裏返し、端の方に日付やコニカルチューブの番号などの情報を記入する。
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インキュベータの温度設定を30℃にして、培養する。
(廃棄に関して)
- 以上の作業に使用したものは、他の普通ごみとは分ける。
- シャーレは、サランラップかアルミホイルで巻いて捨てる。
- コニカルチューブは液が入っていてもそのまま処分する。