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Web/HTML/Element/rb を更新 #14063

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Jul 10, 2023
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120 changes: 53 additions & 67 deletions files/ja/web/html/element/rb/index.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -1,17 +1,65 @@
---
title: '<rb>: ルビベース要素'
title: "<rb>: ルビベース要素"
slug: Web/HTML/Element/rb
l10n:
sourceCommit: e04d8d2766c468f149445c0bf438d09f9b2d188c
---

{{HTMLSidebar}}{{Non-standard_Header}}
{{HTMLSidebar}}{{deprecated_header}}

**HTML ルビベース (`<rb>`) 要素**は、 {{HTMLElement("ruby") }} 表記のベースとなるテキストの部分を区切るために使用されます。つまり、修飾される文字列です。一つの `<rb>` 要素がベーステキストの不可分な区間を隔てるように囲みます。
**`<rb>`** は [HTML](/ja/docs/Web/HTML) の要素で、{{HTMLElement("ruby") }} 表記のベースとなるテキストの部分、すなわち修飾される文字列を区切るために使用されます。一つの `<rb>` 要素がベーステキストの不可分な区間を区切るように囲みます。

## 属性

この要素には[グローバル属性](/ja/docs/Web/HTML/Global_attributes)のみがあります。

## 使用上のメモ

- ルビ表記は、日本語の振り仮名や台湾語の注音符号のように、東アジアの文字の発音を示すためのものです。 `<rb>` 要素はルビベース文字の区間を区切るために使用されます。
- `<rb>` 要素は{{glossary("void element", "空要素")}}ではありませんが、ソースコード上ではそれぞれの要素の開始タグだけを含めるのが一般的で、その方がマークアップが複雑でなくなり読みやすくなります。ブラウザーは表示する際に完全な要素に補完します。
- 修飾をしたいそれぞれのベース区間/`<rb>` 要素ごとに 1 つずつ {{htmlelement("rt")}} 要素を置く必要があります。

## 例

### rb の使用

この例では、元の文字に対して "Kanji" が等価であるという注釈を提供します。

```html
<ruby>
<rb>漢</rb><rb>字 </rb><rp>(</rp><rt>kan</rt><rt>ji</rt><rp>)</rp>
</ruby>
```

ルビのベーステキストを 2 つの部分に区切るために 2 つの `<rb>` 要素を含めています。一方で、注釈も 2 つの {{htmlelement("rt")}} 要素で区切っています。

#### 結果

{{EmbedLiveSample("Using_rb", "100%", 60)}}

### 注釈の分割

なお、この例を完全に分割して注釈された 2 つのベーステキストの部分で書くこともできます。この場合は `<rb>` 要素を含める必要はありません。

```html
<ruby>
漢 <rp>(</rp><rt>Kan</rt><rp>)</rp> 字 <rp>(</rp><rt>ji</rt><rp>)</rp>
</ruby>
```

#### 結果

{{EmbedLiveSample('Separate annotations')}}

それ以外の例は、 {{HTMLElement("ruby")}} 要素についての記事を参照してください。

## 技術的概要

<table class="properties">
<tbody>
<tr>
<th scope="row">
<a href="/ja/docs/Web/HTML/Content_categories">コンテンツカテゴリ</a>
<a href="/ja/docs/Web/HTML/Content_categories">コンテンツカテゴリー</a>
</th>
<td>なし</td>
</tr>
Expand Down Expand Up @@ -44,75 +92,13 @@ slug: Web/HTML/Element/rb
</tbody>
</table>

## 属性

この要素には[グローバル属性](/ja/docs/Web/HTML/Global_attributes)のみがあります。

## 使用上のメモ

- ルビ表記は、日本語の振り仮名や台湾語の注音符号のように、東アジアの文字の発音を示すためのものです。 `<rb>` 要素はルビベース文字の区間を区切るために使用されます。
- `<rb>` 要素は空要素ではありませんが、ソースコード上ではそれぞれの要素の開始タグだけを含めるのが一般的で、その方がマークアップが複雑ではなく読みやすくなります。ブラウザーは表示する際に完全な要素に補完します。
- 修飾をしたいそれぞれのベース区間/`<rb>` 要素ごとに一つずつ {{htmlelement("rt")}} 要素を置く必要があります。

## 例

この例では、元の文字に対して "Kanji" が等価であるという注釈を提供します。

```html
<ruby>
<rb>漢<rb>字
<rp>(</rp><rt>kan<rt>ji<rp>)</rp>
</ruby>
```

ルビのベーステキストを二つの部分に区切るために二つの `<rb>` 要素を含めています。一方で、注釈も二つの {{htmlelement("rt")}} 要素で区切っています。

なお、この例を完全に分割して注釈された二つのベーステキストの部分で書くこともできます。この場合は `<rb>` 要素を含める必要はありません。

```html
<ruby>
漢 <rp>(</rp><rt>Kan</rt><rp>)</rp>
字 <rp>(</rp><rt>ji</rt><rp>)</rp>
</ruby>
```

```html hidden
<ruby> <rb>漢<rb>字 <rp>(</rp><rt>kan<rt>ji<rp>)</rp> </ruby>
```

```css
body {
font-size: 22px;
}
```

出力は以下のようになります。

{{EmbedLiveSample("with-ruby", "100%", 60)}}

上記の HTML はルビに対応して*いない*ブラウザーでは次のように表示されます。

```html hidden
漢字 (kan ji)
```

```css hidden
body {
font-size: 22px;
}
```

{{EmbedLiveSample("without-ruby", "100%", 60)}}

> **メモ:** それ以外の例は、 {{HTMLElement("ruby")}} 要素についての記事を参照してください。

## 仕様書

{{Specifications}}

## ブラウザーの互換性

{{Compat("html.elements.rb")}}
{{Compat}}

## 関連情報

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