[opencv python]画像アスペクト比を維持したウィンドウ表示

[OpenCV/Python]画像アスペクト比を維持したウィンドウ表示

説明

namedWindowの第2引数にWINDOW_NORMALというフラグを付与することで，ユーザからウィンドウサイズを変更することができるようになります．さらに，WITH_QT=ONの場合のみですが，画像アスペクト比を維持してウィンドウ表示するためのフラグWINDOW_KEEPRATIOが使用できるようになります．

これらのフラグを併用することで，ユーザのウィンドウサイズ変更に追従してアスペクト比を維持した画像表示を行うことができます．

詳細は公式APIドキュメントの説明を参照ください．

サンプルコード

import cv2
import sys

if __name__ == "__main__":
    img = cv2.imread("lena.jpg", cv2.IMREAD_UNCHANGED)

    if img is None:
        print("Failed to load image file.")
        sys.exit(1)

    cv2.namedWindow("image", cv2.WINDOW_KEEPRATIO | cv2.WINDOW_NORMAL)
    cv2.imshow("image", img)
    cv2.waitKey(0)
    cv2.destroyAllWindows()

備考

筆者は以下の環境で動作確認しました．

• OpenCV 3.0.0
• Python 3.4.3 64bit