インストーラーを普通に起動すると白い画面になります。下記の2点の操作が必要です。
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インストール時に、Ubuntu(safe graphics)を選択してインストール
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インストールしたあとに一度、インストーラーのUSBメモリで起動して、/boot/grub/grub.cfgを編集して、起動オプションに
nomodeset
を追加する必要があります。
Bluetoothやサウンドは動きますが、WiFiは動かないので、なんとかしましょう。(私はTP-LinkのArcherT1Uをさしました)
インストールした状態では、WiFiを認識しない場合があります。その場合、rtl8723aeのモジュールをロードする必要があります。
※ ただし、11b/gの接続のようで非常に遅いです。他のUSB-WiFiアダプタを推奨します。
modprobe rtl8723ae
ネットワークに接続している必要があります。
キーボードのドライバをdkmsでインストールできるようにしました。¥や_等のボタンが効くようになります。 Ubuntu 24.04で動作確認しました。(カーネルは6.8.0-49-generic)
kingjim-xmc10-x86-64.dkms.tar.gzをダウンロードして、下記のコマンドを実行してください。
例では、ホームディレクトリ上に置いた状態です。
sudo dkms ldtarball ~/kingjim-xmc10-x86-64.dkms.tar.gz
sudo dkms install -m kingjim-xmc10/1.0
sudo modprobe kingjim-xmc10
Linuxカーネル用のパッチ
Ubuntu18.04LTSがリリースされたので今後は4.15をメインで追っていこうと思います。
- Bluetoothアダプタの認識
- Realtek RTL8723BS("OBDA8723")を認識させるように変更。 Kernel4.15以降ではdrivers/acpi/scan.cの仕様変更に対応しています。
- Suspendすると固まる現象に対応
- 日本語キーボードで使えないキーがある問題に対処
- サウンドが鳴らない問題に対処
- Kernel4.17以降はデフォルトで対応されているのでパッチしていません。
Ubuntu18.04のlinux-sourceをベースにしています。(4.15.18) バッテリー表示も少し安定するようです。 portabookのbluetooth(Realtek rtl8723bs)を動かすためにacpiのスキャン方法を変更しています。
Bluetoothのパッチが必要なくなりました。 サスペンド復帰時に固まります。バッテリー表示も怪しいです。
サスペンド後に復帰すると固まる現象を回避するためのサービス。
Kernel4.15以降に対応したalsa UCMファイル。 ドライバ名がcherrytrailcraudioからcht-bsw-rt5672に変わったので変更が必要。 /usr/share/alsa/ucm/配下にコピーしてください。 sudo cp -rf ucm/cht-bsw-rt5672 /usr/share/alsa/ucm
EOLになったバージョンのパッチを削除 4.15のベースラインをlinux-sourceパッケージのソースへ変更