SimpleProceedingsComposer

概要

このプログラムは論文リスト(proceedings.csv)をあたえることで，プロシーディングスを作成するプログラムです．

主な機能は以下です．

• 複数のPDFファイルに掲載順にページ番号を書き込みます．
• PDFファイルへのリンクを含むHTML形式の目次を作成します．

サンプルの実行

1. compose-sample.batを実行して下さい．
2. sample-proceedings/以下にプロシーディングスが格納されます．

クイックスタート

1. sample-proceedings-srcをコピーして(e.g. proceedings-src)，プロジェクトのルート(compose.batと同じディレクトリ)に置きます．
2. proceedings-src/toc.csvの2行目以下にプロシーティングスに掲載したい論文情報を掲載順に入れます．
3. compose.bat proceedings-src/ proceedings/を実行します．proceedings/以下にプロシーディングスが格納されます．

実行

コマンドの形式はcompose.bat proceedings-src proceedingsです．第1引数はプロシーディングス・リソースへのパスを，第2引数は出力先を表します．

出力先にあるデータは上書きされることに注意して下さい．

使い方

プロシーディングス・リソースの概要

プロシーディングス・リソース以下のファイルは，toc.csvを除き全て出力先にコピーされます．toc.csvで指定したPDFファイルには，連番のページ番号が書き込まれてコピーされます．index.htmlファイルには，目次情報が書き込まれまれてコピーされます．同名ファイルがあった場合は上書きされます．

sample-proceedings-srcがプロシーディングス・リソースのサンプルです．これをコピーして，使って下さい．

toc.csv

プロシーディングスに入れたい論文情報を入力して下さい．

1行目はヘッダ行です．2行目以下にプロシーティングスに掲載したい論文情報を掲載順に入れてください．フィールドの値にカンマが含まれる場合はフィールドの値をダブルクォーテーションで囲って下さい．

filePameフィールドには，第一引数で指定したproceedings-srcを起点とした相対パスで論文ファイルへのパスを書いて下さい．titleフィールドには論文タイトルを，authorフィールドには著者名を入力して下さい．

以下はtoc.csvのサンプル中身です．

filePath,title,author
papers/sample01.pdf,"FooBar","yuu_nkjm_1, yuu_nkjm_2"
papers/sample11.pdf,"HogeHoge","yuu_nkjm_2, yuu_nkjm_3"
papers/sample08.pdf,"FugaFuga","yuu_nkjm_2, 中島悠"

index.html

目次が挿入されるファイルです．id属性の値がtocの要素に目次データが挿入されます．

生成されるHTML形式の目次index.htmlは，以下の様なものです．

<div class='paper'>
  <div class='title'><a href='papers/sample01.pdf'>FooBar</a></div>
  <div class='author'>yuu_nkjm_1, yuu_nkjm_2</div>
  <div class='start_page'>1</div>
</div>
<div class='paper'>
  <div class='title'><a href='papers/sample11.pdf'>HogeHoge</a></div>
  <div class='author'>yuu_nkjm_2, yuu_nkjm_3</div>
  <div class='start_page'>3</div>
</div>
<div class='paper'>
  <div class='title'><a href='papers/sample08.pdf'>FugaFuga</a></div>
  <div class='author'>yuu_nkjm_2, yuu_nkjm_4</div>
  <div class='start_page'>7</div>
</div>

スクリーンショット

HTML形式の目次が出来ます．

PDFに連番のページ番号が入ります．