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ハンズオン補助コマンド

m.hagiwara edited this page Feb 15, 2018 · 13 revisions

Linux

インタフェースの確認

用途 コマンド
インタフェース一覧の表示 ip link list
IPアドレスをもつインタフェース一覧の表示 ip address list

そのほか

Network Namespace の確認

NetTester は、テスト用のノードとして Network Namespace (Netns) をつかっています。

用途 コマンド
Netns 一覧を表示 ip netns list
Netns上でコマンドを実行 sudo ip netns exec <netns名> <コマンド>

Open vSwitch 情報の確認

NetTester は、OpenFlow をつかって、テスト用ノード (Netns) をテスト対象へ配置(接続)しています。 NetTester が使う OVS Bridge には以下の2種類があります。

  • Physical Switch (PSW, OVS Bridge PSW) : 本来は物理 OpenFlow スイッチ (Pica8 など) をつかいます。実際にテスト対象(物理)へのインタフェースを提供する (「足を出す」) ためのスイッチです。ハンズオンでは PSW という OVS Bridge で再現しています。
  • Software Switch (SSW, OVS Bridge test_0xdad1c001) : テストを実行するたびに NetTester が作成する OVS Bridge です (テストを実行していない場合は存在しません)。NetTester がつくるテスト用ノード (Netns) を収容し、Physical switch へ接続するためのスイッチです。( 0xdad1c001 は OpenFlow Datapath ID です。("daddy cool"))
用途 コマンド
OVS 設定の表示 sudo ovs-vsctl show
OpenFlow Table の表示 sudo ovs-ofctl dump-flows BRIDGE

NetTester関連

NetTesterの挙動がおかしくなった場合は再起動してみましょう。

用途 コマンド
ログの確認 sudo journalctl -f
再起動 sudo systemctl restart net-tester
起動 sudo systemctl start net-tester
停止 sudo systemctl stop net-tester

VyOS 共通

基本操作

VyOSには "operational mode" と "configuration mode" があります。設定変更は configuration mode で行います。詳しくは User Guide - VyOS Wiki を参照してください。

VyOS の CLI では、TAB または ? でコマンド補完およびコマンドオプション等が表示されます。

Operational Mode Commands

用途 コマンド
operational mode から configuration mode に入る configure
Firewall の Drop log を確認する show log firewall name FILTER

Configuration Mode Commands

用途 コマンド
configuration mode から operational mode にもどる exit
設定(全体)の表示 show
設定(インタフェース)の表示 show interfaces
設定変更 set CONFIGURATION
設定削除 delete CONFIGURATION
変更した設定の反映 commit
設定の保存 save
Operational mode のコマンド実行 run OP_MODE_COMMAND

Tips

シナリオサーバでのパケットダンプ

NetTester はもともと物理ネットワークのテストを想定して作られています。物理環境でのテストでは、テスト対象はハードウェアスイッチや物理アプライアンス・物理サーバなどになります。したがって、NetTester-テスト対象間のトラフィックを見るためには、物理のスイッチあるいはテスト対象機器などでミラーポートを設定が必要になります。

しかし、ハンズオン VM ではテスト対象も含めてすべて scenario サーバ上の VM として用意しています。そのため、テストシステム(NetTester) - テスト対象(VyOS) 間の通信をすべて scenario サーバから確認することができます。

たとえば scenariont_internal インタフェースのパケットダンプ

handson@scenario:~$ sudo tcpdump -i nt_internal

は NetTester (yoyodyne-nettester) から テスト対象 (yoyodyne-vyos) 間のトラフィックをすべてダンプします。ハンズオンは、このインタフェースをヨーヨーダイン社の「内部LAN」セグメントとして使うように構成されている(テストシナリオ/VyOS設定)ので、内部LANが関連するすべてのテストトラフィックをキャプチャできるということになります。