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nyatla/NyARToolkit-for-Processing

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NyARToolkit for proce55ing

Copyright (C)2008-2016 Ryo Iizuka

http://nyatla.jp/nyartoolkit/
airmail(at)ebony.plala.or.jp
wm(at)nyatla.jp

NyARToolkit for Processing

  • NyARToolkit for proce55ingは、processing環境下でNyARToolkitを利用するためのライブラリです。
  • NyIdマーカ、ARToolKitマーカ、NFTターゲット(ARToolKit5仕様)をトラッキングできます。
  • Processing version 2.2.1,3.0.2での動作を確認しています。 (1.xには対応していません。)
  • 拡張現実感ライブラリには、ARToolKitの派生ライブラリNyARToolKit for Javaを使用しています。

NyARToolkit for proce55ingの特徴

  • 数十行のコンパクトなスケッチでARアプリケーションを作ることができます。
  • 左手系・右手系両方の座標系をサポートします。
  • パターン取得、スクリーン座標のマーカ座標変換等が手軽に使えます。
  • レンダリングにProcessingCoreAPIのみを使います。Graphics3D派生オブジェクト全てに対応します。
  • レンダリングシステムには、PV3Dをサポートします。

環境の準備

  1. NyARToolKit for Processingのパッケージをreleaseページからダウンロードします。https://github.com/nyatla/NyARToolkit-for-Processing/releases
  2. NyARToolkit for proce55ingの実行には、processing/2.2.1、又は3.0.1以上が必要です。Processingウェブサイトからダウンロードして下さい。http://processing.org/download/index.html
  3. ProcessingのCapture機能を使用できるようにコンピュータを設定してください。Capture機能は、ProcessingのExamples>Libraries>Video(Capture)以下のサンプルの動作で確認できます。(このステップは、キャプチャ機能を使わないときには必要ありません。)
  4. ProcessingからOpenGL機能を使用できるように、コンピュータの設定をして下さい。OpenGL機能はProcessingのExamples>Libraries>OpenGL以下のサンプルの動作で確認できます。(このステップは、レンダリングにP3Dを使用するときには必要ありません。)
  5. 以上で準備は完了です。

サンプル実行(ARマーカ)

exampleにある、simpleLiteのサンプルの実行手順です。simpleLiteは、Hiroマーカの上に立方体を表示するシンプルなプログラムです。

  1. dataディレクトリにある、pattHiro.pdfを印刷しておいてきます。
  2. example/simpleLiteにある、simpleLite.pdeを開いて実行してください。マーカを撮影すると、そこに立方体が表示されるはずです。

サンプル実行(NFT)

exampleにある、simpleNftのサンプルの実行手順です。simpleNftは、画像の上に立方体を表示するシンプルなプログラムです。

  1. dataディレクトリにある、infinitycat.pdfを印刷しておいてきます。
  2. example/simpleNftにある、simpleNft.pdeを開いて実行してください。マーカを撮影すると、そこに立方体が表示されるはずです。

NyARToolkit for Processingの提供するクラス

NyARToolkit for proce55ingの提供するクラスを説明します。

  • MultiMarkerクラス (MultiMarker.java)
    ARマーカ、NyIdマーカを取り扱うクラスです。複数個同時に使うことができます。
  • MultiNftクラス (MultiNft.java)
    NFTターゲットを取り扱うクラスです。複数個を同時に使うことができます。

その他

  • パターンファイルやカメラパラメータファイルの互換性について
    NyARToolKit for Processingの使用するカメラパラメータファイル、パターンファイルと互換性があります。
  • カメラキャリブレーションについて
    キャリブレーションツールは付属しません。OpenCVか、ARToolKit付属のツールを使ってください。 カメラキャリブレーションを行うとより正確なトラッキングを行うことができます。
  • ARマーカの作り方
    PNG/JPEG画像をそのまま使用することができます。ARToolKitフォーマットのファイルを使う場合は、外部ツールで作成してください。
  • NFTターゲットファイルセットの作り方
    スケッチ"nftFileGen"を使うことができます。スケッチを起動するとツールが立ち上がります。Jpegなどの画像からターゲットファイルセットを作ることができます。
  • Processing 2.2.1での使用方法
    MultiMarker/MultiNftのコンフィギュレーションパラメータに、NyAR4PsgConfig.CONFIG_PSG_PV221を使います。カスタムコンフィギュレーションを使う場合は、バージョンパラメータにNyAR4PsgConfig.PV_221を指定してコンフィギュレーションを作成します。

ライセンス

  • LGPLv3での提供になります。但し、src以下のファイルをのみを使用する場合には、MITライセンスでも使用できます。
  • パッケージに含まれるNyARToolkitのソースファイルは、 https://github.com/nyatla/NyARToolkit/よりダウンロードできます。