Rustでプログラムの動作を可視化するライブラリです。
可視化結果はHTMLファイルで出力されるため、環境を問わず見ることができます。
拙作 HTML Visualizer for C++ をRustに移植したものですが、移植に伴って機能整理を行っています。
Cargo.toml
に依存関係を追加します。
[dependencies]
html_visualizer = { git = "https://github.com/zenito9970/HTML-Visualizer-rs.git" }
circle(x, y, r, color)
- 座標(
x
,y
)を中心に半径r
の円を描き、色color
で塗りつぶします。
- 座標(
line(x1, y1, x2, y2, color)
- 座標(
x1
,y1
)と座標(x2
,y2
)を結ぶ線を色color
で描きます。
- 座標(
rect(x1, y1, x2, y2, color)
- 座標(
x1
,y1
)を左上の頂点、座標(x2
,y2
)を右下の頂点とする長方形を色color
で塗りつぶします。
- 座標(
newpage()
- 以降の描画命令を次のページのものとして扱います。
setpage(page)
- 以降の描画命令を指定したページのものとして扱います。
自動で適したサイズに拡大・縮小されます。
なお、プログラム終了前に必ず finish()
を呼ぶ必要があります。
Color::BLACK
Color::WHITE
Color::GRAY
Color::RED
Color::GREEN
Color::BLUE
Color::new(r, g, b)
で新しく定義することもできます。
生成されたHTMLファイル (result.html
) をブラウザで開きます。
ローカルサーバ等を立てる必要はありません。
MIT