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yu2924/FilePlayback

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FilePlayback

スクリーンショット

これ何ですか

オーディオファイルを再生しオーディオ出力を得るためのツールです。プラグインまたはスタンドアロンの形式で動作します。
JUCE frameworkを利用しています。

ビルドの道具立て

  • JUCE framework 7.0.1: ダウンロードページまたはgithubリポジトリからダウンロードできます。
  • Projucer: JUCE frameworkを使ったC++プロジェクトを生成するツールです。Projucerページから実行可能なバイナリをダウンロードできますが、JUCE frameworkに同梱のソースを自分でビルドしても良いです。
  • ASIO SDK (optional): Windows版のスタンドアロン形式でASIOを有効化できます。デベロッパページからダウンロードできます。
  • C++ビルドツール: Visual Studio 2017~2022、Xcodeなど、目的のターゲットプラットフォームに合わせたもの。

JUCEが対応するプラットフォーム、バイナリ形式、ライセンスについてはJUCEで確認してください。

ビルドの道のり

  1. Projucerで.jucerファイルを開く。
  2. Modulesセクションにおいて、ビルド環境に合わせてmoduleパスを修正する。
  3. Exporterセクションにおいて、目的のターゲットプラットフォームを追加する。
  4. File|Save ProjectメニューでC++プロジェクトを書き出す。
  5. Buildsフォルダ下に書き出されたC++プロジェクトをビルドする。

以下の環境で動作を確認していますが、MacやLinux、AUやLV2でもビルドできると思います。(要確認)

  • Windows 11 Pro
  • Visual Studio 2022
  • JUCE framework 7.0.1
  • プラグインホスト: JUCE frameworkに同梱のAudioPluginHostアプリケーション
  • VST3、スタンドアロン形式のビルド

使い方

プラグインやプラグインホストの基本的な知識については、ここでは省きます。

オーディオファイルの読み込み

オーディオファイルの選択には、「ファイルを開く」ダイアログまたはファイルのドロップが利用できます。
読み込み可能なフォーマットは、ハンドラクラスjuce::AudioFormatが用意されているものです。WAV、AIFF、FLAC、mp3など主流のフォーマットが読み込めますが、プラットフォームにより相違があります。詳細はJUCEのドキュメントを参照してください。

バスとチャネル割り当て

プラグインは1個の出力バスを持ちます。バスのチャネル数は可変ですが、設定方法はプラグインホストによります。オーディオファイルとバスのチャネル数が異なる場合には、各チャネルのルーティングはfig.1、fig.2のようになります。

オーディオファイルのチャネル数が少ない場合 fig.1 オーディオファイルのチャネル数が少ない場合
オーディオファイルのチャネル数が多い場合 fig.2 オーディオファイルのチャネル数が多い場合

プレイバックの操作

ラベル ショートカット 機能
...   オーディオファイルをダイアログで開く
x   オーディオファイルを閉じる
run space スタート・ストップ
<< alt+← 早戻し
>> alt+→ 早送り
  W 巻戻し
loop alt+L ループのON・OFF
speed 再生速度: x0.5~x2.0 ※リサンプリングによるもので、タイムストレッチではありません
gain 再生レベル: off,-60~20 dB
cursor 再生位置: テキスト打ち込み or 波形をクリックまたはドラッグ
loop begin/end ループ範囲指定: テキスト打ち込み or 黄色い三角をドラック

作者

yu2924

ライセンス

MIT License

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Packages

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