INIAD APIの非公式クライアントライブラリです。
本ライブラリは、INIADのアカウントを持つユーザーのみがアクセス可能なINIAD開発者サイト に準拠しています。そこに記載されている教育用IoT APIとサイネージAPIの利用をサポートします。OpenAI APIには対応していません。
- 簡単アクセス: 専用のメソッドを使用して、APIに簡単かつ直接アクセスできます。
- 型安全なプログラミング: TypeScriptの型定義ファイルを提供しており、開発中に型安全を保証します。
- ダミーデータによる開発サポート: 学外からでも開発を進められるよう、ダミーデータを使用したテストが可能です。
npmを使用して簡単にインストールできます。
npm install iniad-api-client
パッケージをインポートして、APIクライアントを初期化します。userIdとpasswordはINIADのアカウント情報です。
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EduIotApiClientの設定: EduIotApiClientを初期化する際に指定するbaseUrlは、INIAD開発者サイト記載のドメイン(例:https://api.example.org)までとし、それ以下のパス(例:/api/v1)は含めないでください。これにより、正確なAPIエンドポイントへのアクセスが保証されます。
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SignageApiClientの設定: SignageApiClientは、CORSポリシーを遵守するために、プロキシを経由してAPIへのリクエストを行う必要があります。プロキシのURLはbaseProxyUrlオプショナル引数を通じて設定可能です。もしbaseProxyUrlを指定しない場合は、開発者が用意したデフォルトのプロキシが使用されます。
ソースコードを共有する場合など、それらの情報を直接ソースコードに記述することは推奨されません。環境変数や設定ファイルなどを使用して、それらの情報を外部から取得するようにしてください。
以下はES Modulesを使用した例です。
import { EduIotApiClient, SignageApiClient } from 'iniad-api-client';
const userId = process.env.USER_ID;
const password = process.env.PASSWORD;
//baseUrlはINIAD開発者サイト参照(~~.orgまで)
const baseUrl = process.env.BASE_URL;
const iotClient = new EduIotApiClient(userId, password, baseUrl);
// baseProxyUrlは省略可能。省略した場合、デフォルトのproxyが使用される
const baseProxyUrl = process.env.BASE_PROXY_URL;
const signageClient = new SignageApiClient(userId, password, baseProxyUrl);
async function main1() {
try {
const res = await iotClient.getLockerInfo();
console.log(res);
} catch (e) {
console.error(e);
}
}
async function main2() {
try {
const res = await signageClient.getAllCardIDmAndContentList();
console.log(res);
} catch (e) {
console.error(e);
}
}
main1();
main2();
INIAD API Clientはオープンソースプロジェクトです。バグの報告や機能の提案、プルリクエストなど、コミュニティの貢献を歓迎します。GitHubリポジトリをチェックしてください。
INIAD API ClientはMITライセンスの下で公開されています。詳細については、LICENSEファイルを参照してください。